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2006-11-30創価学会の歴史と確信4 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

創価学会の歴史と確信4

【そうかがっかいのれきしとかくしん】

大聖人の御出世は、われわれごとき無知な悪人に大御本尊を拝ませてやるという一大因縁なのである。ゆえに、大聖人の教えに随順して、世に最高唯一の大御本尊様を子として、弟子として家来として拝することは、無上の大果報である。

ゆえに、世人に先だってこの因縁を知りえたわれわれは、御本尊様の功徳を悩める衆生に伝える使命をもっている。

われも拝み、人にも拝ませるようにつとめ、善きにつけ、悪しきにつけ、世のなかがいかになろうとも、世界人類幸福のために、自分も拝み、他にも拝ませなければならない。

私達は無知な人々をみちびく車屋である。迷っている人があれば車に乗せて大御本尊様の御もとへ案内していくのが、学会の唯一の使命である。

宝の山にはいって宝をとるかとらないかは、その人の信心の結果であって、ただ宝の山たる大御本尊様へ案内するのが、われわれ学会の尊い使命なのである。

宗教によって名誉を欲するのではない。まして新興の宗教屋のごとき金もうけを目的とするものでないことなど、いまさら申し上げるまでも無い。

ただ目前のご利益を望み、真の大聖人の功徳を知りえないならば、まことに不覚といわなければならない。

最近にいたって、百人にもおよぶ指導員ができて、ともに同志として、広宣流布に邁進できることになったのは、まことによろこばしく思っているしだいである。

以上のように、学会活動は消極的であったことは、否まれないのである。しかるに、日本の国は滅びかけている。日本の民衆は、悩みに悩んでいる。学会は当然、立たなければならないのである。

学会再発足のとき、立正佼成会も同じく小さな教団として、やっと息をついていたのは、自分達のよく知っているところである。しかるに、七か年の時を経過して、かれは大なる教団となって邪教の臭気を世にばらまいている。

大聖人の真の仏法を奉持して邪宗ののさばるにまかせているのは、だれの罪かと私は自問した。「これは創価学会を率いる者の罪である」と自答せざるを得ないのである。

また自分は文底独一の教理を説いていると深く信じているが、教本には文上法華経を用いている。この二つの罪は、御本仏の許すべからざるものである。

私は大難をうけたのである。立つべき秋(とき)に立たず、つくべき位置につかず、釈迦文上法華経をもてあそぶ者として、大謗法の罪に私は問われたのである。ありがたや、死して無間地獄疑いなき身が、御本尊の功徳はありがたく、現世に気づくことができたのである。

私は、悩みに悩みとおしたのである。理事長の位置を矢島氏にゆずり、敢然と悩みのなかに突入したのであった。「転重軽受法門」のありがたさ、「兄弟抄」の三障四魔のお言葉のありがたさに、泣きぬれたのであった。

兄弟抄の御おおせには、

「其の上摩訶止観の第五の巻の一念三千は今一重立ち入たる法門ぞかし、此の法門を申すには必ず魔出来すべし魔競わずは正法と知るべからず、第五の巻に云く『行解既に勤めぬれば三障四魔紛然として競い起る乃至随う可らず畏(おそれ)る可らず之に随えば将に人をして悪道に向わしむ之を畏れば正法を修することを妨ぐ』等云々、

此の釈は日蓮が身に当るのみならず門家の明鏡なり謹んで習い伝えて未来の資糧とせよ」(御書全集1087頁)

以上の法門を身に読ましていただいた私は、このたびは路上において「霊山一会の大衆儼然(げんねん)として未だ散らず」して、私の身のなかに、永遠のすがたでましますことと、拝んだのであった。私は歓喜にもえたのである。私は証のありしだい敢然立つことを決意したのである。

昭和267月10日

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2006-11-29創価学会の歴史と確信3 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

創価学会の歴史と確信3

【そうかがっかいのれきしとかくしん】

その取調べにたいして、同志が、みな退転しつつあることを知ったのであった。歯をかみ締めるような情けなさ。心のなかからこみ上げてくる大御本尊のありがたさ。私は一生の命を御仏にささげる決意をしたのであった。敗戦末期の様相は牢獄のなかまでひびいてくる。食えないで苦しんでいる妻子の姿が目にうつる。私は、ただ大御本尊様を拝んで聞こえねど聞こえねばならなぬ生命の力を知ったがゆえに、二千遍の唱題のあとには、各々に百遍の題目を回向しつつ、さけんだのである。

「大御本尊様、私と妻と子との命を納受したまえ。妻や子よ、なんじらは国外の兵の銃剣にたおれるかもしれない。国外の兵に屈辱されるかもしれない。しかし、妙法の信者戸田城聖の妻として、また子と名のり、縁ある者として、霊鷲山会に詣でて、大聖人にお目通りせよ。かならず厚くおもてなしをうけるであろう」

毎日、唱題と祈念と法悦の日はつづけられるとともに、不思議や、判事の私の憎むことを山より高く、海よりも深き実情であった。法罰は厳然として、彼は天台の一念三千の法門の取調べになるや、重大な神経衰弱におちいり、十二月十八日より三月八日まで一行の調書もできず、裁判官を廃業してしまったのである。

牧口先生いじめ軽蔑し、私を憎み、あなどり、同志を裏切らせた彼は、裁判官として死刑をうけたのである。阿弥陀教の信者の立場で私ども同志を裁いた彼は、無間地獄まちがいなしと信ずるものである。

不思議は種々につづいたが、結局、七月三日に、私はふたたび娑婆へ開放されたのであった。帰ったときの憤りは、御仏にあらずんば知るあたわざるものがあった。創価学会のすがたはあとかたなく、目にうつる人々は御本尊を疑い、牧口先生を恨み、私を憎んでいるのである。

幹部は、一人となく退転し、強く広宣流布を誓った自分ながら、空爆のあとの焼け野原に立って孤独を感ずるのみであった。

私は、まず大法流布に自重して時を待った。そしてまず、法華経哲学を説いたのであった。これがまた大謗法になることは、後において実証せられたのであるが、自分としては再建の第一歩であったのである。そのとき、まず、創価学会員のうち六名の諸氏が、駆けつけたのであった。それ以後、日蓮正宗の教義および、大御本尊の偉大な法力・仏力を再教育し、いかなる難に出会うとも、退転することなき強き信念を植え付け、信心の正しきありかたを教え、折伏こそ大聖人の御意志であることを知らしめたのである。

昭和二十一年の秋には、創価学会の再建はひとまず諸についたかたちとなったが、いまだ人材はそろわず、信力弱く、学力は低く、とうてい一国広宣流布の大旗は掲げられなかったのである。ゆえに、折伏行を第一義の訓練にはいり、初信者をただお寺へ案内するだけの弱い折伏の姿であった。

第四回の総会に私がいいました如くである。今一度、そのときのことばを引用するが、いまだ大確信のこもったものでないことは、読者にはよくわかることと思う。

日蓮大聖人様から六百年余年、法燈連綿と正しくつづいた宗教日蓮正宗である。もっとも完全無欠な仏法が正宗なのである。

この仏法こそ、私達を真に幸福にみちびいてくれる宗教であることを、私たちは日夜身をもって体験しているのである。世界の文化がいくら発達しても、国と国とのもつ間柄が道徳を無視して、実力と権力闘争の世界では、けっして人類の真の幸福は無い。不幸にして原子爆弾による戦争が起ったならば、世界の民族は崩壊の道をたどる以外ない。このときに日本国に厳然として存在している人類の破滅を阻止しうる偉大な宗教が、日蓮大聖人によって与えられているのであると確信する。

毎朝、御観念文に拝するごとく、主師親の三徳をそなえられていらっしゃる大聖人を、われわれごとき者が拝することのできるのは、真にもったいないしだいである。われわれは大聖人の家来であり、子であり、弟子なのである。そして宇宙の仏様であらせられる大聖人の家来、子、弟子となれることは人生の大因縁なのである。しかも開示悟入の大聖人の因縁である。

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2006-11-28創価学会の歴史と確信2 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

創価学会の歴史と確信2

【そうかがっかいのれきしとかくしん】

日本の国は、軍部にひきずられて妙な考え方になっていた。国内が思想的に乱れるのを恐れ、宗教の統一を図ろうとくわだてた。天照大神を拝んで神風を吹かしてもらうと言い出したのである。天照大神を拝まないものは国賊であり、反戦思想であるとしていた。日本始まって以来、初めて国をあげて天照大神への信心である。

天照大神とて、法華経守護の神である。法華経に祈ってこそ天照大神も功力をあらわすのである。しかるに、文底独一の法華経を拝まず、天照大神だけを祈るがゆえに、天照大神の札には魔が住んで、祈りは宿らず、一国を狂人としたのである。しかも、

御開山日興上人は御遺文にいわく「檀那の社参物詣を禁ず可し」

とおおせである。

この精神にもとづいて牧口会長は「国を救うのは日蓮大聖人のご真意たる大御本尊の流布以外にはない。天照大神を祈って、何で国を救えるものか」と強く強く言いだされたのである。

当時、御本山においても、牧口会長の、宗祖および御開山のおきに忠順に、どこまでも、一国も一家も個人も、大聖の教義に背けば罰があたるとの態度に恐れたのである。信者が、忠順に神棚をまつらなければ、軍部からどんな迫害がくるかと、御本山すら恐れだしたようである。

昭和十八年六月に学会の幹部は登山を命じられ、「神札」を一応は受けられるように会員に命ずるようにしてはどうかと、二上人立ち会いのうえ渡辺慈海師より申し渡された。御開山上人の御遺文にいわく、「時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構え之を用う可からざる事」この精神においてか、牧口会長は、神札は絶対に受けませんと申し上げて、下山したのであった。しこうして、その途中、私に述懐して言わるるには、「一宗が滅びることではない、一国が滅びることを、嘆くのである。宗祖聖人のお悲しみを、恐れるのである。いまこそ、国家諫暁(かんぎょう)の時ではないか。ないを恐れているのか知らん」と。まことに大聖人の御金言は恐るべく、権力は恐るべきものではない。牧口会長の烈々たるこの気迫ありといえども、狂人軍部は、ついに罪なくして罪人として、ただ天照大神をまつらぬという「とが」で、学会の幹部二十一名が投獄されたのである。このとき、信者一同の驚き、慌て方、御本山一統の慌てぶり、あとで聞くもおかしく、見るも恥ずかしき次第であった。

牧口、戸田の一門は登山を禁ぜられ、世をあげて国賊の家とののしられたのは、時とはいえ、こっけいな者である。また、投獄された者どもも、あわれであった。事業のつぶれる者、借金取りにせめられる者、収入の道なく食えなくなる者等続出して、あとに残った家族も、悲嘆にくれたのである。このゆえに、まず家族が退転しだした。疑いだした。これは、確信でなく、教学に暗いゆえであった。投獄せられた者も、だんだんと退転してきた。

意気地のない者どもである。勇なく、信が弱く、大聖人を御本仏と知らぬ悲しさである。名誉ある法難にあい、御仏のおめがねにかないながら、名誉ある位置を自覚しない者どもは退転したのである。大幹部たる二十一名のうち十九名まで退転したのである。

会長牧口常三郎理事長戸田城聖、理事矢島周平の三人だけが、ようやくその位置に踏みとどまったのである。いかに正法を信ずることは、難いものであろうか。

会長牧口常三郎先生は、昭和十九年十一月十八日、この名誉の位置を誇りながら栄養失調のため、ついに牢死したのであった。

私は牧口会長の死を知らなかった。

昭和十八年の秋、警視庁で別れを告げたきり、たがいに三畳一間の独房に別れ別れの生活であったからである。二十歳の年より師弟の縁を結び、親子も過ぎた深い仲である。毎日、独房のなかで、「私はまだ若い。先生は七十五歳でいられる。どうか罪は私一人に集まって、先生は一日も早く帰られますように」と大御本尊に祈ったのである。

牧口先生の先業(せんごう)の法華経誹謗の罪は深く、仏勅のほどはきびしかったのでありましょう。昭和二十年一月八日、投獄以来一年有半に、「牧口は死んだよ」と、ただ一声を聞いたのであった。

独房に帰った私は、ただ涙に泣きぬれたのであった。

ちょうど、牧口先生の亡くなったころ、私は二百万遍の題目も近くなって、不可思議の境涯を、御本仏の慈悲によって体得したのであった。その後、取調べと唱題と、読めなかった法華経が読めるようになった法悦とで毎日暮らしたのであった。

陸の海賊jd陸の海賊jd2009/02/15 23:03初めまして、陸と申します^^
1・8が気になりここに辿り着きました。

そして今更に読ませて頂きました。
日蓮大聖人、牧口先生、戸田先生、
そして池田先生の大確信の叫びが
僕の命に突き刺さってきます。

これからも、更にこの確信を深めるために
もっともっとここで勉強させて頂きます。
何卒宜しくお願いします。
今後とも益々のご活躍期待してます。

ポイッ!! (ノ´・ω・)ノ ⌒【☆:*:・おつかれさま・:*゚☆】

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2006-11-27創価学会の歴史と確信1 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

創価学会の歴史と確信1

【そうかがっかいのれきしとかくしん】

創価学会が、初代会長牧口常三郎先生に率いられて、大法弘通のためにたたれたときは、罰ということを正宗信者が忘れていたときである。牧口先生は罰論をもって大法を弘通せんとし、内外にこれを説いて、あらゆる難にあったのである。罰論を説くのは、日蓮正宗の教義に背く者として攻撃した僧侶すらあったのである。牧口先生は、敢然として法罰の恐ろしさ、法罰厳然たるを説いてゆずらずして、ご一生を終わったのである。

御本尊様は偉大な力がおありになる。罰なくして大利益があるわけがない。子を叱る力のない父が、子に幸福を与えられない。御本尊様をじっと拝んでみよ。「若し悩乱せん者は頭七分に破れん」との御本尊様のおおせが聞こえないか。御本尊様が罰をおおせではないか」、とは先生の持論で、私も先生の持論は正しいと思う。之に反対する者は、大御本尊様の威力を信じないものであり、これこそ釈迦仏法のやさしい慈悲のすがたのみをあこがれる文上仏法のやらかしで、日蓮正宗の正流ではない。

私もかさねてこれをいうが、御本尊の向かって右の御かたらわに「若し悩乱せん者は頭七分に破れん」としたためられている。これが、罰論でなくてなんであろう。向かって左の御かたらわを拝せば「供養することを有らん者は福十号に過ぎん」と、これはご利益をくださるとの御おおせではないか。

利益と罰は、われわれ日常の真実の生活であり、価値生活の全体である。この尊いことを忘れておって、牧口先生が之を説くや、おどろきあわてた連中のすがたは、いま思い出してもこっけいのきわみである。そして、いまごろになって昔から知っていたような顔をしている悪侶もあるのには驚くのである。今日に至って、尚、これを思い出さない愚侶もいるのには、驚くというより無知を悲しむものである。

聖人御難事に大聖人の御仰せにいわく、

過去現在の末法の法華経の行者を軽賤する王臣万民始めは事なきようにて終にはほろびざるは候はず」(御書全集11190頁)

大法に背く者に厳然と罰ありとの御聖訓ではないか。だれが、これを否定いたしましょうぞ。

否定することは謗法であり、悪人、愚人の証明となるのではないか。また、

大聖人の御仰せには「大田の親昌・長崎次郎兵衛の尉時綱・大進房が落馬等は法華経の罰のあらわるるか、罰は総罰・別罰・顕罰・冥罰・四候、日本国の大疫病と大飢渇(けかち)と同士討ちと他国よりせめらるるは総罰なり、疫病(やくびょう)は冥罰なり、大田等は現罰なり別罰なり、各々獅子王の心を取り出だして・いかに人をおどすともをづる事なかれ」(御書全集1190頁)と。牧口先生は、この御抄のお心を心として、脅しも怖じず、驚かず、法罰を説いて内外の難を被ったのである。

時あたかも、わが国は太平洋戦争に直面し、国をあげて修羅の巷に突入したのである。牧口会長は、この大戦争の間に、強く大聖人の御精神を奉戴(ほうたい)して、国家の悪思想たる天照大神を拝むということに対立したのであった。時の軍部は、蒙古襲来のとき、神風が天照大神によって吹いたと言う歴史にだまされていたのであった。

国家が謗法の行為をなすことを知らず、大聖人の教えを聞こうとせず、語ろうともせず、かつ、御本仏大聖人の祈りによって神風が吹いたことは、知らなかったのである。米国デューイ哲学により、日本軍部は低級な邪義である神道論によって、一国の精神統一を図った。勝敗は物量だけの問題でなく、すでにこのことによって定まっていたのである。かれらが敗戦とともに、狂人的になることは、どうすることもできないことであった。

高級な仏教哲学は、敗戦すべきことを教えていたのであるが、その大切な教理である大聖人の御遺文すら焼き捨てようとかかったのである。軍部の偉大なる権力狂人刃物で、民衆はおどされるままにふるえあがって、バカのように天照大神の神札を拝むことは、正宗の精神に反すると、きびしく会員に命ぜられたのである。

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2006-11-26木絵二像 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

木絵二像

【もくえにぞう】

木像・絵像のこと。木画とすることもある。ネット教学部で特に個別に詳述する必要はないと思われるので、御書『木絵二像開眼之事』にならい、便宜上木絵二像とした。


釈尊滅後、弟子も含めた衆生永遠不滅に存在する釈尊に憧憬の念を抱き、仏の骨(舎利)を釈尊として崇めたが、これは限りがあり、接することが出来る者に限りがあるため、仏の形像を木像にしたり、絵にしてこれを釈尊として扱った。一種の法体である。


しかしながら、この二像と生身(在世)を拝する時、功徳に勝劣があるかといえば、『大瓔珞経』では生身の釈迦には劣ると論じられている。仏の特徴を要略した(いずれも現実にはありえない爾前の応身の姿として)三十二相のうち、梵音声(ぼんのんじょう)、即ち声が木像にも絵にも表現されないからである。


文字によって仏の悟りや威光を表現しなければ成仏出来ない所以である。


大聖人が(方便として)一体仏の仏像造立を門下に認められている御書は、

『善無畏三蔵抄』(881頁)、『真間釈迦仏御供養逐状』(950頁)、『四条金吾釈迦仏供養事』(244頁)、『日眼女造立供養事』(287頁)


また一尊四士(釈迦+四菩薩)二尊四士(釈迦・多宝+四菩薩)の造立を許可されていたとされる御書として、『唱法華題目抄』(1頁)、『四菩薩造立抄』(987頁)があげられ、


伊豆流罪の折りに得られた仏像を所持されたことが拝される御書として、

清澄寺大衆中』(893頁)、『神国王御書』(1516頁)、『忘持経事』(976頁)等があげられる。


日顕が随身仏を所持し、入浴時以外大切に携行していたとの元奥番の証言があるが、これが大聖人の行躰次元を大きく異にし、まして法体の広布完成後の今日、謗法である事は否めない。

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2006-11-25北京政府 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

k-esu20061125

北京政府

【ぺきんせいふ】

中華人民共和国首都北京におかれた人民大会堂を代表とした中国共産党の諸行政府、機関。中国政府


池田先生1968年の学生部総会で、「日中国交正常化提言」を行った時に用いられた呼称で、今日は用いない。これは、当時、まず日中間に国交が存在せず、文化大革命の渦中にあった中国は所謂西側である我が国から見れば赤いヴェ−ルにつつまれた大国として危機感を持つ(実際に渡航出来るたのも関係悪化前の日本共産党関係者か一部の学者学生)国内的雰囲気で中国政府を一般的に呼ぶことと、更に(現在存在する)台湾政府中国政府は認めていなかった(このことは冷戦時、特に重大であった)為、台湾政府国民党政権蒋介石)等と政治的枠組みの中にカテゴライズする目的で使い分けをして呼んだ慣例があった為と思われる。



提言から38年経った今日中国政府台湾政府から、池田先生にさまざまな顕彰がなされるのは、先生思想が如何に巨大であり、かつ大国である中国が正視眼で先生を評価しているか、そして当時の提言や構想が遠大であっかを物語っているのであり、一部にある金員を用いて顕彰を買っているというのは甚だしき誤解である。

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2006-11-24阿私陀仙人 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

阿私陀仙人

【あしだせんにん】

カビラエ(迦毘羅衛、釈迦誕生の国)の五通を得た仙人で、釈迦の相を占い、もし在家であれば転輪王となって四天下を統治し、もし出家すれば一切智を成ずるだろうと予言したとされている。

むむ?むむ?2006/11/25 04:37カビエラ国?
カビラエのまちがいでは?

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2006-11-23悪魔・魔民 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

悪魔・魔民

【あくま・まみん】

「薬王菩薩本事品第二十三」にある文。末法においては悪魔・悪神が便りを得て競いおこり世を乱して仏法を妨げるだろうとの意。悪魔には殺者・奪命・破壊(はえ)と訳す。魔民は魔界の衆生、または悪魔の眷属の衆生をいう。また天・竜・夜叉といった主に八種類の、人間以外の動物生物で本来仏法守護の作用をもたすものが仏法が隠没の時にかえってひとびとに害をもたらす為、魔民に入る。

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2006-11-22玄義 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

玄義

【げんぎ】

天台の著した書。『法華玄義』(全10巻)のこと。

妙法蓮華経の題目の奥義を、「名・体・宗・用・教」の五重玄義により分析・解明した書。

「名」玄義とはそのものの名前。

「体」玄義とはその当体。

「宗」玄義とはその性質。

「用」玄義とはその働き・作用。

「教」玄義とはその影響力。

をいい、万物には全て五重玄がそなわっているとした。

『法華玄義』で天台は、『如来神力品第二十一』で、「結要付嘱」に関して、

如来一切所有法」を名玄義

如来一切秘要蔵」を体玄義

如来一切甚深事」を宗玄義

如来一切自在神力」を用玄義

「皆此経」を教玄義

に約し、妙(名)法(体)蓮(宗)華(用)経(教)と釈した。

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2006-11-21師子比丘 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

師子比丘

【ししびく】

師子比丘尊者とも。付法蔵第23の鶴勒那から法を受け継ぎ※ケイヒン国で弘教したか、檀弥羅(だんみら)王の迫害にあい、斬首された。


付法蔵伝』には、釈尊涅槃の後に、仏法を相伝された最後の24番目の師子比丘が悪王に頸を斬られて、以後仏法を相伝する人は絶えると予言しているとされる。


禅宗では、「教外別伝・不立文字」の邪義を立てた祖師禅の慧能が24人で途絶えたはずの相伝者が28人(祖)いるとした。これは、開祖、達磨大師を付法蔵の系列に加えたいがために(師子比丘から達磨まで相当時代に開きがあるため)、途中に婆舎斯多・不如蜜多・般若多羅の三人を差し入れ、禅を正当の付法蔵の嫡流として、達磨を28祖と偽作した。

※迦湿弥羅(かしゅみら)国、カシミ−ル地方の旧称。ケイヒンは、訛り。

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2006-11-20付法蔵伝 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

付法蔵伝

【ふほうぞうでん】

全六巻。中国・北魏の吉枷夜・曇曜共訳。『付法蔵因縁伝』、『付法蔵経』ともいう。釈尊滅後のインド仏教を付法伝承した24人の事蹟・因縁について記述したもの。

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2006-11-19等覚已還の大薩埵 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

等覚已還の大薩埵

【とうかくいかんのだいさった】

別教で立てる五十二位のうち、等覚以下の大菩薩のこと。「等覚」は菩薩の最高位だ、五十二位の修行では五十一番目にあたる。

この菩薩の五十二位は、大きく、十(信・住・行・回向・地)と五十の位があり、別教ではそれらを順次進み、等覚位に至り、五十二番妙覚位に進み完了する。

十信は未だ見思惑を断じていないため、「退位」の位であり、十住から十行の間は大分信心が定まってくるので、「不退位」となる(退転の恐れがなくなる)。また、十行から十回向の間ではあらかたの煩悩解脱した「見思・塵沙惑を断ずる菩薩」ちなり、十地から等覚にかけては、ほぼ、三惑(見思・塵沙・無明惑)を断ずる菩薩とされ、理論上は、最後の妙覚位に至って、無明を断じ尽くした仏と別教では認識されている。

さて、等覚已還の大薩埵ということはどういうことかといえば、例えば、釈尊の脇士である普賢菩薩や文殊師利菩薩一往過去世において悟りを開いて仏となっているのではあるが(上の五十二位でいうと妙覚位の仏)、釈尊の当時の教化を助ける為に、敢えて等覚位に還って菩薩の姿を衆生に示した。この状態を「等覚已還」という。

菩薩とは菩提薩埵(さった)とも、薩埵ともいうので、大薩埵とは大菩薩のことをいう。

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2006-11-18絶待妙・相待妙 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

絶待妙・相待妙

【ぜったいみょう・そうたいみょう】

法華経が他の諸経と比較して妙であるとするとき、五重の相対等をもちいて論じられる範疇を相待妙といい、またあらゆる経文は、もとを辿れば法華経の経文の精神から出発している、或は法華経に至ってその経文を振り返ればその経の精神が理解できるか、法華経なくしては、その経文だけでは経の本当の精神は解けないし、理解出来ないものを絶待妙という。

四信五品抄」(342頁)に、妙楽の釈を引かれて、『「法華の文心を出して諸教の所以を弁ず」云々』とあり、この釈は絶対妙を述べられた部分である。

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2006-11-17竜女 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

竜女

【りゅうにょ】

沙蝎(正しくは立へん)羅竜王娘。提婆達多品第十二では、八歳の竜女が、文殊師利菩薩教化を受け、速やかに菩提心を発して法華経の会座に詣で、南方無垢世界に行き、即身成仏の現証を示したとされる。

元来、爾前教や小乗では、女性仏教を受け入れる能力がないので、五つの障害を有するので、非器五障ともいわれた。また即身成仏を頓覚成道ともいわれる。

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2006-11-16性悪の法門 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

性悪の法門

【しょうあくのほうもん】

本有の真如、または仏性、悪が本来備わっているとする天台が立てた法門。この説に沿って言えば、仏は修悪はないが、性悪はあると考えられる。これは、仏は、性悪を断じていない為に、末法の本未有善の衆生に対して、その機縁に応じて(やや逆説的に言えば)悪を発し、しかも悪に染められることなく悪を自在に制御し駆使して一切衆生を救済すると説いている。

また仮に性悪を断じているとすると、基本的に六道の娑婆世界で衆生を導いていくことは出来ないとも言える。

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2006-11-15破和合僧 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

破和合僧

【はわごうそう】

仏法上、絶対に破ってはならないとされる、五つの大罪(殺父・殺母・殺阿羅漢・出仏身血・破和合僧

五逆罪)の一つ。もと僧俗(出家在家)の協調、或は役割の明分化を前提として、共に広布へむけて一致団結することに対するあらゆる魔(特に国家権力)を指したが、平成2年以降は、この戸田先生の講演のように、「僧」の本来の意義を学会が担ってきたことが明確になったので、日顕はじめ反逆者をさす。

昭和2811月22日中央大学講堂での第9回本部総会(秋季総会)午後の部における戸田会長の講演から。

「さて、今、柏原君の話した中に、破和合僧という問題があるんです。破和合僧ということは、これはですね、和合僧を破るということです。和合僧とはなんぞや、という問題なんです。

僧というものは、社会を指導し、社会の苦しみを救っていく人格をもって僧とするんです。袈裟・衣を着るをもって僧の資格としたのは釈迦であり、その後の仏法界の貴徳でありました。

姿のうえにおいては、あっ、お坊さんがいねえから、あ、ひとつ言わねば…。言ったら口がまた悪いんだ。坊主の悪口ばっかり言ってっから、これ、風邪がなかなか治んねえ。(咳払い)

心の中では互いに憎しみ、互いにスキをうかがいながら、あたかも猫が鼠をねらうが如き姿を持ちながら、形の上において法衣をまとうといえども僧とは私は認めない!!

学会の組長、班長、地区部長、支部長が、自弁でもって、泣きの涙で一切の人のために働いている姿こそ僧なのですよ。(大拍手

この結合を破る者は必ず罰ある(の)です。

やってごらんなさい!!!(と激昂)それじゃ、やってみれば一番先にわかる!!

学会に反対し、学会の悪口をいいたけれゃ、どんどん言ってごらんなさい!!

君らが、ここに集まった人が全部言ったかって、そんなことに驚く戸田じゃありませんから!!!(大拍手

そんな弱い心でもって広宣流布の誓いは戸田は絶対立てておりません!!

破和合僧とは、仏法上の哲理においていえば、学会をもっていうことができるんですよ!!坊主じゃないですよ!!

次に異体同心ということばが出ましたが…(以下 略)」

真の僧とは、僧形をしていることではなく、現実に人々を救うために粉骨砕身している学会員活動家であると明言されていること、さらに心の中で学会憎悪し、猫が鼠をねらうがごとく和合僧たる学会の切り崩しをねらっている形ばかり法衣をまとう者に対して激怒される戸田先生。さらに破和合僧を誡めることができるのは、仏法哲理の上で、学会であって坊主では断じてないとこれまた明言されている戸田先生。このことは、宗内に、すでに、学会の落ち零れを集めて檀徒作りの動きがあったこと、それに対して、戸田先生怒り獅子吼をされている。

また午前中は来賓の僧侶が壇上にいたが、午後は帰ってしまつていなくなっていることも話の流れから推測することができる。この時代、こんなにハッキリと坊主批判を明言されているというのは大変なことであった。

なお、昭和592月11日刊行の「戸田城聖全集 第4巻」に収録されている該当部分、当時の宗門を刺激しないよう相当大きく略されてはいるものの、この講演の主旨は伝えられている。

「さて、今柏原君の話のなかに、破和合僧とあったが、僧とは社会を指導し、人を救う資格をもつのが僧である。心中ではたがいに憎しみ、猫が鼠をうかがうようなのは、形は法衣をまとっても僧ではなく、いまの学会の組長、班長が、一生懸命でいっさいの人のために働いている姿こそ、真の僧といえるのである。この結合を破るものには、かならず罰がある。

うそだと思ったら、やってみたまえ。和合僧とは、仏法上の哲理をもってすれば、学会のことである。

異体同心ということばをよく聞くがこのことはまちがってはいけない。…(以下 略)」

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2006-11-14大石寺歴代上人 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

大石寺歴代上人

【だいせきじれきだいしょうにん】

日蓮正宗富士大石寺静岡県富士宮市)では、管長・住職のこと。

大聖人にならって「日号」というあたまに「日」をつけて呼称する。これらの歴代は、前任の住職より認定された上、所定の手続きを経て(血脈附法の相承の儀によって法を附嘱されて)68世の今日に至るとの教義であるが、客観的に考えても、はたしてどこまで信頼出来るのか疑問はある。

信徒は慣例で法主とか、更に丁寧に御法主上猊下と呼ぶ。

以下、

代 寂年月日(一部不明) 特記・事蹟等

宗祖 日蓮大聖人   弘安5.10.13     末法の御本仏

2祖 日興(にっこう)上人 正慶2.2.7      僧宝

3祖 日目(にちもく)上人 正慶2.11.15     一閻浮提の御座主

4世 日道(にちどう)上人 暦応4.2.26  

5世 日行(にちぎょう)上人 応安2.8.13  

6世 日時(にちじ)上人 応永13.6.4  

7世 日阿(にちあ)上人 応永14.3.10  

8世 日影(にちえい)上人 応永26.8.26  

9世 日有(にちう)上人 文明14.9.29    「化儀抄」等著者

10世 日乗(にちじょう)上人 文明4.11.2

11世 日底(にってい)上人 文明4.4.7  

12世 日鎮(にっちん)上人 大永7.6.24  

13世 日院(にちいん)上人 天正17.7.6  

14世 日主(にっしゅ)上人 元和3.8.17  

15世 日昌(にっしょう)上人 元和8.4.7

16世 日就(にちじゅ)上人 寛永9.2.21  

17世 日精(にっせい)上人 天和3.11.5     要法寺系 

18世 日盈(にちえい)上人 寛永15.3.7  

19世 日舜(にっしゅん)上人 寛文9.11. 

20世 日典(にってん)上人 貞享3.9.21  

21世 日忍(にちにん)上人 延宝8.9.4

22世 日俊(にっしゅん)上人 元禄4.10.29

23世 日啓(にっけい)上人 宝永4.11.14   

24世 日永(にちえい)上人 正徳5.2.24   

25世 日宥(にちゆう)上人 享保14.12.28  

26世 日寛(にちかん)上人 享保11.8.19    「六巻抄」著者

27世 日養(にちよう)上人 享保8.6.4  

28世 日詳(にっしょう)上人 享保19.8.25

29世 日東(にっとう)上人 元文2.12.2  

30世 日忠(にっちゅう)上人 寛保3.10.11 

31世 日因(にちいん)上人 明和6.6.14   

32世 日教(にっきょう)上人 宝暦7.8.12 

33世 日元(にちげん)上人 安永7.2.26  

34世 日真(にっしん)上人 明和2.7.26   

35世 日穏(にちおん)上人 安永3.7.3   

36世 日堅(にっけん)上人 寛政3.10.3  

37世 日琫(にっぽう)上人 享和3.5.26   

38世 日泰(にったい)上人 天明5.2.20   

39世 日純(にちじゅん)上人 享和1.7.30 

40世 日任(にちにん)上人 寛政7.8.25  

41世 日文(にちもん)上人 寛政8.8.14  

42世 日厳(にちごん)上人 寛政9.7.11  

43世 日相(にっそう)上人 文化2.12.3   

44世 日宣(にっせん)上人 文政5.1.7  

45世 日礼(にちれい)上人 文化5.5.8 

46世 日調(にっちょう)上人 文化14.1.17

47世 日珠(にっしゅ)上人 文化13.9.22  

48世 日量(にちりょう)上人 嘉永4.5.29

49世 日荘(にっそう)上人 文政13.5.8  

50世 日誠(にちじょう)上人 天保7.5 

51世 日英(にちえい)上人 明治10.7.9  

52世 日霑(にちでん)上人 明治23.6.24  

53世 日盛(にちじょう)上人 明治25.6.25

54世 日胤(にちいん)上人 明治13.6.2  

55世 日布(にっぷ)上人 大正8.3.4        国柱会幹部を大御本尊に目通りさせる謗法を犯す

56世 日応(にちおう)上人 大正11.6.15  

57世 日正(にっしょう)上人 大正12.8.18

58世 日柱(にっちゅう)上人 昭和3

59世 日亨(にちこう)上人 昭和32.11.23  

60世 日開(にちかい)上人 昭和18.11.23  

61世 日隆(にちりゅう)上人 昭和22.3.24

62世 日恭(にっきょう)上人 昭和20.6.17    終戦間際に焼死

63世 日満(にちまん)上人 昭和26.1.7  

64世 日昇(にっしょう)上人 昭和32.10.1    戸田先生の発願により、学会常住本尊を書写

65世 日淳(にちじゅん)上人 昭和34.11.17

66世 日達(にったつ)上人 昭和54.7.22  

(附法を自己申告)

67世 日顕(にっけん)  生存中          僭聖増上慢

68世 日如(にちにょ) 当代、生存中

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2006-11-13創立75周年記念本部・海外最高協議会 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

創立75周年記念本部・海外最高協議会

【そうりつななじゅうごしゅうねんきねんほんぶさいこうきょうぎかい】

昨年の創立の月に指導された、創立80周年へ向けての万端の準備と、万代の弟子に対する万感の期待を込めた、協議会戸田先生の御指導、古今の偉人の箴言・哲学思想を通し、真の平和世界の構築・実現に向けての甚深の御指導と拝される。

以下、

創立75周年記念本部・海外最高協議会でのSGI会長のスピーチ〔上〕

••• 大勝利の創立の日 ありがとう

••• 共に元気に! 大満足の人生を飾れ

••• 創立80周年へ 不滅の創価城の構築を

─•─ 人材はほめて伸ばせ! ─•─

•• 皆の意見に耳を傾けよ 納得の対話から新たな発展が

【SGI会長のスピーチ】

 1.大勝利の創立75周年、おめでとう! (大拍手

 広宣流布の伸展は、皆さま方の「努力」と「忍耐」と「勇気ある闘争」によって、勝ち得たものである。

 日蓮大聖人が、どれほど賞讃しておられることか。

 また、大聖人の仏法を広宣流布していく私どもを、二祖・日興上人も、三祖・日目上人も、そして十方世界の仏菩薩も、どれほど讃嘆し、強く深い守護をしてくださることか。

 それは、経文に照らし、御書に照らし明確である。

 妙法を弘める我々が、不幸になることは絶対にない。最後は必ず勝つ仏法である。

 それを強く確信していただきたい(大拍手)。

◆ 同志の幸福こそ

 一、恩師の戸田先生はよく言われていた。

 「私は、学会員幸福になればいいのだ。わが同志の幸福こそ、私の願いである」と。

 私も恩師と「同じ心」で生きてきた。

 そしてまた、「死身弘法」の皆さま方に、ただただ頭(こうべ)を垂れ、御本尊に皆さま方のご健康、ご長寿、ご多幸を祈り続けている。

 この一年も、幾多の困難を乗り越えながらの大闘争、本当にご苦労さまでした。

 広宣流布のための労苦は、すべてが、満足の中の大満足と変わる。

 日蓮大聖人は、人間にとっての究極の満足とは、「一生成仏」であると教えておられる。

 我々は「成仏の直道(じきどう)」をまっすぐに進んでいるのである。

 ともあれ、次の目標は、学会創立80周年(2010年)である。

 ともに元気に、ともどもに学会歌を歌いながら、堂々たる不滅の創価城を構築してまいりたい。

 そしてまた、ともどもに「一生成仏」という“最高の所願満足の山”を見事に登攀(とうはん)してまいりましょう! (大拍手

 1.今月2日、本部幹部会の席上、私は、全同志とともに、「プーシキン金メダル」を拝受した。

 うれしいことに、ロシアをはじめ、国内外のプーシキンを愛する方々からも、祝福のお便りを多数いただいている。

 ロシア国民詩人であり、「近代文学の父」「詩歌(しいか)の太陽」と讃えられるプーシキンは謳った。

 「この世を飾るのは、友情のみ。

  友情なくして、喜びはない」

 私たちは、世界に真の友情を結んでいる。

 プーシキンは、こうも語っている。

 「当然、人には、家柄を超える尊厳がある。

  つまり、人格の尊厳である」

 人間の「自由」と「尊厳」を高らかに謳い上げたプーシキンの詩には、人格の光があり、温もりがある。

 それゆえに、今もなお、ロシアの民衆に深く愛されてやまないのであろう。

 1.文豪トルストイは、プーシキンを「我々の教師」と讃えている。

 また、19世紀ロシアの著名な文芸評論家ベリスキーは、プーシキンを「何百万もの人々を潤すボルガ川」にたとえた。

 今回、来日されたシードロフ委員長も、このボルガ川の沿岸で生まれ育った方であった。

 プーシキンをこよなく愛する同委員長は、本部幹部会に集った創価の友の喜々とした姿に触れて、「太陽よ万歳! 闇よ消えよ! 」とのプーシキン言葉を贈ってくださった。

 そして、「偉大な詩人は、あたかも創価運動を予見していたかのようであった」とまで言ってくださったのである。

会館を飾る写真

 一、さらに、同委員長とともに来日されたファトクーリン書記から、一通の書簡をいただいた。

 この書簡には、モスクワの「中央芸術家会館」において、私の「自然との対話」写真展を開催したいとの旨が記されていた(大拍手)。

 同会館は、ロシアの“心臓部”であるクレムリンに向かい合って立つ“芸術の宝城”である。

 同書記によれば、年間300件以上の展示会を開催し、年間約100万人が鑑賞に訪れるという。

 素人である私の写真に対し、まことに、身に余る要請をいただいた。

 私が写真を始めたのは、ある方からカメラをいただき、そのご厚情にお応えして、写真を撮ったことが、きっかけだった。

 また、学会会館の中を飾るのに、絵は高くて、すべての会館に置くわけにはいかない。

 かといって壁に何もないのでは、あまりに殺風景であろう。

 それならば、写真を置いてはどうかと思い、寸暇を見つけては、目にした自然光景などを撮影するようにしてきたのである。

 このようにして始めた私の写真が、海外の皆さんの目に触れて、相互理解や文化の親善につながるならば、これ以上の喜びはない。

•麗(うるわ)しき友情の劇

 1.さてプーシキンは、1799年6月、モスクワの貴族の家に誕生した。

 開設されたばかりの英才教育の学園に、1期生として学んだ。

 彼が、生涯、この母校を愛し、同窓の友情を大切にしたことは、よく知られている。

 若き日、プーシキン圧政を批判する詩を発表したことで、都を追われる。その後、6年間にわたって追放生活を余儀なくされている。

 その追放先に、数人の同窓の友が危険を顧みず、はるばる駆けつけ、プーシキンを励ました麗しき友情の劇は、馥郁(ふくいく)たる薫りを放っている。

 彼は、その深き友情に感謝をこめて、謳った。

 「おお友だちよ」「君のこえはながい眠りのなかから心の火をよびさました。わたしは喜びに胸をみたされ運命をたたえた」(金子幸彦訳『プーシキン詩集岩波文庫

 その後もプーシキンは、権力による検閲や周囲の誹謗中傷などと戦い続けた。

 その闘争のなかで、世界文学に輝く不滅の傑作を残していったのである。

 主な作品に、韻文(いんぶん)形式の小説『エヴゲーニー・オネーギン』、歴史小説『大尉の娘』、史劇『ボリス・ゴドゥノフ』などがある。詩作は800編以上にのぼる。

 プーシキンの心は、毅然としていた。

 彼は、「よこしまの力のゆえにこの世に高い地位をたもつ悪者やうつけ者(=愚か者)の運命をうらやむことなく」(同)とも綴っている。

 悪党どもの運命の行く末は、惨(みじ)めな敗北に決まっているからだ。

 さらに、プーシキンは言った。

 「思想がなければきらびやかな表現も何の役にも立たない」(川端香男里訳「評論」、『プーシキン全集5』所収、河出書房新社

 同じように、思想のない、哲学のない、信念のない人間は、どんなにきらびやかに身を飾ろうとも空しいものだ。

 私たちは、妙法という最高の思想、最高の哲学に基づいた、最高に尊い人生を歩んでいる。そのことを誇りとしてまいりたい。

ブラジル広布45周年を讃嘆

 一、きょうは、遠くブラジルGIの首脳も出席してくださっている。

 ブラジル広宣流布の栄光の45周年、まことに、おめでとう! (大拍手

 本当に、よく頑張ってくださった。

 ブラジルGIは今、あらゆる面で大発展している。

 すべてはブラジルの同志のおかげである。

 サンパウロ近郊に広がるブラジルGI自然文化センターも、皆さまの真心で素晴らしく整備されているとうかがっている。うれしいことである。

 また、アマゾン中流域のマナウス市近郊に開設されているアマゾン自然環境研究センターにも、各界から高い評価が寄せられている。

 <本年7月には、同センター環境保全の取り組みなどを讃えて、マナウス市に、SGI会長の名前を冠した州立「池田大作高校」が設立されることが発表された>

 アマゾン ── 世界の憧(あこが)れの地である。私も、いつの日か訪問できることを、楽しみにしている。

••≪ブラジル文学の巨星≫

    ── 海よりも強いもの それは民衆

    ── 人民の叫びはどんな声よりも強力

◆ 勝利の大叙事詩

 一、ブラジル文学界の巨星で、私たちSGIの深い理解者であられたジョルジェ・アマード氏は、誇り高く「民衆」を讃え、「人民」を謳い上げた。

 「海よりも強いもの、それは民衆である」

 「民衆は毎日 詩の新しい奇跡を、英雄心の新しい奇跡をつくり出す」(神代修訳『希望の騎士 革命プレステス』弘文堂新社。以下同じ)

 さらにアマード氏は綴っている。

 「われわれは人民がいつも真実を求め、真実を旗じるしにしようとするのを知っている。

 また人民の真の指導者人民によって鍛えられた人たちは、圧制者の仮面にだまされはしない」

 「人民の叫び声はどんな叫び声よりも強力である」

 その通りである。

 ブラジルGIの45年、そしてわが創価学会の75年の歴史は、最も気高く、最も強き民衆の勝利の大叙事詩であると宣言したい(大拍手)。

 偉大な存在 ── それはひとえに、広宣流布に邁進する学会員である。

 ブラジルにおいても、わが尊き同志の貢献に賞讃が絶えない。

 今月も、サンパウロ州など各地で、11・18「創価学会創立記念日」の意義を刻む「慶祝議会」が盛大に開催される予定である。

 また、このほど、ブラジルの名門バイア・カトリック経済大学から、光栄にも私に対して、同大学の第1号となる「名誉博士号」の決定通知が届けられた(大拍手)。

 すべては、尊き社会貢献の活動を広げゆくブラジルの同志への絶大なる信頼の賜(たまもの)であり、賞讃の証(あかし)にほかならない。

 貴国の皆さま方に重ねて心から感謝申し上げたい(大拍手)。

 1.ブラジルの文豪アマード氏はまた、こうも綴っている。

 「いつわり仮面をかぶった者たちは、苦しめられ、卑劣な甘言の手がさしのべられると、すぐに脱落してしまうことだろう」

 広宣流布の途上にあっても、仮面をかぶった卑劣な輩が、退転し、弓を引いていったことは、ご存じの通りだ。

 そしてアマード氏は、「幸福とは正義を理解すること」であり、「(幸福とは)勇気や品格のある生活のなかにある」と洞察している。

 まさに、たゆみなく学会活動に勇み舞いゆかれる皆さま方の人生の英姿であるといってよい。

 アマード氏が、ひときわ讃えたのは、苦悩にも毅然として立ち向かい、冷静に、そして妥協を許さず進んでいく“庶民の母”であった。

 “この母の喜びこそが民衆の喜びである” ── こうアマード氏は結論している。

 母は偉大である。

 母は勇敢である。

 母は聡明である。

 母は正義である。

 その母たちが幸福に輝いていってこそ、平和希望の園が広がるのだ。

••• 婦人部の皆様ありて広宣流布は盤石!

••• 創価の女性幸福あれ

   ── 11・12「部の日」を祝福 ──

   ── 女子部は“希望太陽”と輝け ──

•••信心の志高く!

 1.日蓮大聖人は、懸命に信心を貫く女性門下たちを、こよなく大切になされた。

 大聖人は、乙御前(おとごぜん)の母に対して、鎌倉からはるばる大聖人のもとへ訪れたことについて、こう書き送られている。

 「日蓮が流されたのは、わけあってのことですが、(女性の身で、これまで足を運んでくださったあなたの姿にふれると、私が流されたのは)“あなたの厚い御志があらわれるためであったのか”と、ただありがたく思うばかりです」(御書1222ページ、通解)

 乙御前の母は、女手一つで娘を育てながら、勇気ある信心を貫いた。

 その健気(けなげ)な母の求道に対して、大聖人は、あなたの尊い信心が現れるために、私は流されたのだろうか、とまで言われ、最大に讃えられたのである。

 わが創価学会が、この75年間、あらゆる「三障四魔」を勝ち越えて、大勝利の前進を重ねることができたのも、すべて、難に怯(ひる)まず、真剣に戦い抜いた婦人部の皆さまのおかげである。

 崇高なる広宣流布の母たちに、あらためて心からの感謝を捧げたい(大拍手)。

◆ 会合の運営は絶対無事故で!

 1.11月12日は「女子部の日」である。

 女子部の皆さんは、創価の希望太陽である。

 女性が輝き、伸び伸びと進んでいる組織は強い。勢いがある。

 聡明に、楽しみながら、希望幸福スクラムを広げていっていただきたい。

 女子部の皆さん、いつも本当にご苦労さま。尊い青春の日々を、どうか健康で、無事故で! と申し上げたい。

 1.13日には、わが先駆の九州青年部が、「青年・躍進の年」に先駆けて、アジア青年平和友情総会を行う。

 恩師・戸田先生から「東洋広布」を託された全九州の誉れの友が、沖縄青年部と手を携(たずさ)え、アジアの友と心を通わせて、ベートーベンの「歓喜の歌」を歌い上げる。

 晴れやかな大成功を、皆で祈りたい。

 <13日、九州沖縄の各中継会場を結んで、10万人による「歓喜の歌」が高らかに響きわたった>

 一、壮年、婦人の皆さんは、真剣に戦う青年をほめ讃えていただきたい。次の時代を担うのは青年である。

 また、会合の責任者には、ともかく「絶対無事故」をお願いしたい。全員で心を合わせて祈ることだ。

 「絶対無事故」が、当然である。事故を起こせば、だれも得をしない。同志も皆、悲しむ。

 特に、大きな会合の場合は、細心にも細心の注意を重ねて、完壁な運営をお願いしたい。

•祈り抜いて最高の手を打て

 1.どうしたら、理想の組織をつくり上げることができるか。

 その急所は何か。

 それは、リーダーが成長することだ。手を打つ人間が、人の何十倍も苦しみ、題目をあげて、考え抜くことである。

 会合でいい話をすることも大事だ。だが、それだけでは人は動かない。

 一対一で語り、心がつながってこそ、徐々に大回転が始まっていく。

 改革は必要である。しかし、安直に進めれば、かえって、混乱をもたらす場合もある。

 だからこそ、現場の声を聞くことだ。皆が納得して進んでいけるよう、よく打ち合わせ、対話を重ねることである。

 とくに、若くしてリーダーになったならば、皆の意見に謙虚に耳を傾けねばならない。

 苦労しなければ、人の心はわからないものだ。

 また、挑戦の心を失えば、硬直した官僚主義に陥(おちい)ってしまう。

 格好はいいが、血が通わない。慈愛がない。思いやりがない ── そういうリーダーであったならば、皆がバラバラになってしまう。

 「皆、大変ななか、本当によく戦ってくださっている」 ── そう感謝する心があるか。ともに戦い、同苦する心があるかどうかである。

 どうしたら、皆が安心して広布へ進み、勝利と幸福をつかんでいけるか ── その一点を、私は祈り、全魂を注いできた。

 そこに呼吸を合わせなければ、師弟は「不二」でなくなる。

 決して上から押しつけるのではなく、皆から「よくやってくれた」と言われる名指揮を、よろしくお願いしたい。

 何でも言える雰囲気が大事である。そういう組織が伸びる。

 立場が上であるほど、自分から皆の話を聞いて、一つ一つ応えていかねばならない。疲れるかもしれないが、それが指導者責任であるからだ。

 何も言えないような雰囲気では、最低の組織である。

 そうならないために、まずリーダーが真剣に、一生懸命、戦う。たゆみなく人間革命していくのだ。これを心に刻んでいただきたい。

••≪米ハーバード大教授

   ── 学会の開かれた対話の精神21世紀世界宗教規範

   ── 対話を閉ざした日顕宗には重大な誤りが

宗教は「社会的使命」を果たせ

 1.私は現在中国思想研究第一人者であるハーバード大学教授のドゥ・ウェイミン博士と、連載対談を続けている。<月刊誌「第三文明」に『対話の文明』を連載>

 ドゥ・ウェイミン博士は、「儒教文明」を代表する知性として、世界を舞台に活躍されている。

 私との対談で博士は、地球社会平和を築くうえで、宗教が極めて重要な役割を担うと展望されている。

 それでは、21世紀の「世界宗教」の要件とは、いったい何か。

 博士がその一つとして挙げられたのは、「地球共同体幸福に対する責任を担っていく」努力の有無である。

 宗教者は、自身の教団をめぐる関心にとどまらず、文化的な見識を備え、社会のあり方に関心を持たねばならない。

 そして、社会に積極的に関わっていく「公的知識人」として行動することが求められる、というのである。

 この観点から博士は、私たちの「平和・文化・教育」の運動を高く評価してくださっている。

 学会は、「個人幸福」を勝ちとるとともに、「社会的使命」を誠実に、そして厳然と果たしてきた。ゆえに、世界から信頼を勝ち得てきたのである。

•結びつける言葉

 1.さらに博士は、これからの宗教リーダーは、「二つの言葉」に通じていなければならないと指摘されている。

 この「二つの言葉」とは何か。

 一つは、「同じ信仰を持つ人々を結びつける言葉」である。

 つまり、内部の連帯と交流に必要な言葉であり、信仰上の指導や励ましなどが、これに当たるといえよう。

 幹部である皆さま方は、接する一人ひとりに安心と確信、そして希望を贈る「指導の達人」「激励の名人」であっていただきたい。

 御書を拝しても、日蓮大聖人は、どれほど門下を讃嘆しておられることか。真剣に戦う女性、年配者、青年を、それはそれは、こまやかに賞讃し、激励されている。

 たとえば、佐渡に流罪された大聖人のもとへ、危険を顧みず供養を届けられた千日尼に対しては、「いつの世にか忘れることができましょう。(日蓮の)母が佐渡の国に生まれ変わっておられるのでしょうか」(御書1313ページ、通解)と、感謝と讃嘆の心を伝えておられる。

 真心と誠意のこもる「ほめ言葉」をかけていくところに、喜びの波動が広がる。

 あの厳格な戸田先生も、広宣流布に戦う最前線の同志を、最敬礼して讃えられた。

 「皆さまの信心のおかげです」「ごとごとく皆さんのおかげだ」「あなたがたへのご褒美は、御本尊が、きちんとくださいますよ」等々、声を惜しむということがなかった。

 ある時には、教学部の友に「実によくやってくれた。何よりも誇りに思います」と声をかけておられた。

 きょう一日、何人の人に温かな声をかけ、ほめることができるか。

 ここに、指導者重要な使命がある、と強調しておきたい。

世界市民言葉

 1,さて、ドゥ博士が訴える、宗教指導者が持つべき「二つの言葉」のもう一つは何か。

 それは、「世界市民としての言葉」である。

 信仰組織内部に閉ざされるのではなく、開かれた心で、社会へ、世界へ、あらゆる人々と対話を交わしていくことである。外にどんどん打って出て、勇敢に対話を広げ、理解と共感を深めていくことだ。

 広宣流布は、外交戦であり、渉外戦である。

 この点でもドゥ博士は、創価学会の「開かれた対話」の精神を讃えてくださっている。

 一方、日顕宗は「対話を閉ざした」ところに重大な誤りがあったとも分析されている。

 「創価学会が行われている、普遍性に根ざす宗教の実践と、人類の存続を脅かす諸問題への真剣な取り組みとの往復作業は、非常に貴重です」

 これが、博士の深く温かな理解である。

•自らの大地を深く掘り下げよ

 1.さらにドゥ博士は「地涌の菩薩」の生命観に深く共感され、こうも語られている。

 「『地涌』とは、自らの生きる大地を拒絶してはいけない、自らの大地を深く掘り下げよ、そこに新たな意義を見いだせ、と教えているのではないでしょうか」

 「どのように社会が乱れていようとも、自らに内在する仏性を信じ、自らの努力によって、人間は、より良く生きることができるのだ、ということを示唆していると言えましょう」

 さらに博士は述べている。

 「地涌の菩薩は、自ら悟ればそれでよし、とはしません。自らの悟り思想を人びとと分かち合い、広めていくのです」

 「ここに、自己実現社会への奉仕という、一見、異なる生き方を融合した、中道生き方があります」

 私たちの「地涌の菩薩」の生き方に、断じて行き詰まりはない。

 見た目や格好ではない。わが内なる仏の生命を、燃えあがらせ、戦うことである。

 どうか、世界の最高峰の知性も讃えてやまない、この「地涌の菩薩」の誇りも高く、創価の世界から離れることなく、威風堂々と使命の連帯を拡大していっていただきたい。

 1.きょうはアメリカ創価大学ハブ学長も同席されているが、ドゥ博士は、アメリカ創価大学に大きな期待を寄せてくださっている。

 私との対談のなかでも、「学問の専門化や細分化が顕著な現代にあって、『全体性』と『専門性』を兼ね備えた教育を行うアメリカ創価大学の試みは、非常に意義深く、重要であると思います」と語っておられる。

 これからも私は、創価教育の総仕上げとして、アメリカ創価大学の発展に全魂を注いでいく決心である(大拍手)。

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創立75周年記念本部・海外最高協議会でのSGI会長のスピーチ〔下〕

••• さあ前進! 青年の心で!「行学の二道」を生き生きと

••• 先頭を走れ! ともの心に理想の炎を 若き力で時代を開け

••≪ナポレオン≫「私は仕事限界を知らない」

【SGI会長のスピーチ】

 一、学会創立75周年を祝福し、全国の同志が、連日のように信濃町学会本部を訪れてくださっている。

 私は本当にうれしい。

 「遠いところ、大変にご苦労さま! 」「いつもありがとう! 」と、最大に感謝申し上げます。

 この75周年を一つの節目(ふしめ)として、学会本部周辺をはじめ、各地の会館の整備を順次、進めていく予定である。すべて、未来のためである。

 待望の創価女子会館も明年、完成する。

 学会会館は「幸福の城」であり、「人間性のオアシス」である。

 ここに来ると、ほっとする。希望がわく。勇気がみなぎる ── 皆さまに、そう思っていただけるような、立派な「創価の宝城(ほうじょう)」としてまいりたい(大拍手)。

 また、学会本部をはじめ、各地の会館等では、多くの方々が、昼夜を分かたず、運営や警備に尽力してくださっている。

 この席をお借りして、最大の敬意と感謝をお伝えしたい。

 これから、ますます寒くなってくる。どうか風邪などをひかれないように、十分に注意していただきたい。

•世界最高の教学が学会の誇り

 1.今月の20日には「教学部任用試験」が行われる予定である。

 「求道の心」輝く受験者の皆さまには、「真剣な教学への取り組み、本当にご苦労さま! 」と申し上げたい。

 また、ともに学び合い、受験者の激励に当たってくださっている先輩の方々にも、心から感謝いたします。

 日蓮大聖人は「法華行者逢難事(ほっけぎょうじゃほうなんじ)」で、弟子たちに、こう仰せである。

 「おのおの互いに、(この法門について)読み、聞いていきなさい。

このような末法の濁った世にあっては、互いに常に語り合って、いつも後世(ごせ)を願っていきなさい」(御書965ページ、通解)

 この御聖訓の通りの実践が、学会の教学運動である。

 戸田先生は、高らかに叫ばれた。

 「創価学会の一つの誇りとするところは、世界最高の教学を持っていることだ」

 「学会がここまできたのも、真剣な御書講義と研鑚があったからだ。教学が広布の根源である。だからこそ、全魂を教学に傾けてきたのだ」

 「創価学会の使命は、広宣流布の推進にある。

 そのためには、教学の振興が大事である」

 先生は、幹部にも常々、こう語られていた。

 「疲れ切った時にこそ、御書を拝読していけ! たとえ一行でも、二行でもよい。御書を拝して、自らの境涯を、もう一歩、開くのだ」

 私は、創立75周年の意義深き任用試験の無事故と大成功を、真剣に祈っている。

 どうか、今回の任用試験を契機として、全リーダーが「行学の二道」に、いよいよ励んでいただきたい(大拍手)。

◆大難を越えて

 1.きょう11月11日は、日蓮大聖人が「四度の大難」の一つである「小松原(こまつばら)の法難」に遭(あ)われた日である。

 文永元年(1264年)のこの日、大聖人は、10人ほどの弟子たちとともに、安房天津(あわ・あまつ)の領主であった門下の工藤吉隆(くどうよしたか)の屋敷に向かっておられた。

 夕刻、大聖人の一行が東条郷(とうじょうのごう)の松原大路(まつばらおおじ=現在千葉県鴨川市)にさしかかった時のことである。

 地頭の東条景信(とうじょうかげのぶ)が率いる、武装した多数の暴徒が襲いかかってきた。

 その数は、御書に「数百人」(1498ページ)と記されている。

 当時、念仏の強信者であった東条景信は、念仏を徹底して破折する大聖人に対して、深い怨嫉(おんしつ)を抱(いだ)いていた。

 また景信は、この地の荘園の領主の妻である大尼と領地を巡って争った際、大聖人が大尼に味方をしたことで、敗北を喫したことがあった。景信は、このことでも大聖人を恨んでいたのである。

 この襲撃で、大聖人は、左手骨折され、額に大きな刀傷を負われた。

 弟子の鏡忍房(きょうにんぼう)は打ち殺され、駆けつけた工藤吉隆も重傷を負って殉難したといわれている。

 壮絶な大難であった。

 「小松原の法難」から1カ月後、大聖人は、門下の南条兵衛七郎(なんじょうひょうえしちろう=南条時光の父)に、こう書き送っておられる。

 「(敵が)射る矢は降る雨のようであり、打つ太刀は稲妻のようであった。

 弟子一人は即座に討ち取られ、二人は深手を負った。私も斬られ、打たれ、もはやこれまでというありさまであったが、どうしたことであろうか、討ちもらされて、今まで生きている。

 いよいよ法華経の信心を増すばかりである。

 法華経第四の巻には『しかもこの経は仏の在世でさえ、なお怨嫉が多い。ましてや仏の滅度の後においては、なおさらである』とあり、第五の巻には『一切世間に怨嫉が多くて信じがたい』と説かれている」

 「(日本国に)法華経のために傷つけられる人は一人もいない。だから日本国の持経者は、いまだこの経文には符合していない。

 ただ日蓮一人こそ、この経文を身で読んだのである。『我身命を愛せず、ただ無上道を惜しむ』とは、このことである。

 ゆえに、日蓮日本第一の法華経の行者である」(同ページ、通解)

 生命におよぶ大難を乗り越えられた大聖人の大宣言であられた。

 一、私は、若き日に、大聖人の「不借身命(ふしゃくしんみょう)」「忍難弘通(にんなんぐつう)」の大闘争を学び、わが生命に刻みつけた。

 そして、広宣流布の大願に生涯を捧げ、師匠である戸田先生を守り抜くことを心に誓ったのである。

 「一切の魔の働きから、どうすれば師匠を守ることができるか」「どうすれば学会を守れるか」。そして、「どうすれば広宣流布を進めることができるか」 ── 私は、ここに一念を定めた。そして真剣に、具体的に祈った。

 祈りは具体的でなければならない。現実をどう変えるかという「具体性」がなければ、祈りは空転してしまうからだ。

•すべてをなげうって師を守った

 1.戸田先生の事業が苦境に陥った時も、私は先生を厳然とお守りした。これは、私の永遠の誇りである。

 あの時、先生のもとでお世話になっていた多くの人が「戸田馬鹿野郎! 」「タヌキ野郎! 」などと、口汚く罵(ののし)って去っていった。

 借金は膨大な額だった。剛毅な先生も、さすがに憔悴(しょうすい)しておられる時があった。

 私は、その先生を支えに支え、阿修羅のごとく働いた。事業の再建のために、昼夜の別なく奔走した。だれに対しても、誠実の行動を貫いた。

 私は当時、肺病を患っていた。体もつらかった。しかし、すべてをなげうって師のために戦い抜いた。

 師匠である先生を守ることが、学会を守ることであり、会員を守ることであると深く自覚していたからだ。

 そうしたなか、事業の交渉相手の中から「あなたは素晴らしい人だ」「あなたのためなら協力しよう」と言ってくれる人も現れた。言葉では言い尽くせない深いドラマがあった。

 また、あの「大阪事件」の際も、私は先生を徹して守り抜いた。

 事実無根の容疑で逮捕された私に、検事は“おまえが罪を認めなければ、戸田逮捕するぞ”と卑劣極まる恫喝(どうかつ)を加えてきた。

 当時、戸田先生は、かなり衰弱しておられた。万が一、逮捕されたなら命にもかかわる。

 私は、先生だけは絶対にお守りしなければならないと決意していた。そのために、いったんは自分が無実の罪を被ることを決めたのである。苦渋の決断であった。

 <後に、裁判でSGI会長無罪が確定した>

 戸田先生は、そうした私を深く深く信頼してくださった。“だれよりも信頼できるのは大作である” ── これが先生の思いであった。

••リーダーは苦労を求めよ

      ── 激闘の嵐が「真の人間」をつくる

•あらゆる苦難に打ち勝ってこそ

 一、私は、先生が構想し、言い残されたことは、すべて実現してきた。

 先生は勝った。先生幸福であった。弟子の戦いを心から喜んでおられる先生の姿が目に浮かぶ。

 師弟というものが、どれほど深く、尊い、永遠人間の道であるか。

 私は、戸田先生のもとで苦労し抜いた。「師弟不二」で戦い抜いた。だからこそ、今の私がある。

 当時の状況に比べれば、今は本当に恵まれている。

 もちろん、時代や環境は大きく違うかもしれない。しかし、自ら求めて苦労をしていかなければ、本当の指導者になることはできない。

 私は第三代の会長に就任してからも、あらゆる誹謗や中傷を一身に浴び、全同志の盾となり、学会の屋根となってきた。

 それこそ全身に槍傷(やりきず)、刀傷(かたなきず)を負うような時もあった。ふつうでは耐えられないほどの迫害、また迫害連続であった。

 それでも一歩も引かずに戦い抜いてきた。勝ち抜いてきた。だからこそ、今日の世界的な学会の発展がある。

 学会の一切を担い立つ人間には、あらゆる苦難や迫害に耐え抜く覚悟がなければならない。決して簡単に考えてはならない。

 厳しいようであるが、学会永遠の発展のために、あえて言い残しておきたい。

•広布の人生に「勝利の宝冠」

 1.私は現在、「ヨーロッパ科学芸術アカデミー」の会長であり、著名な心臓外科医であるウンガー博士と対談を進めている。

 博士との語らいでは、19世紀のオーストリアを代表する劇作家グリルパルツァーのことも話題になった。楽聖ベートーベンとも親交のあった人物である。

 グリルパルツァーは、戯曲のなかで、こう綴っている。「わたしは一つの罪を知っている。その罪の黒さにくらべれば、ほかの罪なぞはすべて百合花のように白く見えるほどだ。忘恩というのがその名だ」(実吉捷郎訳『ザッフォオ』岩波文庫

 どんな罪よりも重い罪 ── それが「忘恩」だというのである。

 戸田先生も、「恩知らずが、組織の中にのさばると、妙法の功徳は、毒に汚される。功徳が消えるだけでなくして、魔物が動き始める」と厳しく言われていた。

 グリルパルツァーは別の戯曲で、登場人物に語らせている。

 「高慢ちきというものは、ばったり落ちてしまうのじゃ」(中島清訳「オットーカール王の幸福と最期」、『世界戯曲全集』所収、近代社。

現代表記に改めた)

 学会のお世話になりながら、同志を見下し、反逆した「高慢ちき」な連中 ── そうした輩(やから)が皆、「ばったり落ちて」悲惨な末路を遂げていることは、皆さまもよくご存じであろう。

 グリルパルツァーは、戯曲で綴った。

 「この世では犯した罪が屹度(きっと)報いられる」

 「この世の中で、悪事が罰をうけずに済むものか! 」(相良守峯訳三部劇詩 金羊皮』岩波書店

 いわんや仏法においては、因果の理法は厳然である。

 ギリシャの著名な教育者であり、弁論家であったイソクラテスは、こう断じている。

 「死はすべてのものに運命の定めるところのものであるが、美しい死は高貴な人にのみ与えられる」(小池澄夫訳『イソクラテスス弁論集1』京都大学学術出版会)

 ともあれ、高貴な魂をもって、偉大な使命に生き抜いた人は、素晴らしい死を迎えることができる。

 広宣流布という大願に生き、人類幸福平和に尽くしゆく学会員の皆さまこそ、生命の永遠の「勝利の宝冠」を勝ち取る方々なのである(大拍手)。

•創立75周年を世界の識者が祝賀

 1.大聖人は、流罪された佐渡の地で、厳然と仰せになられた。

 「法華経の行者は、信心において退転することなく、身において詐(いつわ)り親しむことなく、一切、法華経にその身を任せて、仏の金言の通りに修行するならば、たしかに、来世はいうまでもなく、今世においても無事で寿命を延ばし、最高に勝れた大果報を得て、広宣流布の大願をも成就できるであろう」(御書1357ページ、通解)

 信心に退転なく ── 学会は、この御聖訓の通りに戦いきってきた。

 だからこそ、これほどの大果報を得、世界広宣流布の大願を成就してこられたのである。

 1.世界の識者も、学会の創立75周年を祝賀してくださっている。

 私が、ともに対談集を発刊した一人に、フランスの「行動する文化人」アンドレ・マルロー氏がいる。

 その良き伴侶であり、同志であられるマドレーヌ・マルロー夫人から、学会の創立の日を記念して、氏の直筆である貴重な手稿(しゅこう)をいただいた。珠玉の文化の至宝である。

 これは、フランス歴史に残る雄弁家であったマルロー氏が、第2次世界大戦後の激動の時代に行った演説のためのメモである。

 当時、氏は、ド・ゴールが結成した「フランス国民連合」の広報責任者として活躍していた。

 その氏が“フランスのより良き未来を開こう”と、烈々たる雄弁で、精神エスプリ)の結合を訴えたのが、この不滅の演説である。

 1948年(昭和23年)の4月26日パリの庶民の公会堂として有名なジャピー講堂で行ったものと推定される。

•マルローの叫び

 1.この手稿には、マルロー氏の叫びが凝縮されている。

 「いかなる偉大な業績も、ごくわずかな不撓(ふとう)の人々によって打ち立てられるものである。他の者たちは、なんとかなるだろうと考えている」

 胸を揺さぶらずにはおかない師子吼である。

 さらに、氏は、こう続ける。

 「我々は、変革を成し遂げなければならない。希望と不屈の意志によって。

 民衆の連合には、多くの人々を結合せねばならぬ。成功するためには、なおさらである」

 そして、氏は、同志たちに感謝をこめて、次のように呼びかける。

 「あなた方は、大変なときに、母国の正義を守り抜いた」

 「フランスの再建が実現した暁には、きょう、この場 ── ジャピー講堂に集った、あなた方のおかげであると讃えられるであろう。

 雪の中でも、(我々の主張を訴える)新聞を売っていった、あなた方のおかげであると」

 この氏の言々句々は、そのまま、平和正義と人道の「精神エスプリ)の戦い」を貫く創価の同志を絶讃する言葉となって、私の胸に響いてならない。

 とりわけ、聖教新聞の拡大に尽力してくださっている皆さま方、そして毎日また毎朝、聖教新聞を配達してくださっている「無冠の友」の皆さま方に、重ねて御礼を申し上げたい。

 北海道も、東北も、雪が降り始めた。

 どうか、体に気をつけて、「健康第一」「無事故第一」の使命の完走をお願いします!

••≪戸田先生≫ 滅びゆく人生になるな 伸びゆく人生であれ!

••≪アンドレ・マルロー氏は呼びかけた≫ 変革を成し遂げよ 希望と不屈の意志で

真実は雲を貫き太陽の如く輝く

 1.今年は、私がマルロー氏と最後に対談を行ってから30年になる。

 <語らいは、対談集『人間革命人間の条件』に結実(聖教ワイド文庫に所収)>

 氏は、ナポレオンに魅了されていた。

 私との対談でも、ナポレオンの話題になると、あの鋭い眼光をひときわ輝かせておられたのを思い出す。

 現在八王子東京富士美術館で行われている「栄光の大ナポレオン展」では、氏が編纂(へんさん)した『ナポレオン自伝』(小宮正弘訳、朝日新聞社)の中の言葉が、いくつも紹介されている。

 文化の業績に焦点を当てた、この展示の模様を知られたら、今は亡き氏が、どれほど喜んでくださることであろうか。

 ナポレオンは言う。

 「仕事こそ私の本領とするところだ。私は仕事をするように生まれついているのだ。私は自分の足の限界は知っていた。眼の限界も知っていた。しかし仕事となるとその限界はまるで知らなかった」(『ナポレオン自伝』から)

 この言葉を、私は、広宣流布の英雄の皆さまに謹んで捧げたい。

 あわせて、ナポレオンが、数々の誹謗に対して昂然(こうぜん)と言い放った言葉を、わが青年部に贈りたい。

 「真実は雲を貫き、太陽のように輝く。太陽のように、真実は不滅なのだ! 」(ラス・力ーズ編、小宮正弘訳『セント・ヘレナ日記抄』潮出版社から)

 1.御書には「日蓮の弟子の中に異体異心の者があれば、それはたとえば、城の内部の者が城を破るようなものである」(1337ページ、通解)と厳しく戒められている。

 広布の城を永遠ならしめるため、戸田先生は、昭和33年のご逝去の直前 ── 「3・16」の記念式典を終えられた直後に、肺腑(はいふ)をえぐるように強く言われた。

 「今後の学会は、くさった幹部を切らねばならない」

 正義のために戦わない。それどころか、私欲に狂い、尊き同志を苦しめる。こうした増上慢人間が出たことは、皆さんがご存じの通りである。

 広宣流布を破壊する「師子身中の虫」は、将来のために断じて打ち破らねばならない。

 仏法は勝負であるからだ。仏と魔との間断なき戦いである。

 また、先生は、よく、こう言われていた。

 「滅びるか、それとも伸びゆくか。人間も、団体も、二通りにわかれている。滅びゆく人生には絶対になるな! 伸びゆく人生であれ! 」

 信心は、無限に向上していくエンジンである。

 どこまでも「伸びゆく人生」のドラマを、晴れ晴れと綴ってまいりたい(大拍手)。

◆「ナポレオンならどうするか」と

 1.若きナポレオン世界史の表舞台彗星のごとく登場した時、彼の行くところ、「前進、また前進! 」の、みずみずしい息吹があった。

 戦いが窮地(きゅうち)に陥ると、自ら先頭に立って、皆を鼓舞し、勝利を切り開いた。

 「私とともに進め! 私の後に続け! 」と。

 戦いを終えると、彼は陣地を回って兵士たちをねぎらい、負傷兵をいたわり、皆と一緒に休んだ。

 皆と食事も一緒に分かち合った。

 兵士たちは、そんな彼を「小伍長(しょうごちょう)」のあだ名で呼び親しんだ。

 そこには上下という意識はなかった。古い権威や、虚栄とも、無縁だった。

 愛する祖国を守り、フランス革命の理想を確立しよう。そういう思いに、皆が燃えていた。

 第1次イタリア遠征では、兵士たちの「ラ・マルセイエーズ」(フランス国歌)の晴れやかな歌声が、アルプスの山々に響きわたったという。

 しかし、やがて、ナポレオンの隊列から、こうしたみずみずしい息吹も、一体感も、失われていく。

 ナポレオン自身が戦場を駆けめぐり、すべてを自分で判断して、細かく指令を出していた時は、まだよかったが、軍隊の規模が大きくなると、ナポレオンの目も全軍に行き届かない。

 だからこそ、「ナポレオンなら、どうするか」「ナポレオンの考えは、こうである」と自分の頭で考え、行動する「不二」の人間が必要だったのである。

 しかし、ナポレオンの命令通りに動けば勝利が手に入った将軍たちは、いつしか“自分で判断することができない”“指示を待って動く”という官僚主義に陥ってしまった。組織が硬直化していった。

 これが、ナポレオンの行き詰まりの大きな要因となった。

•••抑える」のではなく「育てよ」

 一、ナポレオンの栄光は、わずか20年であった。

 100年、200年と栄えていく組織をつくることが、いかに至難の事業であるか。

 いわんや、「末法万年尽未来際(まっぽうまんねんじんみらいさい)」の広宣流布に挑(いど)んでいるのが、創価学会である。

 戸田先生は強く訴えられた。

 「組織を陳腐化(ちんぷか)させてはならない。官僚主義で機械的に上がっていくような、また、そつなくやっていればいいというような、退嬰的(たいえいてき)、保守的な組織になってはいけない。

 人材が、どんどん抜擢(ばってき)されるような、生き生きとした組織でなければならぬ。

 学会は、人材で築かれた城なのだ。

 広宣流布を唯一の目的とする一つの生命体だ。

 そして日進月歩、つねに生々(せいせい)発展する生命そのものなのだ」

 今、各地で新しい人材が躍り出てきた。私は、本当にうれしい。

 次の世代がどうなるか ── これは、今のリーダー責任である。その決心の深さで決まる。

 絶対に、若い人を、上から抑えつけてはいけない。それでは、人は伸びない。この一点を、間違えたら怖い。

 「抑える」のではなく「育てる」のだ。

 後輩たちが「本当にお世話になった」「厳しかったけど、楽しかった」 ── そう思えるような良き先輩であっていただきたい。皆が「張りあい」をもって進めるよう、励まして励まし抜いていただきたい。

 今、人材を育てておかなければ、間に合わない。「次の50年」を担う青年の陣列を築き上げたい。どうか、よろしく頼みます!

 ともあれ、年配になっても、心まで老いてはならない。牧口先生戸田先生がそうであられたように、心は生涯、青年でなければいけない。

 いくら年を重ねても、「さあ、やろう! 」と気迫をもって進むのだ。

 命ある限り、「月月・日日」に、“広宣流布の生命体”である学会とともに、同志とともに、前進、また前進し続けていくことである。

 明年の「青年・躍進の年」とは、年配者も青年も一体になって、皆が青年の息吹で躍進していく一年であることを、朗らかに決議しあって、記念のスピーチとしたい。

 どうか、各方面、そして各国の偉大な同志に、創立75周年の大勝利の祝賀と感謝の心を、くれぐれも、よろしくお伝えください。

 きょうは、本当にありがとう! (大拍手

             


創立75周年記念本部・海外最高協議会

【そうりつななじゅうごしゅうねんきねんほんぶさいこうきょうぎかい】

昨年の創立の月に指導された、創立80周年へ向けての万端の準備と、万代の弟子に対する万感の期待を込めた、協議会戸田先生の御指導、古今の偉人の箴言・哲学思想を通し、真の平和世界の構築・実現に向けての甚深の御指導と拝される。

以下、

創立75周年記念本部・海外最高協議会でのSGI会長のスピーチ〔上〕

••• 大勝利の創立の日 ありがとう

••• 共に元気に! 大満足の人生を飾れ

••• 創立80周年へ 不滅の創価城の構築を

─•─ 人材はほめて伸ばせ! ─•─

•• 皆の意見に耳を傾けよ 納得の対話から新たな発展が

【SGI会長のスピーチ】

 1.大勝利の創立75周年、おめでとう! (大拍手

 広宣流布の伸展は、皆さま方の「努力」と「忍耐」と「勇気ある闘争」によって、勝ち得たものである。

 日蓮大聖人が、どれほど賞讃しておられることか。

 また、大聖人の仏法を広宣流布していく私どもを、二祖・日興上人も、三祖・日目上人も、そして十方世界の仏菩薩も、どれほど讃嘆し、強く深い守護をしてくださることか。

 それは、経文に照らし、御書に照らし明確である。

 妙法を弘める我々が、不幸になることは絶対にない。最後は必ず勝つ仏法である。

 それを強く確信していただきたい(大拍手)。

◆ 同志の幸福こそ

 一、恩師の戸田先生はよく言われていた。

 「私は、学会員幸福になればいいのだ。わが同志の幸福こそ、私の願いである」と。

 私も恩師と「同じ心」で生きてきた。

 そしてまた、「死身弘法」の皆さま方に、ただただ頭(こうべ)を垂れ、御本尊に皆さま方のご健康、ご長寿、ご多幸を祈り続けている。

 この一年も、幾多の困難を乗り越えながらの大闘争、本当にご苦労さまでした。

 広宣流布のための労苦は、すべてが、満足の中の大満足と変わる。

 日蓮大聖人は、人間にとっての究極の満足とは、「一生成仏」であると教えておられる。

 我々は「成仏の直道(じきどう)」をまっすぐに進んでいるのである。

 ともあれ、次の目標は、学会創立80周年(2010年)である。

 ともに元気に、ともどもに学会歌を歌いながら、堂々たる不滅の創価城を構築してまいりたい。

 そしてまた、ともどもに「一生成仏」という“最高の所願満足の山”を見事に登攀(とうはん)してまいりましょう! (大拍手

 1.今月2日、本部幹部会の席上、私は、全同志とともに、「プーシキン金メダル」を拝受した。

 うれしいことに、ロシアをはじめ、国内外のプーシキンを愛する方々からも、祝福のお便りを多数いただいている。

 ロシア国民詩人であり、「近代文学の父」「詩歌(しいか)の太陽」と讃えられるプーシキンは謳った。

 「この世を飾るのは、友情のみ。

  友情なくして、喜びはない」

 私たちは、世界に真の友情を結んでいる。

 プーシキンは、こうも語っている。

 「当然、人には、家柄を超える尊厳がある。

  つまり、人格の尊厳である」

 人間の「自由」と「尊厳」を高らかに謳い上げたプーシキンの詩には、人格の光があり、温もりがある。

 それゆえに、今もなお、ロシアの民衆に深く愛されてやまないのであろう。

 1.文豪トルストイは、プーシキンを「我々の教師」と讃えている。

 また、19世紀ロシアの著名な文芸評論家ベリスキーは、プーシキンを「何百万もの人々を潤すボルガ川」にたとえた。

 今回、来日されたシードロフ委員長も、このボルガ川の沿岸で生まれ育った方であった。

 プーシキンをこよなく愛する同委員長は、本部幹部会に集った創価の友の喜々とした姿に触れて、「太陽よ万歳! 闇よ消えよ! 」とのプーシキン言葉を贈ってくださった。

 そして、「偉大な詩人は、あたかも創価運動を予見していたかのようであった」とまで言ってくださったのである。

会館を飾る写真

 一、さらに、同委員長とともに来日されたファトクーリン書記から、一通の書簡をいただいた。

 この書簡には、モスクワの「中央芸術家会館」において、私の「自然との対話」写真展を開催したいとの旨が記されていた(大拍手)。

 同会館は、ロシアの“心臓部”であるクレムリンに向かい合って立つ“芸術の宝城”である。

 同書記によれば、年間300件以上の展示会を開催し、年間約100万人が鑑賞に訪れるという。

 素人である私の写真に対し、まことに、身に余る要請をいただいた。

 私が写真を始めたのは、ある方からカメラをいただき、そのご厚情にお応えして、写真を撮ったことが、きっかけだった。

 また、学会会館の中を飾るのに、絵は高くて、すべての会館に置くわけにはいかない。

 かといって壁に何もないのでは、あまりに殺風景であろう。

 それならば、写真を置いてはどうかと思い、寸暇を見つけては、目にした自然光景などを撮影するようにしてきたのである。

 このようにして始めた私の写真が、海外の皆さんの目に触れて、相互理解や文化の親善につながるならば、これ以上の喜びはない。

•麗(うるわ)しき友情の劇

 1.さてプーシキンは、1799年6月、モスクワの貴族の家に誕生した。

 開設されたばかりの英才教育の学園に、1期生として学んだ。

 彼が、生涯、この母校を愛し、同窓の友情を大切にしたことは、よく知られている。

 若き日、プーシキン圧政を批判する詩を発表したことで、都を追われる。その後、6年間にわたって追放生活を余儀なくされている。

 その追放先に、数人の同窓の友が危険を顧みず、はるばる駆けつけ、プーシキンを励ました麗しき友情の劇は、馥郁(ふくいく)たる薫りを放っている。

 彼は、その深き友情に感謝をこめて、謳った。

 「おお友だちよ」「君のこえはながい眠りのなかから心の火をよびさました。わたしは喜びに胸をみたされ運命をたたえた」(金子幸彦訳『プーシキン詩集岩波文庫

 その後もプーシキンは、権力による検閲や周囲の誹謗中傷などと戦い続けた。

 その闘争のなかで、世界文学に輝く不滅の傑作を残していったのである。

 主な作品に、韻文(いんぶん)形式の小説『エヴゲーニー・オネーギン』、歴史小説『大尉の娘』、史劇『ボリス・ゴドゥノフ』などがある。詩作は800編以上にのぼる。

 プーシキンの心は、毅然としていた。

 彼は、「よこしまの力のゆえにこの世に高い地位をたもつ悪者やうつけ者(=愚か者)の運命をうらやむことなく」(同)とも綴っている。

 悪党どもの運命の行く末は、惨(みじ)めな敗北に決まっているからだ。

 さらに、プーシキンは言った。

 「思想がなければきらびやかな表現も何の役にも立たない」(川端香男里訳「評論」、『プーシキン全集5』所収、河出書房新社

 同じように、思想のない、哲学のない、信念のない人間は、どんなにきらびやかに身を飾ろうとも空しいものだ。

 私たちは、妙法という最高の思想、最高の哲学に基づいた、最高に尊い人生を歩んでいる。そのことを誇りとしてまいりたい。

ブラジル広布45周年を讃嘆

 一、きょうは、遠くブラジルGIの首脳も出席してくださっている。

 ブラジル広宣流布の栄光の45周年、まことに、おめでとう! (大拍手

 本当に、よく頑張ってくださった。

 ブラジルGIは今、あらゆる面で大発展している。

 すべてはブラジルの同志のおかげである。

 サンパウロ近郊に広がるブラジルGI自然文化センターも、皆さまの真心で素晴らしく整備されているとうかがっている。うれしいことである。

 また、アマゾン中流域のマナウス市近郊に開設されているアマゾン自然環境研究センターにも、各界から高い評価が寄せられている。

 <本年7月には、同センター環境保全の取り組みなどを讃えて、マナウス市に、SGI会長の名前を冠した州立「池田大作高校」が設立されることが発表された>

 アマゾン ── 世界の憧(あこが)れの地である。私も、いつの日か訪問できることを、楽しみにしている。

••≪ブラジル文学の巨星≫

    ── 海よりも強いもの それは民衆

    ── 人民の叫びはどんな声よりも強力

◆ 勝利の大叙事詩

 一、ブラジル文学界の巨星で、私たちSGIの深い理解者であられたジョルジェ・アマード氏は、誇り高く「民衆」を讃え、「人民」を謳い上げた。

 「海よりも強いもの、それは民衆である」

 「民衆は毎日 詩の新しい奇跡を、英雄心の新しい奇跡をつくり出す」(神代修訳『希望の騎士 革命プレステス』弘文堂新社。以下同じ)

 さらにアマード氏は綴っている。

 「われわれは人民がいつも真実を求め、真実を旗じるしにしようとするのを知っている。

 また人民の真の指導者人民によって鍛えられた人たちは、圧制者の仮面にだまされはしない」

 「人民の叫び声はどんな叫び声よりも強力である」

 その通りである。

 ブラジルGIの45年、そしてわが創価学会の75年の歴史は、最も気高く、最も強き民衆の勝利の大叙事詩であると宣言したい(大拍手)。

 偉大な存在 ── それはひとえに、広宣流布に邁進する学会員である。

 ブラジルにおいても、わが尊き同志の貢献に賞讃が絶えない。

 今月も、サンパウロ州など各地で、11・18「創価学会創立記念日」の意義を刻む「慶祝議会」が盛大に開催される予定である。

 また、このほど、ブラジルの名門バイア・カトリック経済大学から、光栄にも私に対して、同大学の第1号となる「名誉博士号」の決定通知が届けられた(大拍手)。

 すべては、尊き社会貢献の活動を広げゆくブラジルの同志への絶大なる信頼の賜(たまもの)であり、賞讃の証(あかし)にほかならない。

 貴国の皆さま方に重ねて心から感謝申し上げたい(大拍手)。

 1.ブラジルの文豪アマード氏はまた、こうも綴っている。

 「いつわり仮面をかぶった者たちは、苦しめられ、卑劣な甘言の手がさしのべられると、すぐに脱落してしまうことだろう」

 広宣流布の途上にあっても、仮面をかぶった卑劣な輩が、退転し、弓を引いていったことは、ご存じの通りだ。

 そしてアマード氏は、「幸福とは正義を理解すること」であり、「(幸福とは)勇気や品格のある生活のなかにある」と洞察している。

 まさに、たゆみなく学会活動に勇み舞いゆかれる皆さま方の人生の英姿であるといってよい。

 アマード氏が、ひときわ讃えたのは、苦悩にも毅然として立ち向かい、冷静に、そして妥協を許さず進んでいく“庶民の母”であった。

 “この母の喜びこそが民衆の喜びである” ── こうアマード氏は結論している。

 母は偉大である。

 母は勇敢である。

 母は聡明である。

 母は正義である。

 その母たちが幸福に輝いていってこそ、平和希望の園が広がるのだ。

••• 婦人部の皆様ありて広宣流布は盤石!

邪宗邪宗2006/12/09 11:35バイアカトリック経済大学って、邪宗・不幸の源としているキリスト教系ではないですか。称号や名誉がもらえれば、そんなことはどうでも良いことなのですね。矛盾だらけ、ご都合主義。宗教とは名ばかりのマルチ団体ですね

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2006-11-12教育者最高会議 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

教育者最高会議

【きょういくしゃさいこうかいぎ】

200511月18日に行われた、創価一貫教育に携わる関係者に対する指導。ナポレオン戸田先生の御指導を通して、教育によって真の人間主義に立脚した人材群を如何に輩出するか述べられている。

 一、きょうは創価学園、創価大学、創価女子短期大学の代表の教育者の皆さん、ご苦労さま!

 創価教育の75周年、おめでとう! (大拍手

 今、東京富士美術館では「栄光の大ナポレオン展」が大盛況である。

 創立者として、関係者の皆さま、そして、ご来場くださった皆さまに、深く感謝申し上げたい。

 ナポレオンは、次の言葉を残している。

 「何人(なんぴと)にも教育を授けんとせるは、予が大なる希望の一なりき。予は学校を設け無料或は一般の人民が収入の範囲内にて支弁(しべん=支払い)し得る少額の学費にて何人にも智識を得易(えやす)からしめんと計りぬ」(長瀬鳳輔・榎本秋村著『ナポレオン史話』奈翁会)

 すなわち、すべての人に教育を受けさせたいというのが、ナポレオンの大いなる希望だったというのである。

 事実、そのために彼は、多くの学校奨学金制度をつくった。ナポレオン「教育」を重視した指導者であった。

 さらに彼は言った。

 「現在未来はすべて教育にかかっている」(柳澤恭雄訳『戦争政治人間 ── ナポレオン言葉』河出書房。現代表記に改めた)

 ナポレオン言葉は、今なお色あせていない。否、ますます光っている。

 「教育の時代」の本格的な到来である。

 日本では少子化が進み、予想以上のスピードで、その影響が波及している。どの学校も、生き残りをかけて必死である。

 「教育競争」「人材育成の競争」ともいうべき時代状況である。

 こうした厳しい時代だからこそ、私どもは「創価」の誇りに燃えて、一流の人間教育を実践してまいりたい(大拍手)。

◆◆≪プーシキン教育者は教え子に〔誇り〕と〔人間愛〕を植え付けよ

◆「教育社会の不幸を阻止する」

 一、今月2日、私は光栄にも、ロシア芸術最高峰の栄誉である「プーシキン金メダル」を拝受した。

 大詩人プーシキンもまた、教育を重んじていた。

 「教育の不在は、諸悪の根源である……教育のみが、新たな混迷や新たな社会の不幸を阻止することができる」とは、プーシキンの名言である。

 プーシキン金メダルの授与のため、はるばると来日してくださったバレンチン・シードロフ氏(同金メダル褒章(ほうしょう)委員会委員長)は、世界的にも高名な画家であられる。

 シードロフ委員長は、今回、東京の創価学園にも足を運ばれ、生徒たちと交歓してくださった。その折の感想を、次のように、率直に語ってくださっている。

 「一番感動したことは、学園生が『人の役に立てる人になりたい』と言っていたことです。

 その表情には深い思想が秘められ、内面からにじみ出るような輝きがあり、本当に感動を覚えました。

 創価教育は、人格を磨く教育です。学園生の表情が、それを証明していました。知識だけでなく、精神を学んでいることにも気づきました」

 また、「次の世代を担(にな)う子どもたちをどう育てあげていくか、創価教育がお手本となるでしょう」と、しみじみと言っておられたそうである。

 温かいご理解に、心から感謝申し上げたい。

 <シードロフ委員長池田名誉会長と同じ77歳。金メダルの授与式の後、「池田先生は、私よりはるかにお若い。そしてお元気です。私も池田先生のように若くなりたいと、心から思いました」と語っていた>

◆創価教育に世界が喝采

 一、東西の創価学園を訪れてくださった多くの識者が、“日本を代表する学校”として、学園を高く評価してくださっている。創価大学も、同様である。

 これらはすべて、教職員をはじめ、卒業生、在学生、そして、ご父母の皆さまのお陰である。

 なかでも、教育人生を捧げ、“どの子も宝の人材だ。皆をしっかり育てていこう! ”と、真剣に取り組んでくださっている教員の皆さんに、心からの感謝を捧げたい。

 「教育者は、教え子に、誇りと人間愛の精神を植えつけるべきである」と、プーシキンは言っている。

 学校の質は、教員の真剣さで決まる。

 入学してきた学生の面倒を見るのは当然として、さらに一歩深く、ご両親や家族の皆さまにも心を配り、安心していただけるよう、学校の教職員は力を尽くしていかねばならない。

 一流の学校は、すべてそのように努力している。学生家族の心をつかんでいる。ここに、人間教育大城(だいじょう)を発展させゆく重要な“ホシ”がある。

 教育者は、自分自身の栄誉や栄達を望むのでなく、どこまでも教え子に尽くし、人材育成に命を注いでいくことだ。

 私自身、学園生・創大生・短大生はもちろん、その一家一族が健康であり、発展し、勝利していけるよう、毎日、真剣に祈っている。

 大学も、「創大門」「新総合体育館」「新総合教育棟」をはじめ建設計画が順調に進んでいる。東西の学園も、ますます教育環境を充実させたい。

 皆が誇りをもって勉学に打ち込めるキャンパスを、堂々と、完壁に築き上げてまいりたい。これが、創立者としての私の決心である。

◆米(アメリカ)で評価される牧口先生思想

 一、牧口先生の祥月命日(しょうつきめいにち)に当たる今朝(18日)、アメリカからニュースが届いた。

 それは、アメリカで最も権威ある「アメリカ教育学会」の2006年度総会の公式行事として、ボストン21世紀センター主催シンポジウムが認定されたというのである。<明年の4月、サンフランシスコで開催>

 このシンポジウムは、20世紀を代表する4人の思想家を取り上げ、その教育思想の世界への貢献顕彰し、宣揚(せんよう)するものである。

 その4人とは、アメリカ教育哲学者ジョン・デューイ、インドの詩聖ラビンドラナート・タゴール、ドイツ生まれのハンナ・アーレント、そして、日本牧口常三郎先生である。

 シンポジウムの議長は、「ジョン・デューイ協会」前会長デイビッドハンセン博士コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ教授)が務められる。

 今月、このハンセン博士も、創価大学、創価学園を訪問され、わが創大生、学園生との出会いを、それはそれは喜んでくださった。

 <アメリカを代表する教育・文化研究団体の「ジョン・デューイ協会」は、「創価教育75周年」を記念する顕彰状を池田名誉会長に贈ることを決定。今月9日、ハンセン博士が創価学園を訪問し、贈呈式が行われた>

 ハンセン博士は、神奈川で行われた講演会で、こう語ってくださった。

 「創価教育は、牧口初代会長の先駆(せんく)的な思想から出発しました。その思想は、池田GI創価学会インタナショナル会長に受け継がれ、世界に広がっています。創価の思想は、今や全世界の希望であり、世界の平和と繁栄の象徴です」と。

 牧口先生教育思想は、今や、世界的な注目を集めているのである。

◆最も苦境の時に創価大学を構想

 一、牧口先生はつねづね、創価教育未来を見つめ、「大学をつくりたいな。大学をつくれば、優れた人材が出てくるだろうな」と言っておられたという。

 昭和25年の11月、戸田先生の事業が最も苦境にあったとき、「創価大学」の構想を戸田先生からお聞きした日のことを忘れることができない。

 場所は、西神田会社の近くにあった、日本大学学生食堂であった。

 戸田先生は言われた。

 「大作、創価大学をつくろうな。

 私の健在のうちにできればいいが、だめかもしれない。

 そのときは大作、頼むよ。

 世界第一の大学にしようではないか」

 それから、55年 ── 。

 私は、牧口先生戸田先生の構想を、完壁に実現することができた。

 両先生が願われた通りに、創価教育大学・学園から、きら星の如く、優れた人材が澎湃(ほうはい)と躍り出ている。

 世界の心ある識者が、創価の人材育成に、「教育の世紀」の希望見出している。

 私どもは一段と総力をあげて、社会貢献し、新時代を創造しゆく、宝の逸材を育ててまいりたい(大拍手)。

◆タゴールの学園の誉れの卒業生

 一、明年のアメリカシンポジウムで、牧口先生とともに取り上げられるインドの大詩人タゴールも、偉大な学園の創立者であった。

 タゴールの学園の卒業生たちは、創立者の理想を掲げて、世界で活躍していった。

 「貧困と戦う経済学」を提唱され、東洋人として初めてノーベル経済学賞を受賞したアマルティア・セン博士も、誉れある卒業生の一人であられる。

 「アマルティア」という名前は、「永遠生きる者」という意味で、学園創立者のタゴールから名付けられたと、うかがっている。

 一、先日、私は、ガンジーの高弟ジャムナラル・バジャージ精神継承する「バジャージ財団」より、栄えある「ジャムナラル・バジャージ国際賞」を受賞した。<授与式は今月4日、インドムンバイで行われ、代理授与された>

 その際、証書とトロフィーを授与してくださったのが、このセン博士である。

 博士は、創価の人間主義に深い理解を示してくださっている。

 セン博士は語っておられる。

 「不正義を自ら起こさなくとも、放置すること自体が不正義だというのが、タゴールの考えだ。要するに自分として何ができるか、それが重要なのだ」(1999年1月1日付、東京新聞中日新聞インタビューから)

 悪を見過ごす傍観者であってはならない。まず自らが、正義のために立ち上がれ!行動を起こせ! ── 創立者タゴールのこの教えが、セン博士学問思想、そして人生に、誇り高く脈動しているのである。

◆◆◆ 〔牧口先生〕教師は正義の実行者たれ

      ── 学生を大切に! 学生の父母を大切に!

◆自分の行動で模範を示せ!

 一、創価の父である牧口先生は、教育者には、悪と戦う使命があることを強調されている。

 「教師が、教師としての尊敬を受ける、最大要件は、正邪善悪(せいじゃぜんあく)の判断と実現であり、単なる口舌(くぜつ)の説明のみに止らず実践躬行(じっせんきゅうこう=自分で実際に行うこと)による一の示範(しはん)である」(『創価教育学体系』所収「教権確立論」)

 “口先”だけではいけない。自らの行動で模範を示せということである。

 「正邪善悪を識別せしめることを以て第一の職とする教師の地位にあって居ながら、自らその本質に背馳した(はいちした=背いた)行動を敢てし恬として(てんとして=平然として)自覚せざるが如きは、真にそれこそ教師の職を冒涜(ぼうとく)するものといわねばならぬ」(同「教師即教育技師論」。現代表記に改めた)

 正と邪、善と悪を明確に識別する。そして、正義と善の勝利のために、勇敢に戦っていく。それこそが、教育者の使命である。

 その実践が、社会を根底から変えていくのである。

 一、ローマクラブ名誉会長のホフライトネル博士は、私との対談で、教育根本の魂について、こう指摘しておられた。

 「もし教育する側の人たち(親、教師、さらにいえば社会全体)が、自らの手本を通して生徒たちに倫理道徳の価値を伝えなければ、教育学問は単なる知識の伝達に終わってしまうと、私は考えています。

 ゆえに、日常生活における私たちの行動と、私たちが口にする価値観とが一貫性を持ち、矛盾していないことが必要です」(『見つめあう西と東』第三文明社)

 要するに、問われるのは、教育者自身の姿勢であり、行動である。

 またそれは、博士が言われる通り、人々を導く立場にある、すべての人間に当てはまる。

 言うことと、することが違う人に、人はついてこない。人を育てることはできない。

 まず自分自身が、人間革命に挑戦していくことである。

◆深く根を張れ

 一、タゴールの学園の創立は、1901年。

 タゴールが私財をなげうって学園を創立したとき、彼は40歳であった。

 思えば、あのプラトンが学園アカデメイアを創立したのも、40歳のころ。

 創価学園が開校したとき、私も40歳であった。

 タゴールは言った。

 「人間の活動は、木の枝のようなものである。根の部分に相当する知性が不能になると、全体が枯れる」(森本達雄訳「主の御意志」、『タゴール著作集第8巻』所収、第三文明社)

 知性は「根」である。根をしっかりと、強く深く張っていなければ、自立することはできない。

 大きく成長することはできない。

 人間の一生を支えゆく、確固とした「根」を育(はぐく)むこと。ここに教育の大きな役割がある。

 一、タゴールの学園は、美しい自然環境に恵まれた天地、シャンティニケタンの地に建った。

 「シャンティニケタン」とは「平和の地」を意味している。

 帝国主義下の激動の時代にあって、タゴールは「全人類の最初の勝利の旗がこの地に掲げられるだろう」と宣言した(我妻和男著『人類の知的遺産61タゴール』講談社から)。

 そして、「人類の連帯」「東西文化の融合」「社会の改革」「全人的な教育」をめざして、戦いを開始したのである。

 植民地政府からは、反植民地運動の拠点とみなされ、学園に入学してはならないという指令が出されるなど、迫害は絶えなかった。

◆強い母校愛で学園は発展!

 一、幾多の苦難に直面しながら、タゴールの学園が発展していったのは、なぜか。

 その理由の一つに、創立者タゴールを中心として、教職員、そして学生が強い団結で結ばれていたことが指摘されている。

 学園の財政は厳しく、立派な建物はなくとも、創立者タゴールのもとには、各国各地から、有名な碩学(せきがく)、教授や教師が集った。皆、タゴールを慕い、その建学の精神共鳴して、学園にやってきた精鋭ばかりであった。

 やがて、卒業生のなかからも、愛する母校で教鞭(きょうべん)を執り、後輩を慈(いつく)しみ育てゆく教育者が生まれていったのである。

 一、11月18日は、「創価教育の父」である牧口先生が、大著『創価教育学体系』を発刊して75周年の佳節に当たる。

 軍部政府の弾圧と戦い抜き、牢獄で殉難(じゅんなん)された牧口先生が、現在の世界的な創価教育の発展をご覧になられたら、どれほど喜ばれることか。

 牧口先生、そして戸田先生が掲げた創価教育の理想を担いゆく、創価学園、創価大学の代表の皆さまとともに、きょうよりまた、新たな前進を開始してまいりたい(大拍手)。

◆「声の力」が世界を変える

 一、牧口先生は、『創価教育学体系』に綴っておられる。

 「善人は古往今来(こおうこんらい)かならず強(きょう)なる迫害を受けるが、これを他の善人どもは内心には同情を寄するもののなんらの実力がないとして傍観するがゆえに、善人は負けることになる。

 ゆえにこれに抵抗して勝つものは、その中で僅少希有(きんしょうけう)の人のみである。

 かれらは四面楚歌の苦境に堅忍奮闘(けんにんふんとう)してようやく勝利を得る」

 正義の人は、必ず迫害を受ける。これが歴史現実である。

 あらゆる困難を乗り越えてこそ、偉大な仕事を成すことができる。牧口先生は、こう確信しておられた。

 先月、亡くなられた中国の大文人・巴金(ぱきん)先生は記しておられる。

 「わたくしは屈服のできない人間である。わたくしは絶望のできない人間である」(池田武雄編訳『巴金回憶集』秋山書店

 巴金先生とは4度、お会いし、文学の使命や哲学などをめぐって語り合った。静岡研修道場で懇談したことも、懐かしい思い出である。<1980年4月>

 文化大革命迫害の嵐を乗り越えて、不屈の人生を歩んでおられた。忘れ得ぬ、深い魅力の光る方であった。

 巴金先生は、人々を陥れる卑劣デマが猛威をふるった文化大革命の当時を振り返って、こう述べておられる。

 「本当のことを語る勇気があってこそ、デマを盲信しないで済むのである」(石上韶訳『巴金無題集』筑摩書房

 非道な歴史を繰り返させるな! そのために真実を語れ。嘘を暴(あば)け!これが巴金先生の叫びであった。

 文豪・魯迅(ろじん)は青年への期待を込めて綴った。

 「真の声であってはじめて、中国の人と世界の人を感動させることができるのです。真の声があってこそ、世界の人とともに世界に生きることができるのです」(竹内好訳『魯迅文集4』筑摩書房

 強き「声の力」が、人々の心を変える。

 新たな時代を開きゆく、原動力となるのである。

◆教師と学生が緑陰(りょくいん)で対話

 一、さて、詩聖タゴールがインドシャンティニケタンに創設した学園では、教員も、学生も、真剣な向学の心、差別なき友愛の心で、固く結ばれていた。

 学園は全寮制で、皆が苦楽をともにした。そうしたなかで、深い精神性の伝統が築かれていった。

 タゴールは、教師と学生の間の人間的な結びつきが、非常に重要であると考えていた。

 彼は記している。

 「教えることの主な目的は、意味を説明することではなく、心の扉をたたくことなのだ」(山室静訳「わが回想」、『タゴール著作集第10巻』所収、第三文明社)

 ただ知識を授けるだけでは、真の教育とはいえない。教師との人格の触れ合い、心の交流が、生徒の心を開き、人間性を育んでいくのである。

 事実、タゴールの学園では、教師と学生が緑陰(りょくいん)で対話を交わしながらの教育が行われた。美しい師弟の交流があった。

 この学園は発展し、後に現在のヴィシュヴァ・バーラテ大学(タゴール国際大学)となった。<初等・中等教育学校が併設されている>

 タゴール亡き後の1954年12月、当時のネルー首相がタゴールの学園の学長として卒業式に出席した。

 そして、タゴールの徳と学園創設の功績を讃えながら、“たとえ他の学校では、師弟の関係が希薄になったとしても、この学園だけは決してそうなってはならない“と訴えたのである。

◆◆ 教育とは知識よりも人間性の触発

◆◆◆ 若き友の心の扉をたたけ

◆◆ 共生を目指したタゴールの学園 

    我らは〔建学の理想〕に集った同志

人間主義の城

 一、タゴールの学園は世界に開かれていた。

 創立者タゴール自身が、自らの世界的な交友の広がりのなかで、各国の知性を学園に招いた。世界の名士が、頻繁(ひんぱん)に学園を訪れては講演を行い、若き頭脳に大きな触発を与えていったのである。

 学園には、各国から多くの留学生も勇み集ってきた。「わが学園は国際的である」 ── これが、皆の誇りであった。

 タゴールの学園は、世界の諸民族と諸文化の融和を目指す“人間主義の城”であった。

 創立の理念を反映し、国や民族人種の違いを超越した、国際性豊かな人間性の世界が築かれていったのである。

 わが創価大学、そしてアメリカ創価大学も、国際性に富んだ「世界市民」の育成に力を注いでいる。

 とりわけアメリカ創価大学には32カ国から学生が集っており、「地球の縮図」というべきキャンパスで、豊かな国際感覚を養うことができる。

 先日、逝去されたインドのナラヤナン大統領は、アメリカ創価大学の第1回卒業式に、「高い教育水準と建学の精神のもと、世界市民や文化・人間主義・平和・共生の世界的指導者を育成し続けていかれると確信しています」と深い期待の言葉を寄せてくださった。

平和の連帯を! 語学重要な力

 一、タゴールの学園は語学にも優れていた。

 友人であるフランスの文豪ロマン・ロランを学園に招待する際に、彼はこう書き送っている。

 「私たちはすでに、私たちの学園にフランス語クラスを開設しております。

 概して、私たちは語学に堪能(たんのう)のようです、それで、あなたがごく近い将来に都合よくおでかけくださるとしても、言葉の問題で、あなたのメッセージが伝わらないということはないと確信いたします」(森本達雄訳「ロマン・ロランヘの手紙」、『タゴール著作集第11巻』所収、第三文明社)

 世界に友情を広げ、交流を結んでいく。平和の連帯を築いていく ── そのためにも、語学重要である。

 今、創価学園の英語力は一段と大きく向上してきているとうかがった。

 創大でも、海外留学をはじめ、語学習得のための環境の整備に力を入れている。語学武器に、世界中卒業生が活躍している。

 ともあれ、タゴールの学園には、選りすぐりの優秀な学生が集ってきていた。その学生を、タゴールは最大に大事にした。

 私にとっても、創価学園、創価大学・女子短大に集ってくれた生徒・学生は、一人も残らず、大切な大切な宝の存在である。志願してくださった方々も、同じである。全員の健康と成長、勝利と幸福を私は毎日、祈っている。

 また、最優秀の人材を送り出してくださっているご家族や、受験生の激励に奔走(ほんそう)してくださっている皆さまにも、心から感謝申し上げたい(大拍手)。

◆黄金の青春

 一、今年も、創大生、短大生は、就職をはじめ各種の国家試験の勝利などで、素晴らしい結果を残してくださった。

 創価大学では、昨年9月に「キャリアセンター」を開設した。民間企業国際機関への就職をはじめ、司法試験等の各種試験への挑戦などを応援している。

 センターの開設以来、進路に対する学生の意識も高まってきたようだ。

 職員の皆さまが、センターの充実に誠心誠意、力を尽くしてくださっているとうかがった。

 本当にうれしい。関係者の皆さまに、最大に感謝したい(大拍手)。

 学生の皆さんが、就職戦線に、また勉学に、学内の諸活動にと、真剣に取り組んでおられることも、よく聞いている。どうか、一日一日を大切にして、悔いなき黄金の青春を飾っていただきたい。「これだけは、やりきった」と胸を張れるような、挑戦の日々であってほしい。

 私は、全員の健闘と人生の勝利を、心から祈っている(大拍手)。

◆創立者の魂の歌

 一、これまで、創大・短大出身、学園出身の先輩方は、世界に、そしてあらゆる分野に、堂々たる「創価の道」を開いてくださった。その活躍の様子をうかがうことほど、私にとって、うれしいことはない。

 また、今は目立たなくても、青春時代の原点を胸に、社会の荒波のなかで必死に戦っている同窓の友もいる。その偉大なる奮闘の姿を、私は最大に讃え励ましたい。そして、これからも、ずっと見守っていく決心である。

 創大・短大、学園の誇りは、同窓生の連帯の強さにある。

 タゴールの学園の出身者たちもまた、深い母校愛と同窓の絆を胸に抱いていた。世界各国で卒業生が活躍している。

 タゴールのもとで学んだ、ある出身者は、20年ぶりに母校に戻り、同窓生の集いに参加した喜びを生き生きとつづっている。集いでは、学生時代に歌った母校の歌を、深い感激を込めて合唱したという。

 その歌詞は、タゴールの作であった。

 「われらのシャンティニケタン、われらには凡てにまして親しきもの

 「われら何処に流浪(さすら)い、死ぬともシャンティニケタンは身近かにある」

 「われらが生命と生命を一つの調べにする、シャンティニケタン。

 われらの同胞(はらから)みなと一つの心にする、シャンティニケタン」(我妻和男訳を参照。平等通昭著『タゴールの学園我らのサンチニケタン』印度研究所から)

 わが創価の同窓生もまた、同じ「建学の精神」のもとに集った誉れの同志である。その友情は、永遠である。

◆強き情熱歴史を開け

 一、かつて、アメリカの名門ウェルズリー大学カザンジン部長は、「教育の荒廃を立て直すには何が大切か、教えてください」という学園生の質問に、こう答えてくださった。

 「それは『創価教育』という哲学に、すべて含まれています。

 創価教育は、一人ひとりの生命の尊厳という深い精神性をもち、全体の調和を重んじ、精神を真に解放する、重要教育を推進しています。

 創価教育によって、世界は再び教育を立て直せるでしょう」

 世界の識者が、創価教育の発展に寄せる期待は、あまりにも大きい。

 「創価教育75周年」の佳節(かせつ)である、きょうの日を記念して次の句を贈りたい。

  学園生

    一人も もれなく

         勝利者に

  創大生

    一人も もれなく

         勝利者に

 アメリカの民衆詩人ホイットマンは、「情熱、それなくして人と呼べようか?」と述べた。

 情熱歴史をつくる。

 情熱が世界を変える。

 私たちは、強き情熱と深き理想を胸に、教育の大業に邁進(まいしん)してまいりたい。

 どうか健康第一で、風邪などひかれませんように! きょうは、本当にありがとう!(大拍手


教育者最高会議

【きょういくしゃさいこうかいぎ】

200511月18日に行われた、創価一貫教育に携わる関係者に対する指導。ナポレオン戸田先生の御指導を通して、教育によって真の人間主義に立脚した人材群を如何に輩出するか述べられている。

 一、きょうは創価学園、創価大学、創価女子短期大学の代表の教育者の皆さん、ご苦労さま!

 創価教育の75周年、おめでとう! (大拍手

 今、東京富士美術館では「栄光の大ナポレオン展」が大盛況である。

 創立者として、関係者の皆さま、そして、ご来場くださった皆さまに、深く感謝申し上げたい。

 ナポレオンは、次の言葉を残している。

 「何人(なんぴと)にも教育を授けんとせるは、予が大なる希望の一なりき。予は学校を設け無料或は一般の人民が収入の範囲内にて支弁(しべん=支払い)し得る少額の学費にて何人にも智識を得易(えやす)からしめんと計りぬ」(長瀬鳳輔・榎本秋村著『ナポレオン史話』奈翁会)

 すなわち、すべての人に教育を受けさせたいというのが、ナポレオンの大いなる希望だったというのである。

 事実、そのために彼は、多くの学校奨学金制度をつくった。ナポレオン「教育」を重視した指導者であった。

 さらに彼は言った。

 「現在未来はすべて教育にかかっている」(柳澤恭雄訳『戦争政治人間 ── ナポレオン言葉』河出書房。現代表記に改めた)

 ナポレオン言葉は、今なお色あせていない。否、ますます光っている。

 「教育の時代」の本格的な到来である。

 日本では少子化が進み、予想以上のスピードで、その影響が波及している。どの学校も、生き残りをかけて必死である。

 「教育競争」「人材育成の競争」ともいうべき時代状況である。

 こうした厳しい時代だからこそ、私どもは「創価」の誇りに燃えて、一流の人間教育を実践してまいりたい(大拍手)。

◆◆≪プーシキン教育者は教え子に〔誇り〕と〔人間愛〕を植え付けよ

◆「教育社会の不幸を阻止する」

 一、今月2日、私は光栄にも、ロシア芸術最高峰の栄誉である「プーシキン金メダル」を拝受した。

 大詩人プーシキンもまた、教育を重んじていた。

 「教育の不在は、諸悪の根源である……教育のみが、新たな混迷や新たな社会の不幸を阻止することができる」とは、プーシキンの名言である。

 プーシキン金メダルの授与のため、はるばると来日してくださったバレンチン・シードロフ氏(同金メダル褒章(ほうしょう)委員会委員長)は、世界的にも高名な画家であられる。

 シードロフ委員長は、今回、東京の創価学園にも足を運ばれ、生徒たちと交歓してくださった。その折の感想を、次のように、率直に語ってくださっている。

 「一番感動したことは、学園生が『人の役に立てる人になりたい』と言っていたことです。

 その表情には深い思想が秘められ、内面からにじみ出るような輝きがあり、本当に感動を覚えました。

 創価教育は、人格を磨く教育です。学園生の表情が、それを証明していました。知識だけでなく、精神を学んでいることにも気づきました」

 また、「次の世代を担(にな)う子どもたちをどう育てあげていくか、創価教育がお手本となるでしょう」と、しみじみと言っておられたそうである。

 温かいご理解に、心から感謝申し上げたい。

 <シードロフ委員長池田名誉会長と同じ77歳。金メダルの授与式の後、「池田先生は、私よりはるかにお若い。そしてお元気です。私も池田先生のように若くなりたいと、心から思いました」と語っていた>

◆創価教育に世界が喝采

 一、東西の創価学園を訪れてくださった多くの識者が、“日本を代表する学校”として、学園を高く評価してくださっている。創価大学も、同様である。

 これらはすべて、教職員をはじめ、卒業生、在学生、そして、ご父母の皆さまのお陰である。

 なかでも、教育人生を捧げ、“どの子も宝の人材だ。皆をしっかり育てていこう! ”と、真剣に取り組んでくださっている教員の皆さんに、心からの感謝を捧げたい。

 「教育者は、教え子に、誇りと人間愛の精神を植えつけるべきである」と、プーシキンは言っている。

 学校の質は、教員の真剣さで決まる。

 入学してきた学生の面倒を見るのは当然として、さらに一歩深く、ご両親や家族の皆さまにも心を配り、安心していただけるよう、学校の教職員は力を尽くしていかねばならない。

 一流の学校は、すべてそのように努力している。学生家族の心をつかんでいる。ここに、人間教育大城(だいじょう)を発展させゆく重要な“ホシ”がある。

 教育者は、自分自身の栄誉や栄達を望むのでなく、どこまでも教え子に尽くし、人材育成に命を注いでいくことだ。

 私自身、学園生・創大生・短大生はもちろん、その一家一族が健康であり、発展し、勝利していけるよう、毎日、真剣に祈っている。

 大学も、「創大門」「新総合体育館」「新総合教育棟」をはじめ建設計画が順調に進んでいる。東西の学園も、ますます教育環境を充実させたい。

 皆が誇りをもって勉学に打ち込めるキャンパスを、堂々と、完壁に築き上げてまいりたい。これが、創立者としての私の決心である。

◆米(アメリカ)で評価される牧口先生思想

 一、牧口先生の祥月命日(しょうつきめいにち)に当たる今朝(18日)、アメリカからニュースが届いた。

 それは、アメリカで最も権威ある「アメリカ教育学会」の2006年度総会の公式行事として、ボストン21世紀センター主催シンポジウムが認定されたというのである。<明年の4月、サンフランシスコで開催>

 このシンポジウムは、20世紀を代表する4人の思想家を取り上げ、その教育思想の世界への貢献顕彰し、宣揚(せんよう)するものである。

 その4人とは、アメリカ教育哲学者ジョン・デューイ、インドの詩聖ラビンドラナート・タゴール、ドイツ生まれのハンナ・アーレント、そして、日本牧口常三郎先生である。

 シンポジウムの議長は、「ジョン・デューイ協会」前会長デイビッドハンセン博士コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ教授)が務められる。

 今月、このハンセン博士も、創価大学、創価学園を訪問され、わが創大生、学園生との出会いを、それはそれは喜んでくださった。

 <アメリカを代表する教育・文化研究団体の「ジョン・デューイ協会」は、「創価教育75周年」を記念する顕彰状を池田名誉会長に贈ることを決定。今月9日、ハンセン博士が創価学園を訪問し、贈呈式が行われた>

 ハンセン博士は、神奈川で行われた講演会で、こう語ってくださった。

 「創価教育は、牧口初代会長の先駆(せんく)的な思想から出発しました。その思想は、池田GI創価学会インタナショナル会長に受け継がれ、世界に広がっています。創価の思想は、今や全世界の希望であり、世界の平和と繁栄の象徴です」と。

 牧口先生教育思想は、今や、世界的な注目を集めているのである。

◆最も苦境の時に創価大学を構想

 一、牧口先生はつねづね、創価教育未来を見つめ、「大学をつくりたいな。大学をつくれば、優れた人材が出てくるだろうな」と言っておられたという。

 昭和25年の11月、戸田先生の事業が最も苦境にあったとき、「創価大学」の構想を戸田先生からお聞きした日のことを忘れることができない。

 場所は、西神田会社の近くにあった、日本大学学生食堂であった。

 戸田先生は言われた。

 「大作、創価大学をつくろうな。

 私の健在のうちにできればいいが、だめかもしれない。

 そのときは大作、頼むよ。

 世界第一の大学にしようではないか」

 それから、55年 ── 。

 私は、牧口先生戸田先生の構想を、完壁に実現することができた。

 両先生が願われた通りに、創価教育大学・学園から、きら星の如く、優れた人材が澎湃(ほうはい)と躍り出ている。

 世界の心ある識者が、創価の人材育成に、「教育の世紀」の希望見出している。

 私どもは一段と総力をあげて、社会貢献し、新時代を創造しゆく、宝の逸材を育ててまいりたい(大拍手)。

◆タゴールの学園の誉れの卒業生

 一、明年のアメリカシンポジウムで、牧口先生とともに取り上げられるインドの大詩人タゴールも、偉大な学園の創立者であった。

 タゴールの学園の卒業生たちは、創立者の理想を掲げて、世界で活躍していった。

 「貧困と戦う経済学」を提唱され、東洋人として初めてノーベル経済学賞を受賞したアマルティア・セン博士も、誉れある卒業生の一人であられる。

 「アマルティア」という名前は、「永遠生きる者」という意味で、学園創立者のタゴールから名付けられたと、うかがっている。

 一、先日、私は、ガンジーの高弟ジャムナラル・バジャージ精神継承する「バジャージ財団」より、栄えある「ジャムナラル・バジャージ国際賞」を受賞した。<授与式は今月4日、インドムンバイで行われ、代理授与された>

 その際、証書とトロフィーを授与してくださったのが、このセン博士である。

 博士は、創価の人間主義に深い理解を示してくださっている。

 セン博士は語っておられる。

 「不正義を自ら起こさなくとも、放置すること自体が不正義だというのが、タゴールの考えだ。要するに自分として何ができるか、それが重要なのだ」(1999年1月1日付、東京新聞中日新聞インタビューから)

 悪を見過ごす傍観者であってはならない。まず自らが、正義のために立ち上がれ!行動を起こせ! ── 創立者タゴールのこの教えが、セン博士学問思想、そして人生に、誇り高く脈動しているのである。

◆◆◆ 〔牧口先生〕教師は正義の実行者たれ

      ── 学生を大切に! 学生の父母を大切に!

◆自分の行動で模範を示せ!

 一、創価の父である牧口先生は、教育者には、悪と戦う使命があることを強調されている。

 「教師が、教師としての尊敬を受ける、最大要件は、正邪善悪(せいじゃぜんあく)の判断と実現であり、単なる口舌(くぜつ)の説明のみに止らず実践躬行(じっせんきゅうこう=自分で実際に行うこと)による一の示範(しはん)である」(『創価教育学体系』所収「教権確立論」)

 “口先”だけではいけない。自らの行動で模範を示せということである。

 「正邪善悪を識別せしめることを以て第一の職とする教師の地位にあって居ながら、自らその本質に背馳した(はいちした=背いた)行動を敢てし恬として(てんとして=平然として)自覚せざるが如きは、真にそれこそ教師の職を冒涜(ぼうとく)するものといわねばならぬ」(同「教師即教育技師論」。現代表記に改めた)

 正と邪、善と悪を明確に識別する。そして、正義と善の勝利のために、勇敢に戦っていく。それこそが、教育者の使命である。

 その実践が、社会を根底から変えていくのである。

 一、ローマクラブ名誉会長のホフライトネル博士は、私との対談で、教育根本の魂について、こう指摘しておられた。

 「もし教育する側の人たち(親、教師、さらにいえば社会全体)が、自らの手本を通して生徒たちに倫理道徳の価値を伝えなければ、教育学問は単なる知識の伝達に終わってしまうと、私は考えています。

 ゆえに、日常生活における私たちの行動と、私たちが口にする価値観とが一貫性を持ち、矛盾していないことが必要です」(『見つめあう西と東』第三文明社)

 要するに、問われるのは、教育者自身の姿勢であり、行動である。

 またそれは、博士が言われる通り、人々を導く立場にある、すべての人間に当てはまる。

 言うことと、することが違う人に、人はついてこない。人を育てることはできない。

 まず自分自身が、人間革命に挑戦していくことである。

◆深く根を張れ

 一、タゴールの学園の創立は、1901年。

 タゴールが私財をなげうって学園を創立したとき、彼は40歳であった。

 思えば、あのプラトンが学園アカデメイアを創立したのも、40歳のころ。

 創価学園が開校したとき、私も40歳であった。

 タゴールは言った。

 「人間の活動は、木の枝のようなものである。根の部分に相当する知性が不能になると、全体が枯れる」(森本達雄訳「主の御意志」、『タゴール著作集第8巻』所収、第三文明社)

 知性は「根」である。根をしっかりと、強く深く張っていなければ、自立することはできない。

 大きく成長することはできない。

 人間の一生を支えゆく、確固とした「根」を育(はぐく)むこと。ここに教育の大きな役割がある。

 一、タゴールの学園は、美しい自然環境に恵まれた天地、シャンティニケタンの地に建った。

 「シャンティニケタン」とは「平和の地」を意味している。

 帝国主義下の激動の時代にあって、タゴールは「全人類の最初の勝利の旗がこの地に掲げられるだろう」と宣言した(我妻和男著『人類の知的遺産61タゴール』講談社から)。

 そして、「人類の連帯」「東西文化の融合」「社会の改革」「全人的な教育」をめざして、戦いを開始したのである。

 植民地政府からは、反植民地運動の拠点とみなされ、学園に入学してはならないという指令が出されるなど、迫害は絶えなかった。

◆強い母校愛で学園は発展!

 一、幾多の苦難に直面しながら、タゴールの学園が発展していったのは、なぜか。

 その理由の一つに、創立者タゴールを中心として、教職員、そして学生が強い団結で結ばれていたことが指摘されている。

 学園の財政は厳しく、立派な建物はなくとも、創立者タゴールのもとには、各国各地から、有名な碩学(せきがく)、教授や教師が集った。皆、タゴールを慕い、その建学の精神共鳴して、学園にやってきた精鋭ばかりであった。

 やがて、卒業生のなかからも、愛する母校で教鞭(きょうべん)を執り、後輩を慈(いつく)しみ育てゆく教育者が生まれていったのである。

 一、11月18日は、「創価教育の父」である牧口先生が、大著『創価教育学体系』を発刊して75周年の佳節に当たる。

 軍部政府の弾圧と戦い抜き、牢獄で殉難(じゅんなん)された牧口先生が、現在の世界的な創価教育の発展をご覧になられたら、どれほど喜ばれることか。

 牧口先生、そして戸田先生が掲げた創価教育の理想を担いゆく、創価学園、創価大学の代表の皆さまとともに、きょうよりまた、新たな前進を開始してまいりたい(大拍手)。

◆「声の力」が世界を変える

 一、牧口先生は、『創価教育学体系』に綴っておられる。

 「善人は古往今来(こおうこんらい)かならず強(きょう)なる迫害を受けるが、これを他の善人どもは内心には同情を寄するもののなんらの実力がないとして傍観するがゆえに、善人は負けることになる。

 ゆえにこれに抵抗して勝つものは、その中で僅少希有(きんしょうけう)の人のみである。

 かれらは四面楚歌の苦境に堅忍奮闘(けんにんふんとう)してようやく勝利を得る」

 正義の人は、必ず迫害を受ける。これが歴史現実である。

 あらゆる困難を乗り越えてこそ、偉大な仕事を成すことができる。牧口先生は、こう確信しておられた。

 先月、亡くなられた中国の大文人・巴金(ぱきん)先生は記しておられる。

 「わたくしは屈服のできない人間である。わたくしは絶望のできない人間である」(池田武雄編訳『巴金回憶集』秋山書店

 巴金先生とは4度、お会いし、文学の使命や哲学などをめぐって語り合った。静岡研修道場で懇談したことも、懐かしい思い出である。<1980年4月>

 文化大革命迫害の嵐を乗り越えて、不屈の人生を歩んでおられた。忘れ得ぬ、深い魅力の光る方であった。

 巴金先生は、人々を陥れる卑劣デマが猛威をふるった文化大革命の当時を振り返って、こう述べておられる。

 「本当のことを語る勇気があってこそ、デマを盲信しないで済むのである」(石上韶訳『巴金無題集』筑摩書房

 非道な歴史を繰り返させるな! そのために真実を語れ。嘘を暴(あば)け!これが巴金先生の叫びであった。

 文豪・魯迅(ろじん)は青年への期待を込めて綴った。

 「真の声であってはじめて、中国の人と世界の人を感動させることができるのです。真の声があってこそ、世界の人とともに世界に生きることができるのです」(竹内好訳『魯迅文集4』筑摩書房

 強き「声の力」が、人々の心を変える。

 新たな時代を開きゆく、原動力となるのである。

◆教師と学生が緑陰(りょくいん)で対話

 一、さて、詩聖タゴールがインドシャンティニケタンに創設した学園では、教員も、学生も、真剣な向学の心、差別なき友愛の心で、固く結ばれていた。

 学園は全寮制で、皆が苦楽をともにした。そうしたなかで、深い精神性の伝統が築かれていった。

 タゴールは、教師と学生の間の人間的な結びつきが、非常に重要であると考えていた。

 彼は記している。

 「教えることの主な目的は、意味を説明することではなく、心の扉をたたくことなのだ」(山室静訳「わが回想」、『タゴール著作集第10巻』所収、第三文明社)

 ただ知識を授けるだけでは、真の教育とはいえない。教師との人格の触れ合い、心の交流が、生徒の心を開き、人間性を育んでいくのである。

 事実、タゴールの学園では、教師と学生が緑陰(りょくいん)で対話を交わしながらの教育が行われた。美しい師弟の交流があった。

 この学園は発展し、後に現在のヴィシュヴァ・バーラテ大学(タゴール国際大学)となった。<初等・中等教育学校が併設されている>

 タゴール亡き後の1954年12月、当時のネルー首相がタゴールの学園の学長として卒業式に出席した。

 そして、タゴールの徳と学園創設の功績を讃えながら、“たとえ他の学校では、師弟の関係が希薄になったとしても、この学園だけは決してそうなってはならない“と訴えたのである。

◆◆ 教育とは知識よりも人間性の触発

◆◆◆ 若き友の心の扉をたたけ

◆◆ 共生を目指したタゴールの学園 

    我らは〔建学の理想〕に集った同志

人間主義の城

 一、タゴールの学園は世界に開かれていた。

 創立者タゴール自身が、自らの世界的な交友の広がりのなかで、各国の知性を学園に招いた。世界の名士が、頻繁(ひんぱん)に学園を訪れては講演を行い、若き頭脳に大きな触発を与えていったのである。

 学園には、各国から多くの留学生も勇み集ってきた。「わが学園は国際的である」 ── これが、皆の誇りであった。

 タゴールの学園は、世界の諸民族と諸文化の融和を目指す“人間主義の城”であった。

 創立の理念を反映し、国や民族人種の違いを超越した、国際性豊かな人間性の世界が築かれていったのである。

 わが創価大学、そしてアメリカ創価大学も、国際性に富んだ「世界市民」の育成に力を注いでいる。

 とりわけアメリカ創価大学には32カ国から学生が集っており、「地球の縮図」というべきキャンパスで、豊かな国際感覚を養うことができる。

 先日、逝去されたインドのナラヤナン大統領は、アメリカ創価大学の第1回卒業式に、「高い教育水準と建学の精神のもと、世界市民や文化・人間主義・平和・共生の世界的指導者を育成し続けていかれると確信しています」と深い期待の言葉を寄せてくださった。

平和の連帯を! 語学重要な力

 一、タゴールの学園は語学にも優れていた。

 友人であるフランスの文豪ロマン・ロランを学園に招待する際に、彼はこう書き送っている。

 「私たちはすでに、私たちの学園にフランス語クラスを開設しております。

 概して、私たちは語学に堪能(たんのう)のようです、それで、あなたがごく近い将来に都合よくおでかけくださるとしても、言葉の問題で、あなたのメッセージが伝わらないということはないと確信いたします」(森本達雄訳「ロマン・ロランヘの手紙」、『タゴール著作集第11巻』所収、第三文明社)

 世界に友情を広げ、交流を結んでいく。平和の連帯を築いていく ── そのためにも、語学重要である。

 今、創価学園の英語力は一段と大きく向上してきているとうかがった。

 創大でも、海外留学をはじめ、語学習得のための環境の整備に力を入れている。語学武器に、世界中卒業生が活躍している。

 ともあれ、タゴールの学園には、選りすぐりの優秀な学生が集ってきていた。その学生を、タゴールは最大に大事にした。

 私にとっても、創価学園、創価大学・女子短大に集ってくれた生徒・学生は、一人も残らず、大切な大切な宝の存在である。志願してくださった方々も、同じである。全員の健康と成長、勝利と幸福を私は毎日、祈っている。

 また、最優秀の人材を送り出してくださっているご家族や、受験生の激励に奔走(ほんそう)してくださっている皆さまにも、心から感謝申し上げたい(大拍手)。

◆黄金の青春

 一、今年も、創大生、短大生は、就職をはじめ各種の国家試験の勝利などで、素晴らしい結果を残してくださった。

 創価大学では、昨年9月に「キャリアセンター」を開設した。民間企業国際機関への就職をはじめ、司法試験等の各種試験への挑戦などを応援している。

 センターの開設以来、進路に対する学生の意識も高まってきたようだ。

 職員の皆さまが、センターの充実に誠心誠意、力を尽くしてくださっているとうかがった。

 本当にうれしい。関係者の皆さまに、最大に感謝したい(大拍手)。

 学生の皆さんが、就職戦線に、また勉学に、学内の諸活動にと、真剣に取り組んでおられることも、よく聞いている。どうか、一日一日を大切にして、悔いなき黄金の青春を飾っていただきたい。「これだけは、やりきった」と胸を張れるような、挑戦の日々であってほしい。

 私は、全員の健闘と人生の勝利を、心から祈っている(大拍手)。

◆創立者の魂の歌

 一、これまで、創大・短大出身、学園出身の先輩方は、世界に、そしてあらゆる分野に、堂々たる「創価の道」を開いてくださった。その活躍の様子をうかがうことほど、私にとって、うれしいことはない。

 また、今は目立たなくても、青春時代の原点を胸に、社会の荒波のなかで必死に戦っている同窓の友もいる。その偉大なる奮闘の姿を、私は最大に讃え励ましたい。そして、これからも、ずっと見守っていく決心である。

 創大・短大、学園の誇りは、同窓生の連帯の強さにある。

 タゴールの学園の出身者たちもまた、深い母校愛と同窓の絆を胸に抱いていた。世界各国で卒業生が活躍している。

 タゴールのもとで学んだ、ある出身者は、20年ぶりに母校に戻り、同窓生の集いに参加した喜びを生き生きとつづっている。集いでは、学生時代に歌った母校の歌を、深い感激を込めて合唱したという。

 その歌詞は、タゴールの作であった。

 「われらのシャンティニケタン、われらには凡てにまして親しきもの

 「われら何処に流浪(さすら)い、死ぬともシャンティニケタンは身近かにある」

 「われらが生命と生命を一つの調べにする、シャンティニケタン。

 われらの同胞(はらから)みなと一つの心にする、シャンティニケタン」(我妻和男訳を参照。平等通昭著『タゴールの学園我らのサンチニケタン』印度研究所から)

 わが創価の同窓生もまた、同じ「建学の精神」のもとに集った誉れの同志である。その友情は、永遠である。

◆強き情熱歴史を開け

 一、かつて、アメリカの名門ウェルズリー大学カザンジン部長は、「教育の荒廃を立て直すには何が大切か、教えてください」という学園生の質問に、こう答えてくださった。

 「それは『創価教育』という哲学に、すべて含まれています。

 創価教育は、一人ひとりの生命の尊厳という深い精神性をもち、全体の調和を重んじ、精神を真に解放する、重要教育を推進しています。

 創価教育によって、世界は再び教育を立て直せるでしょう」

 世界の識者が、創価教育の発展に寄せる期待は、あまりにも大きい。

 「創価教育75周年」の佳節(かせつ)である、きょうの日を記念して次の句を贈りたい。

  学園生

    一人も もれなく

         勝利者に

  創大生

    一人も もれなく

         勝利者に

 アメリカの民衆詩人ホイットマンは、「情熱、それなくして人と呼べようか?」と述べた。

 情熱歴史をつくる。

 情熱が世界を変える。

 私たちは、強き情熱と深き理想を胸に、教育の大業に邁進(まいしん)してまいりたい。

 どうか健康第一で、風邪などひかれませんように! きょうは、本当にありがとう!(大拍手


教育者最高会議

【きょういくしゃさいこうかいぎ】

200511月18日に行われた、創価一貫教育に携わる関係者に対する指導。ナポレオン戸田先生の御指導を通して、教育によって真の人間主義に立脚した人材群を如何に輩出するか述べられている。

 一、きょうは創価学園、創価大学、創価女子短期大学の代表の教育者の皆さん、ご苦労さま!

 創価教育の75周年、おめでとう! (大拍手

 今、東京富士美術館では「栄光の大ナポレオン展」が大盛況である。

 創立者として、関係者の皆さま、そして、ご来場くださった皆さまに、深く感謝申し上げたい。

 ナポレオンは、次の言葉を残している。

 「何人(なんぴと)にも教育を授けんとせるは、予が大なる希望の一なりき。予は学校を設け無料或は一般の人民が収入の範囲内にて支弁(しべん=支払い)し得る少額の学費にて何人にも智識を得易(えやす)からしめんと計りぬ」(長瀬鳳輔・榎本秋村著『ナポレオン史話』奈翁会)

 すなわち、すべての人に教育を受けさせたいというのが、ナポレオンの大いなる希望だったというのである。

 事実、そのために彼は、多くの学校奨学金制度をつくった。ナポレオン「教育」を重視した指導者であった。

 さらに彼は言った。

 「現在未来はすべて教育にかかっている」(柳澤恭雄訳『戦争政治人間 ── ナポレオン言葉』河出書房。現代表記に改めた)

 ナポレオン言葉は、今なお色あせていない。否、ますます光っている。

 「教育の時代」の本格的な到来である。

 日本では少子化が進み、予想以上のスピードで、その影響が波及している。どの学校も、生き残りをかけて必死である。

 「教育競争」「人材育成の競争」ともいうべき時代状況である。

 こうした厳しい時代だからこそ、私どもは「創価」の誇りに燃えて、一流の人間教育を実践してまいりたい(大拍手)。

◆◆≪プーシキン教育者は教え子に〔誇り〕と〔人間愛〕を植え付けよ

◆「教育社会の不幸を阻止する」

 一、今月2日、私は光栄にも、ロシア芸術最高峰の栄誉である「プーシキン金メダル」を拝受した。

 大詩人プーシキンもまた、教育を重んじていた。

 「教育の不在は、諸悪の根源である……教育のみが、新たな混迷や新たな社会の不幸を阻止することができる」とは、プーシキンの名言である。

 プーシキン金メダルの授与のため、はるばると来日してくださったバレンチン・シードロフ氏(同金メダル褒章(ほうしょう)委員会委員長)は、世界的にも高名な画家であられる。

 シードロフ委員長は、今回、東京の創価学園にも足を運ばれ、生徒たちと交歓してくださった。その折の感想を、次のように、率直に語ってくださっている。

 「一番感動したことは、学園生が『人の役に立てる人になりたい』と言っていたことです。

 その表情には深い思想が秘められ、内面からにじみ出るような輝きがあり、本当に感動を覚えました。

 創価教育は、人格を磨く教育です。学園生の表情が、それを証明していました。知識だけでなく、精神を学んでいることにも気づきました」

 また、「次の世代を担(にな)う子どもたちをどう育てあげていくか、創価教育がお手本となるでしょう」と、しみじみと言っておられたそうである。

 温かいご理解に、心から感謝申し上げたい。

 <シードロフ委員長池田名誉会長と同じ77歳。金メダルの授与式の後、「池田先生は、私よりはるかにお若い。そしてお元気です。私も池田先生のように若くなりたいと、心から思いました」と語っていた>

◆創価教育に世界が喝采

 一、東西の創価学園を訪れてくださった多くの識者が、“日本を代表する学校”として、学園を高く評価してくださっている。創価大学も、同様である。

 これらはすべて、教職員をはじめ、卒業生、在学生、そして、ご父母の皆さまのお陰である。

 なかでも、教育人生を捧げ、“どの子も宝の

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2006-11-11第2総東京最高協議会 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

第2総東京最高協議会

【だいにそうとうきょうさいこうきょうぎかい】

2005年11月に行われた、第2総東京の幹部を対告衆とした、協議会における指導。学会創立75周年を祝すと同時に、仏法の正邪の厳格さ・学会で一番偉い人は誰か、また師弟を根本とした生涯不退転の信心を再確認され、2006年より始まる総仕上げの5カ年を一歩も退することなく、前進していこうと呼びかけられた。

以下、

池田名誉会長のスピーチ】

 一、天も晴れ、地も晴れ、心も晴れわたる学会「創立75周年の「創立の日」、おめでとう!(大一拍手

 ここ第2総東京をはじめ、全国の婦人部の皆さまの祈りを映すように、きょうは素晴らしい大晴天となった。

 白雪(はくせつ)を冠した富士も、今朝は昇りゆく太陽に、ひときわ荘厳に光り輝いていた。

 一、アメリカの民衆詩人ホイットマンは高らかに謳った。

 「かくしゃくとした老齢の女性、その年季の入った快活さ、元気旺盛な子どもを育て上げ、達成感でついに迎える休養と満足と思索の日々 ── これ以上に美しく、啓発的で、特筆すべきものを私は知らない」

 広布に生きる多宝会の姿ほど美しく、神々しいものはないと私は思う。

 一番偉い人とは、だれか。ホイットマンは言う。

 「私は、いつもは表に現れない、忘れられたような陰の人々に大きな尊敬の念を持っている。結局は、そのような目立たない無名の人たちが一番偉いんだよ」

 広宣流布に行動する無名の学会員こそが一番偉い。最前線の同志を、そして陰で一切を支えてくれた尊き友を、私は最大に讃えたい(大拍手)。

◆「夢の中の栄え」に惑わされるな

 一、日蓮大聖人は仰せである。

 「(衆生は)ある時は人に生まれて、諸の国王・大臣・公卿・殿上人(てんじょうびと)などの身となって、これほどの楽しみはないと思い、少しばかりの果報を得て十分であると思い、喜び合っている。これを仏は、“夢の中の栄えであり、幻の楽しみである。ただ法華経を持って、速(すみ)やかに仏になるべきである”と説かれたのである」(御書386ページ、通解)

 虚栄の幸福に惑わされてはいけない。

 どんなに高い社会的地位を得ても、それは永遠には続かない。「夢の中の栄え」であり、幻のようなものだ。

 御本尊を持ち、題目をあげ、広宣流布に生き抜く人生は、絶対に崩れない大福徳を積むことができる。ここにこそ「現実幸福」があるのだ。

 さらに、御書に「天は必ず戒(かい)を持ち善事(ぜんじ)を行う者を守る」(同1345ページ、通解)と断言されているように、諸天善神は妙法を受持する者を必ず守護するのである。

◆貫いてこそ幸福

 一、大聖人は厳しく戒められた。

 「わが一門の中でも、信心を貫き通せない人々は、(初めから信じないよりも)かえって罪がある」(同1168ページ、通解)

 せっかく信心したのに、退転したり敵対する。その罪は、正法を知らないときよりも重い。これは当然の道理といえよう。

なかには、「そんなに厳しいのなら、最初から信心しなければよかった」(笑い)と言う人もいるかもしれない。しかし、もう、してしまったのだから(大笑い)、始めた以上は、やりぬくことだ。そこに幸福の直道

(じきどう)がある。やった分だけ得をする。信心をした人は、世界最高の偉大な使命を担った人なのである。

 「聖愚問答抄(しょうぐもんどうしょう)」には、こう仰せである。

 「『邪(じゃ)』と『正(せい)』が肩を並べて立ち、『大乗』と『小乗』が優劣を争う時には、万事をさしおいて諸法を責めなさい。これが折伏修行である。

 この旨を知らないで、授受・折伏の方法を誤るならば、成仏できないだけでなく、かえって悪道に堕ちるということは、法華経涅槃経に確かに説かれている」(同494ページ、通解)

 末法の修行折伏である。折伏とは「正義」と「真実」を語り抜くことだ。邪義を屈伏させる大言論戦である。

 ここに安穏の社会を築く根本の道がある。それを日々、実践しておられるのが、わが尊き同志の皆さまである。

◆「希望」を持て!

 一、ヘミングウェイといえば、名作『老人と海』などで知られるアメリカ作家である。

 彼は、小説日はまた昇る』に、こう綴っている。

 「ひとつのとこからよそへ移ってみたって、君自身からは逃げられないんだよ」(高村勝治訳、『ヘミングウェイ全集3』所収、三笠書房

 その通りである。人間だれしも、自分自身から逃れられない。

 どんなに素晴らしい相手と結婚しても、どんなに環境を変えてみても、自分自身が変わらなければ、何も変わらない。

 自分自身が幸福をつくるのだ。福運をつけていくのだ。人間革命しかない。

 ロシアの大詩人プーシキンは記している。

 「希望を持ちましょう、 ── 希望を持つことはつねによいことなのです」(池田健太郎訳「書簡」から、『プーシキン全集6』所収、河出書房新社

 わが胸中に希望の火を赤々と燃やしながら、人間革命の大道を朗らかに進みましょう!

◆仏法史上の壮挙

 一、重ねて、創立75周年、本当におめでとう! (大拍手

 「一閻浮提(いちえんぶだい=全世界)広宣流布」 ── この日蓮大聖人の仰せの通りに、わが創価学会は190の国と地域に妙法を広めた。

 「難来るを以て安楽」(御書750ページ) ── この御聖訓のままに、学会は、ありとあらゆる難を乗り越えた。「三類の強敵」との大闘争を、すべて勝ちきってきた。

 仏法史上、未曽有(みぞう)の壮挙である。

 「如説修行」(にょせつしゅぎょう=仏の教え通りに修行すること)の皆さまの功徳は、あまりにも大きく、あまりにも深い。子孫末代まで決して尽きることはない。

 一、広布と人生を戦い、勝ちゆく力 ── それは題目である。

 我々には、絶対勝利の信心がある。それなのに、真剣な祈りもなく、勝利できなければ、大聖人に申し訳がない。

 大聖人は、あの封建的な時代にあって、女性の門下を「これほどまでに」と思うほど大事にされ、宣揚(せんよう)された。

 学会も、婦人部、女子部の題目に守られてきた。女性の勇気、女性の突き抜けた確信があるから勝ってきた。

 私は最大に感謝申し上げたい(大拍手)。

 一、反対に、この清浄な世界を守るためには、名聞名利のために学会を利用し、同志を裏切る人間を絶対に許してはならない。

 本当に悪い人間は、黙っていると、つけあがる。温情をもって接すると、さらに大きな悪事を働いて、恩を仇で返すものだ。ゆえに邪悪とは徹して戦い抜くことだ。それが正義を守ることになる。悪人をも救っていける。永遠に栄えるための道である。

◆「人間革命こそ人類生きる道」

 一、今や、法華経に説かれる「普賢菩薩(ふげんぼさつ)の守護」また「多宝(たほう)の証明」のごとく、世界から絶大なる支持と信頼が学会に寄せられている。

 連日、聖教新聞に掲載されているように、世界の良識の方々が、続々と創立75周年に祝賀のメッセージを寄せてくださった。学会本部にも大勢の客人が、お祝いに来られた。

 「人類の頭脳」と仰がれるローマクラブのホフライトネル名誉会長からも、真心こもるお祝いのメッセージをいただいた。

 博士と私は、対談集『見つめあう西と東 ── 人間革命地球革命』を、この11月18日を記念して発刊した。

 博士と初めてお会いしたのは1991年6月。

 「ヴィクトル・ユゴー文学記念館」の開館式の折のことである。スペインからパリまで、はるばる駆けつけてくださったのである。

 その時、私たちは、対談集を語り残すことを約し合った。

 「明日では遅すぎる。今日、何かしなければ! 」

 博士はこの決心で、人類未来のため、世界を駆け巡ってこられた。

 いきおい対談は、書簡等のやりとりも含め、互いに多忙な時間をこじ開けての作業となった。

 14年越しの対話が今回、一つの完結をみたことは、まことに感慨深い。

 これで、海外の知性との対談集は38を数えることになった。すべて、“戸田大学卒業生”として残した歴史である。

 一、対談集で、ホフライトネル博士は訴えられた。

 「私たちは、責任と慈愛をもって、次の世代に『生きる道』を準備しなければなりません。

 そのために必要なのは『人間革命』です。

 『人間革命』のみが、われわれの内なる潜在力を開発させ、自分が本来はいかなる存在であるのかを十分に自覚させ、それにふさわしい行動をとらせることができるのです。

 『人間革命』のみが、コンピューター人工衛星エンジンや機械、原子炉電子機器を、人類同胞や全宇宙のために有効に活用していく道を示せるのです」

 人類地球的問題群(もんだいぐん)を克服し、発展と共生の道を進んでいくためには「人間革命」しかない ── これが、博士結論であられる。

 博士が師と仰がれる、ローマクラブの創立者・ペッチェイ博士の信念も同じであった。

 私は小説人間革命』の「はじめに」に書いた。

 「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類宿命の転換をも可能にする」

 この「人間革命」の哲学を学び、広げた創価学会の75年の歩みが、いかに人類史を先取りした、重大な意義を持つものであったか。

 今、世界の良識が讃嘆してやまないのである(大拍手)。

◆家庭、地域に尽くす人が世界市民

 一、ホフライトネル博士と私は、「世界市民」のあり方についても、縷々(るる)、語り合った。

 博士は、こう述べておられる。

 「『世界市民』となるには、家庭にあって良き息子、娘、地域社会にあっては良き同僚、良き一員とならなくてはなりません。

 こうした根本の部分からこそ、より深い改革へのインパクトを与えることができるのです。

 これは会長が言われている『一人の人間が、その環境、地域、国、さらには世界までも変えることができる』という考えに通じるものです」

 重要な指摘である。

 創価学会、そしてSGI創価学会インタナショナル)は、一貫して「良き市民たれ」をモットーに進んできた。

 また、「一家和楽の信心」を永遠の指針の一つとしている。

 「世界市民」といっても、わが家庭、わが職場、わが地域から出発する以外にない。

 ここに、着実にして、確実なる変革への一歩があることを、改めて確認し合いたい。

 今、自分がいるところで、信念と情熱希望燃えて、立ち上がっていくことだ。

 自分自身が生まれ変わったように生き生きと進んでいくところから、わが組織も、わが地域も、新しい躍進(やくしん)が始まる。

◆基本に帰れ

 一、現実に、どれだけの人に仏法を語り、広宣流布を進めたか。どれだけの人を救い、ともに幸福の道を歩んできたのか。それこそが、人生の誉(ほま)れの歴史である。

 大阪の「折伏11111世帯」の金字塔をはじめ、私は常に、弘教の先頭に立ってきた。個人折伏をやりぬいてきた。

 幹部となり、多忙になったとしても、信仰者としての基本を忘れてはならない。

 ともあれ、人生は「まじめ」に徹することだ。

 立場や名誉を得て、いい気になったり、まじめにやっているふりをして、隠れて動いてみたり ── そうした生き方は、いつしか実像があらわになり、失敗に終わるものだ。

 広宣流布の活動を怠れば、人生の最期に必ず後悔する。子孫も苦しむ。

 反対に、まじめに広布に励んだ人は、堂々たる勝利の姿で人生を飾り、その功徳は、一家一族、子孫末代をも潤(うるお)していく。

 「まじめな人が最後は勝つ」 ── これが人生の鉄則であり、数多くの人間模様を見てきた私の結論である。

◆◆ 断固勝ち抜き 創価を守れや

外交戦の武器は勇気、誠実、根気

 一、わが青年部に、ホフライトネル博士言葉を贈りたい。

 「若さそれ自体に、困難に立ち向かう偉大な才能が秘められているのです。これこそ、若さゆえの純真さから生まれる“勇気”と呼ばれる希望の産物なのです」

 「若い」ということは、それだけで偉大な才能である。

 その才能とは「勇気」のことである。

 広宣流布は、いわば“究極の外交戦”である。

 何よりも、磁石のように相手の心を引きつける生命の力、学会の理念と正義を叫びきっていく勇気と執念がなければならない。

 また、広宣流布のためならば、労を厭(いと)わず、どんな所へも飛んでいく真っ正直さ、電光石火の行動力が必要である。

 そしてそれは、師弟に生き抜くと決めた時、わが生命から満々とわき起こるものである。

 一、外交戦の武器は、「勇気」に加えて「誠実」である。

 20世紀のイギリスで、「外交学の大家」と謳(うた)われるハロルド・ニコルソンは、書き記している。

 「外交がいやしくも有効であるためには誠実が必要である」(『外交』、斎藤眞・深谷満雄訳、東京大学出版会、以下同じ)

 相手がだれであれ、誠実を貫き通していくことだ。最後は「誠実」が勝利する。

 さらに、ニコルソンは戒めていた。

 「外交上欠陥とみなされるべきもの(中略)の中でも、個人的自惚(うぬぼ)れは確かにもっとも一般的でしかももっとも有害なものである」

 「無分別やたいていのヘマの根底には、自惚れがある」

 とともに、ニコルソンは、こうも教えている。

 「忍耐と根気もまた成功を望む交渉にとって必須のものである」

 いずれにせよ、広宣流布を推進する力は、立場や肩書にはない。あくまでも、人間としての振る舞いである。人格である。

 大聖人が「教主釈尊(きょうしゅしゃくそん)の出世の本懐は人の振舞(ふるまい)にて候(そうらい)けるぞ」(御書1174ページ)と仰せのごとく、仏法の偉大さの証(あかし)は、どこまでも実践する人の境涯に表れることを忘れてはならない。

◆◆ 〔題目の力〕に勝るものなし 

       ── 全リーダーが拡大の先頭に立て

◆◆≪チャップリン≫ 僕は僕の理想に突進する

◆必死の一念こそ

 一、ところで、第2総東京の大発展の原動力は何か?

 何人かの人に聞いてみたが、やはり、婦人部の皆さんの「真剣さ」であるとの点で一致していた(大拍手)。

 ともかく、人の胸を打つのは「真剣さ」である。「必死の一念」である。そこから、勝つための智慧もわき出てくるものだ。

 御本尊へのひたぶるな「信力」「行力」によって、偉大なる「仏力」「法力」があらわれる。

 それが仏法の法則である。

 「これだけやったから、もういいだろう」

 「このへんでやめておこう」と手を抜いてしまえば、それ以上は絶対に前に進まない。

 妙法の力は、無限である。すべてに勝ち抜いていけるのである。

 喜劇王チャップリンは声高く叫んだ。

 「最高の不幸は、あきらめるということである」(鈴木力衛・清水馨訳『チャップリン』から、岩波書店

 「僕は僕の理想に突進する」(鈴木傳明著展国王チャップリン実業之日本社

 今、まさに創立75周年の総仕上げの時。

 もう一歩、あと一歩の執念で、わが目標の完遂へ勇んで突き進んでまいりたい(大拍手)。

立川で戦った!

 一、学会破壊の嵐が吹き荒れた、あの第1次宗門事件。

 このとき、三類の強敵との熾烈(しれつ)な攻防戦の牙城(がじょう)となったのが、第2総東京立川文化会館であった。

 未来の発展を見すえた第2総東京の本格的な建設を、私は、立川から始めたのである。

 嵐に揺るがぬ“信心の黄金城”を、立川に築いてみせる ── それが私の決心であった。

 そして、懸命に東京23区を固めながら、時間を見つけては、何度も立川文化会館を訪れた。

 そこで、反転攻勢の時をまち、時をつくり、厳然と広宣流布の指揮を執ったのである。

 学会が一番大変なときであった。立川文化会館で、私とともに戦ってくれた同志のことは、今もって忘れることはない。

 一、ロシアの文豪ドストエフスキーは叫んだ。

 「真実太陽と同じことで、隠すわけにはゆかない」(米川正夫訳『ドストエーフスキイ全集15』河出書房新社

 この世界は、「真実」と「虚偽」との戦いである。

 真実太陽が昇れば、虚偽の闇は消える。

 青年部の諸君は、いかなる時代にあっても、正義太陽と輝いてもらいたい。

 わが青年部に一首を贈りたい。

  偉大なる

    我が弟子たらん 

         君なれば

    断固 勝ち抜き

        創価を護れや

◆恐るる心なし!

 一、日蓮大聖人の御生涯は、謗法(ほうぼう)を打ち破り、妙法流布を成し遂げるために、闘争また闘争の連続であられた。

 大聖人は仰せである。

 「今日蓮は去ぬる建長五年癸丑(みずのと・うし)四月二十八日より今年弘安三年太歳(たいさい)庚辰(かのえ・たつ)十二月にいたるまで二十八年が間又他事(たじ)なし、只妙法蓮華経の七字五字を日本国の一切衆生の口に入れんとはげむ計りなり」(御書585ページ)

 妙法を断じて広宣流布してみせる! ── これが大聖人の御心であった。

 また、このようにも仰せである。

 「生年(しょうねん)三十二より今年五十四に至るまで二十余年の間・或は寺を追い出され・或は処をお(逐)われ・或は親類を煩(わずら)はされ・或は夜打ちにあひ・或は合戦(かっせん)にあひ・或は悪口(あっく)数をしらず・或は打たれ或は手を負(お)う・或は弟子を殺され或は頸(くび)を切られんとし・或は流罪両度に及べり、二十余年が間・一時片時(かたとき)も心安き事なし」(同1514ページ)

 文字通りの迫害連続の日々であられた。

 しかし、こうしたなかにあって、大聖人は、厳然と叫ばれている。

 「日蓮一度もしりぞく心なし」(同1224ページ)

 「いまだこりず候」(同1056ページ)と。

 そして弟子ならば、大聖人のごとく、広宣流布のために戦い抜くことを繰り返し訴えられた。

 「月月・日日につよ(強)り給へ・すこしもたゆ(擁)む心あらば魔たよりをうべし」(同1190ページ)

 「すこしも・をづ(畏)る心なかれ」(同1084ページ)

 「すこしも・をそるる心なかれ」(同1091ページ)

 「いよいよ・はりあげてせむべし、設(たと)ひ命に及ぶともすこしも・ひるむ事なかれ」(同1090ページ)

 「いかに強敵(ごうてき)重なるとも・ゆめゆめ退する心なかれ恐るる心なかれ」(同504ページ)

 「我が弟子等は師子王の子となりて群狐(ぐんこ)に笑わるる事なかれ」(同1589ページ)

 この勇敢なる師子王の大闘争こそ、日蓮仏法の魂である。

 一、学会伝統の任用試験が、いよいよ、あさって(20日)に迫った。

 真剣に教学研鑚に励む同志の健闘を讃え、「必ず三障四魔と申す障(さわり)いできたれば賢者はよろこび愚者は退(しりぞ)く」(同1091ページ)との一節を贈りたい。

 教学への挑戦が一生の信心の骨格をつくる。

 全員が悔いなく学び抜いて、「信心の勝利」の栄冠をつかんでいただきたい。

◆◆≪創価の父≫ 私の後に必ず青年が続く

◆忘恩の罪は重大

 一、建治3年(1277年)の11月18日、日蓮大聖人は、下総(しもうさ=千葉県の一部等)の弟子・大田乗明(じょうみょう)の夫人に御手紙を認(したた)められた。

 夫人は、厳寒の身延におられた大聖人に、厚綿(あつわた)を縫い込んだ小袖(こそで)をお届けした。

 それに対する、大聖人の御礼の御手紙である。

 そのなかで、大聖人は「八寒地獄(はっかんじごく)」について触れられ、「寒さに責められて、下あごが自然にわなわなと震えて声を発する」「寒さに責められて、身体が裂ける」等と、その厳しいありさまを綴られている。<御書1013ページ>

 それでは、どのような者が、こうした苦しみに堕ちるのか。

 それは、「人の衣服を盗み取り」「父母や師匠などが寒そうにしているのを見ていながら、自分は厚い着物を着て、温かくして昼夜を過ごす」者が、この地獄に堕ちると仰せである。

 父母や師匠などの大恩を踏みにじる輩が、この地獄に堕ちることはまちがいない。

 「忘恩」の罪は、これほどまでに重い。

 まことに峻厳たる御文である。

 逆に、美しき「知恩(ちおん)」「報恩」の信心の人が、どれほど大きな福徳に包まれていくか。

 大聖人は、夫人への御手紙に、こう仰せである。

 「今、法華経に衣服を御供養たてまつる女性がおられます。

 その貴女は、後生(ごしょう)に八寒地獄の苦を免(まぬか)れられるだけでなく、今生には大難を除き、その功徳の余りを、男女の子どもたちに及ぼし、衣服に衣服を重ね、色に色を重ねるように、無量に福徳を積まれることでありましょう」(同1013ページ、通解)

 広宣流布のため、妙法のため、真心を尽くしゆく創価の同志の功徳は、生々世々、子々孫々にわたって、まさに無量無辺なのである。

 一、昭和19年(1944年)、61年前のきょう、午前6時過ぎ、私どもの創立の父・牧口先生は、昇りゆく夜明け太陽のなかで、崇高なる殉教のご生涯を終えられた。

 牧口先生は、「私の足跡の後に、必ず青年が続々と続く」と確信しておられた。

 牧口先生の後継たる私たちは、この「創立の日」「殉教の日」を迎えるたびに、昇りゆく旭日のように、生き生きと若々しく生命力を光り輝かせていきたい。

 そして牧口先生のごとく、背筋に金(きん)が貫かれたような毅然(きぜん)たる姿で、今世の使命の劇を威風堂々と飾っていくことだ。

 「軍(いくさ)やむ事なし」(同502ページ) ── この御聖訓を、わが生命に響かせながら、いよいよ朗らかに、いよいよ力強く前進してまいりたい。

 一、たゆみなく前進を続けたナポレオンの信条にこうある。

 「働くためには上機嫌でなければならない」(柳澤恭雄訳『戦争政治人間 ── ナポレオン言葉』河出書房)

 いつも、生き生きと仕事をしてまいりたい。

 すべてを味方に変えながら!

 さらに、名作『若草物語』の作者オルコットの一節を紹介したい。

 「わたしの武器、それは『弁舌』」(師岡愛子編著『ルイザ・メイ・オルコット ── 「若草物語」への道』から、表現社

 我らの武器も、言論である。声である。「声仏事を為す」(御書708ページ)である。

 さらにまた、「『希望をもって忙しく』というのがうちのモットーでしょう」(吉田勝江訳『着草物語角川文庫)と。

 安逸(あんいつ)に喜びなし!

 忙しい毎日のなかにこそ、充実があり、成長がある。それは皆さんが一番よくご存じであろう。

 どうか、ともどもに健康第一で、生命力豊かに、新たなる拡大の道を開いていきましょう!

 結びに、創立記念日を祝し、全国・全世界の同志に3首の和歌を贈り、私のスピーチといたします。

  晴ればれと

   光に包まれ

     皆様と

   創立記念日

      祝う朝かな

  千万の

    同志とともに

       この日をば

    勝ちて祝さむ

       万歳 叫びて

  晴れやかに

    創立記念日

       祝賀せむ

     君も私も

       勝利の王者と

 長時間、ありがとう

 風邪などひかれませんように。また、お会いしましよう! (大拍手


第2総東京最高協議会

【だいにそうとうきょうさいこうきょうぎかい】

2005年11月に行われた、第2総東京の幹部を対告衆とした、協議会における指導。学会創立75周年を祝すと同時に、仏法の正邪の厳格さ・学会で一番偉い人は誰か、また師弟を根本とした生涯不退転の信心を再確認され、2006年より始まる総仕上げの5カ年を一歩も退することなく、前進していこうと呼びかけられた。

以下、

池田名誉会長のスピーチ】

 一、天も晴れ、地も晴れ、心も晴れわたる学会「創立75周年の「創立の日」、おめでとう!(大一拍手

 ここ第2総東京をはじめ、全国の婦人部の皆さまの祈りを映すように、きょうは素晴らしい大晴天となった。

 白雪(はくせつ)を冠した富士も、今朝は昇りゆく太陽に、ひときわ荘厳に光り輝いていた。

 一、アメリカの民衆詩人ホイットマンは高らかに謳った。

 「かくしゃくとした老齢の女性、その年季の入った快活さ、元気旺盛な子どもを育て上げ、達成感でついに迎える休養と満足と思索の日々 ── これ以上に美しく、啓発的で、特筆すべきものを私は知らない」

 広布に生きる多宝会の姿ほど美しく、神々しいものはないと私は思う。

 一番偉い人とは、だれか。ホイットマンは言う。

 「私は、いつもは表に現れない、忘れられたような陰の人々に大きな尊敬の念を持っている。結局は、そのような目立たない無名の人たちが一番偉いんだよ」

 広宣流布に行動する無名の学会員こそが一番偉い。最前線の同志を、そして陰で一切を支えてくれた尊き友を、私は最大に讃えたい(大拍手)。

◆「夢の中の栄え」に惑わされるな

 一、日蓮大聖人は仰せである。

 「(衆生は)ある時は人に生まれて、諸の国王・大臣・公卿・殿上人(てんじょうびと)などの身となって、これほどの楽しみはないと思い、少しばかりの果報を得て十分であると思い、喜び合っている。これを仏は、“夢の中の栄えであり、幻の楽しみである。ただ法華経を持って、速(すみ)やかに仏になるべきである”と説かれたのである」(御書386ページ、通解)

 虚栄の幸福に惑わされてはいけない。

 どんなに高い社会的地位を得ても、それは永遠には続かない。「夢の中の栄え」であり、幻のようなものだ。

 御本尊を持ち、題目をあげ、広宣流布に生き抜く人生は、絶対に崩れない大福徳を積むことができる。ここにこそ「現実幸福」があるのだ。

 さらに、御書に「天は必ず戒(かい)を持ち善事(ぜんじ)を行う者を守る」(同1345ページ、通解)と断言されているように、諸天善神は妙法を受持する者を必ず守護するのである。

◆貫いてこそ幸福

 一、大聖人は厳しく戒められた。

 「わが一門の中でも、信心を貫き通せない人々は、(初めから信じないよりも)かえって罪がある」(同1168ページ、通解)

 せっかく信心したのに、退転したり敵対する。その罪は、正法を知らないときよりも重い。これは当然の道理といえよう。

なかには、「そんなに厳しいのなら、最初から信心しなければよかった」(笑い)と言う人もいるかもしれない。しかし、もう、してしまったのだから(大笑い)、始めた以上は、やりぬくことだ。そこに幸福の直道

(じきどう)がある。やった分だけ得をする。信心をした人は、世界最高の偉大な使命を担った人なのである。

 「聖愚問答抄(しょうぐもんどうしょう)」には、こう仰せである。

 「『邪(じゃ)』と『正(せい)』が肩を並べて立ち、『大乗』と『小乗』が優劣を争う時には、万事をさしおいて諸法を責めなさい。これが折伏修行である。

 この旨を知らないで、授受・折伏の方法を誤るならば、成仏できないだけでなく、かえって悪道に堕ちるということは、法華経涅槃経に確かに説かれている」(同494ページ、通解)

 末法の修行折伏である。折伏とは「正義」と「真実」を語り抜くことだ。邪義を屈伏させる大言論戦である。

 ここに安穏の社会を築く根本の道がある。それを日々、実践しておられるのが、わが尊き同志の皆さまである。

◆「希望」を持て!

 一、ヘミングウェイといえば、名作『老人と海』などで知られるアメリカ作家である。

 彼は、小説日はまた昇る』に、こう綴っている。

 「ひとつのとこからよそへ移ってみたって、君自身からは逃げられないんだよ」(高村勝治訳、『ヘミングウェイ全集3』所収、三笠書房

 その通りである。人間だれしも、自分自身から逃れられない。

 どんなに素晴らしい相手と結婚しても、どんなに環境を変えてみても、自分自身が変わらなければ、何も変わらない。

 自分自身が幸福をつくるのだ。福運をつけていくのだ。人間革命しかない。

 ロシアの大詩人プーシキンは記している。

 「希望を持ちましょう、 ── 希望を持つことはつねによいことなのです」(池田健太郎訳「書簡」から、『プーシキン全集6』所収、河出書房新社

 わが胸中に希望の火を赤々と燃やしながら、人間革命の大道を朗らかに進みましょう!

◆仏法史上の壮挙

 一、重ねて、創立75周年、本当におめでとう! (大拍手

 「一閻浮提(いちえんぶだい=全世界)広宣流布」 ── この日蓮大聖人の仰せの通りに、わが創価学会は190の国と地域に妙法を広めた。

 「難来るを以て安楽」(御書750ページ) ── この御聖訓のままに、学会は、ありとあらゆる難を乗り越えた。「三類の強敵」との大闘争を、すべて勝ちきってきた。

 仏法史上、未曽有(みぞう)の壮挙である。

 「如説修行」(にょせつしゅぎょう=仏の教え通りに修行すること)の皆さまの功徳は、あまりにも大きく、あまりにも深い。子孫末代まで決して尽きることはない。

 一、広布と人生を戦い、勝ちゆく力 ── それは題目である。

 我々には、絶対勝利の信心がある。それなのに、真剣な祈りもなく、勝利できなければ、大聖人に申し訳がない。

 大聖人は、あの封建的な時代にあって、女性の門下を「これほどまでに」と思うほど大事にされ、宣揚(せんよう)された。

 学会も、婦人部、女子部の題目に守られてきた。女性の勇気、女性の突き抜けた確信があるから勝ってきた。

 私は最大に感謝申し上げたい(大拍手)。

 一、反対に、この清浄な世界を守るためには、名聞名利のために学会を利用し、同志を裏切る人間を絶対に許してはならない。

 本当に悪い人間は、黙っていると、つけあがる。温情をもって接すると、さらに大きな悪事を働いて、恩を仇で返すものだ。ゆえに邪悪とは徹して戦い抜くことだ。それが正義を守ることになる。悪人をも救っていける。永遠に栄えるための道である。

◆「人間革命こそ人類生きる道」

 一、今や、法華経に説かれる「普賢菩薩(ふげんぼさつ)の守護」また「多宝(たほう)の証明」のごとく、世界から絶大なる支持と信頼が学会に寄せられている。

 連日、聖教新聞に掲載されているように、世界の良識の方々が、続々と創立75周年に祝賀のメッセージを寄せてくださった。学会本部にも大勢の客人が、お祝いに来られた。

 「人類の頭脳」と仰がれるローマクラブのホフライトネル名誉会長からも、真心こもるお祝いのメッセージをいただいた。

 博士と私は、対談集『見つめあう西と東 ── 人間革命地球革命』を、この11月18日を記念して発刊した。

 博士と初めてお会いしたのは1991年6月。

 「ヴィクトル・ユゴー文学記念館」の開館式の折のことである。スペインからパリまで、はるばる駆けつけてくださったのである。

 その時、私たちは、対談集を語り残すことを約し合った。

 「明日では遅すぎる。今日、何かしなければ! 」

 博士はこの決心で、人類未来のため、世界を駆け巡ってこられた。

 いきおい対談は、書簡等のやりとりも含め、互いに多忙な時間をこじ開けての作業となった。

 14年越しの対話が今回、一つの完結をみたことは、まことに感慨深い。

 これで、海外の知性との対談集は38を数えることになった。すべて、“戸田大学卒業生”として残した歴史である。

 一、対談集で、ホフライトネル博士は訴えられた。

 「私たちは、責任と慈愛をもって、次の世代に『生きる道』を準備しなければなりません。

 そのために必要なのは『人間革命』です。

 『人間革命』のみが、われわれの内なる潜在力を開発させ、自分が本来はいかなる存在であるのかを十分に自覚させ、それにふさわしい行動をとらせることができるのです。

 『人間革命』のみが、コンピューター人工衛星エンジンや機械、原子炉電子機器を、人類同胞や全宇宙のために有効に活用していく道を示せるのです」

 人類地球的問題群(もんだいぐん)を克服し、発展と共生の道を進んでいくためには「人間革命」しかない ── これが、博士結論であられる。

 博士が師と仰がれる、ローマクラブの創立者・ペッチェイ博士の信念も同じであった。

 私は小説人間革命』の「はじめに」に書いた。

 「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類宿命の転換をも可能にする」

 この「人間革命」の哲学を学び、広げた創価学会の75年の歩みが、いかに人類史を先取りした、重大な意義を持つものであったか。

 今、世界の良識が讃嘆してやまないのである(大拍手)。

◆家庭、地域に尽くす人が世界市民

 一、ホフライトネル博士と私は、「世界市民」のあり方についても、縷々(るる)、語り合った。

 博士は、こう述べておられる。

 「『世界市民』となるには、家庭にあって良き息子、娘、地域社会にあっては良き同僚、良き一員とならなくてはなりません。

 こうした根本の部分からこそ、より深い改革へのインパクトを与えることができるのです。

 これは会長が言われている『一人の人間が、その環境、地域、国、さらには世界までも変えることができる』という考えに通じるものです」

 重要な指摘である。

 創価学会、そしてSGI創価学会インタナショナル)は、一貫して「良き市民たれ」をモットーに進んできた。

 また、「一家和楽の信心」を永遠の指針の一つとしている。

 「世界市民」といっても、わが家庭、わが職場、わが地域から出発する以外にない。

 ここに、着実にして、確実なる変革への一歩があることを、改めて確認し合いたい。

 今、自分がいるところで、信念と情熱希望燃えて、立ち上がっていくことだ。

 自分自身が生まれ変わったように生き生きと進んでいくところから、わが組織も、わが地域も、新しい躍進(やくしん)が始まる。

◆基本に帰れ

 一、現実に、どれだけの人に仏法を語り、広宣流布を進めたか。どれだけの人を救い、ともに幸福の道を歩んできたのか。それこそが、人生の誉(ほま)れの歴史である。

 大阪の「折伏11111世帯」の金字塔をはじめ、私は常に、弘教の先頭に立ってきた。個人折伏をやりぬいてきた。

 幹部となり、多忙になったとしても、信仰者としての基本を忘れてはならない。

 ともあれ、人生は「まじめ」に徹することだ。

 立場や名誉を得て、いい気になったり、まじめにやっているふりをして、隠れて動いてみたり ── そうした生き方は、いつしか実像があらわになり、失敗に終わるものだ。

 広宣流布の活動を怠れば、人生の最期に必ず後悔する。子孫も苦しむ。

 反対に、まじめに広布に励んだ人は、堂々たる勝利の姿で人生を飾り、その功徳は、一家一族、子孫末代をも潤(うるお)していく。

 「まじめな人が最後は勝つ」 ── これが人生の鉄則であり、数多くの人間模様を見てきた私の結論である。

◆◆ 断固勝ち抜き 創価を守れや

外交戦の武器は勇気、誠実、根気

 一、わが青年部に、ホフライトネル博士言葉を贈りたい。

 「若さそれ自体に、困難に立ち向かう偉大な才能が秘められているのです。これこそ、若さゆえの純真さから生まれる“勇気”と呼ばれる希望の産物なのです」

 「若い」ということは、それだけで偉大な才能である。

 その才能とは「勇気」のことである。

 広宣流布は、いわば“究極の外交戦”である。

 何よりも、磁石のように相手の心を引きつける生命の力、学会の理念と正義を叫びきっていく勇気と執念がなければならない。

 また、広宣流布のためならば、労を厭(いと)わず、どんな所へも飛んでいく真っ正直さ、電光石火の行動力が必要である。

 そしてそれは、師弟に生き抜くと決めた時、わが生命から満々とわき起こるものである。

 一、外交戦の武器は、「勇気」に加えて「誠実」である。

 20世紀のイギリスで、「外交学の大家」と謳(うた)われるハロルド・ニコルソンは、書き記している。

 「外交がいやしくも有効であるためには誠実が必要である」(『外交』、斎藤眞・深谷満雄訳、東京大学出版会、以下同じ)

 相手がだれであれ、誠実を貫き通していくことだ。最後は「誠実」が勝利する。

 さらに、ニコルソンは戒めていた。

 「外交上欠陥とみなされるべきもの(中略)の中でも、個人的自惚(うぬぼ)れは確かにもっとも一般的でしかももっとも有害なものである」

 「無分別やたいていのヘマの根底には、自惚れがある」

 とともに、ニコルソンは、こうも教えている。

 「忍耐と根気もまた成功を望む交渉にとって必須のものである」

 いずれにせよ、広宣流布を推進する力は、立場や肩書にはない。あくまでも、人間としての振る舞いである。人格である。

 大聖人が「教主釈尊(きょうしゅしゃくそん)の出世の本懐は人の振舞(ふるまい)にて候(そうらい)けるぞ」(御書1174ページ)と仰せのごとく、仏法の偉大さの証(あかし)は、どこまでも実践する人の境涯に表れることを忘れてはならない。

◆◆ 〔題目の力〕に勝るものなし 

       ── 全リーダーが拡大の先頭に立て

◆◆≪チャップリン≫ 僕は僕の理想に突進する

◆必死の一念こそ

 一、ところで、第2総東京の大発展の原動力は何か?

 何人かの人に聞いてみたが、やはり、婦人部の皆さんの「真剣さ」であるとの点で一致していた(大拍手)。

 ともかく、人の胸を打つのは「真剣さ」である。「必死の一念」である。そこから、勝つための智慧もわき出てくるものだ。

 御本尊へのひたぶるな「信力」「行力」によって、偉大なる「仏力」「法力」があらわれる。

 それが仏法の法則である。

 「これだけやったから、もういいだろう」

 「このへんでやめておこう」と手を抜いてしまえば、それ以上は絶対に前に進まない。

 妙法の力は、無限である。すべてに勝ち抜いていけるのである。

 喜劇王チャップリンは声高く叫んだ。

 「最高の不幸は、あきらめるということである」(鈴木力衛・清水馨訳『チャップリン』から、岩波書店

 「僕は僕の理想に突進する」(鈴木傳明著展国王チャップリン実業之日本社

 今、まさに創立75周年の総仕上げの時。

 もう一歩、あと一歩の執念で、わが目標の完遂へ勇んで突き進んでまいりたい(大拍手)。

立川で戦った!

 一、学会破壊の嵐が吹き荒れた、あの第1次宗門事件。

 このとき、三類の強敵との熾烈(しれつ)な攻防戦の牙城(がじょう)となったのが、第2総東京立川文化会館であった。

 未来の発展を見すえた第2総東京の本格的な建設を、私は、立川から始めたのである。

 嵐に揺るがぬ“信心の黄金城”を、立川に築いてみせる ── それが私の決心であった。

 そして、懸命に東京23区を固めながら、時間を見つけては、何度も立川文化会館を訪れた。

 そこで、反転攻勢の時をまち、時をつくり、厳然と広宣流布の指揮を執ったのである。

 学会が一番大変なときであった。立川文化会館で、私とともに戦ってくれた同志のことは、今もって忘れることはない。

 一、ロシアの文豪ドストエフスキーは叫んだ。

 「真実太陽と同じことで、隠すわけにはゆかない」(米川正夫訳『ドストエーフスキイ全集15』河出書房新社

 この世界は、「真実」と「虚偽」との戦いである。

 真実太陽が昇れば、虚偽の闇は消える。

 青年部の諸君は、いかなる時代にあっても、正義太陽と輝いてもらいたい。

 わが青年部に一首を贈りたい。

  偉大なる

    我が弟子たらん 

         君なれば

    断固 勝ち抜き

        創価を護れや

◆恐るる心なし!

 一、日蓮大聖人の御生涯は、謗法(ほうぼう)を打ち破り、妙法流布を成し遂げるために、闘争また闘争の連続であられた。

 大聖人は仰せである。

 「今日蓮は去ぬる建長五年癸丑(みずのと・うし)四月二十八日より今年弘安三年太歳(たいさい)庚辰(かのえ・たつ)十二月にいたるまで二十八年が間又他事(たじ)なし、只妙法蓮華経の七字五字を日本国の一切衆生の口に入れんとはげむ計りなり」(御書585ページ)

 妙法を断じて広宣流布してみせる! ── これが大聖人の御心であった。

 また、このようにも仰せである。

 「生年(しょうねん)三十二より今年五十四に至るまで二十余年の間・或は寺を追い出され・或は処をお(逐)われ・或は親類を煩(わずら)はされ・或は夜打ちにあひ・或は合戦(かっせん)にあひ・或は悪口(あっく)数をしらず・或は打たれ或は手を負(お)う・或は弟子を殺され或は頸(くび)を切られんとし・或は流罪両度に及べり、二十余年が間・一時片時(かたとき)も心安き事なし」(同1514ページ)

 文字通りの迫害連続の日々であられた。

 しかし、こうしたなかにあって、大聖人は、厳然と叫ばれている。

 「日蓮一度もしりぞく心なし」(同1224ページ)

 「いまだこりず候」(同1056ページ)と。

 そして弟子ならば、大聖人のごとく、広宣流布のために戦い抜くことを繰り返し訴えられた。

 「月月・日日につよ(強)り給へ・すこしもたゆ(擁)む心あらば魔たよりをうべし」(同1190ページ)

 「すこしも・をづ(畏)る心なかれ」(同1084ページ)

 「すこしも・をそるる心なかれ」(同1091ページ)

 「いよいよ・はりあげてせむべし、設(たと)ひ命に及ぶともすこしも・ひるむ事なかれ」(同1090ページ)

 「いかに強敵(ごうてき)重なるとも・ゆめゆめ退する心なかれ恐るる心なかれ」(同504ページ)

 「我が弟子等は師子王の子となりて群狐(ぐんこ)に笑わるる事なかれ」(同1589ページ)

 この勇敢なる師子王の大闘争こそ、日蓮仏法の魂である。

 一、学会伝統の任用試験が、いよいよ、あさって(20日)に迫った。

 真剣に教学研鑚に励む同志の健闘を讃え、「必ず三障四魔と申す障(さわり)いできたれば賢者はよろこび愚者は退(しりぞ)く」(同1091ページ)との一節を贈りたい。

 教学への挑戦が一生の信心の骨格をつくる。

 全員が悔いなく学び抜いて、「信心の勝利」の栄冠をつかんでいただきたい。

◆◆≪創価の父≫ 私の後に必ず青年が続く

◆忘恩の罪は重大

 一、建治3年(1277年)の11月18日、日蓮大聖人は、下総(しもうさ=千葉県の一部等)の弟子・大田乗明(じょうみょう)の夫人に御手紙を認(したた)められた。

 夫人は、厳寒の身延におられた大聖人に、厚綿(あつわた)を縫い込んだ小袖(こそで)をお届けした。

 それに対する、大聖人の御礼の御手紙である。

 そのなかで、大聖人は「八寒地獄(はっかんじごく)」について触れられ、「寒さに責められて、下あごが自然にわなわなと震えて声を発する」「寒さに責められて、身体が裂ける」等と、その厳しいありさまを綴られている。<御書1013ページ>

 それでは、どのような者が、こうした苦しみに堕ちるのか。

 それは、「人の衣服を盗み取り」「父母や師匠などが寒そうにしているのを見ていながら、自分は厚い着物を着て、温かくして昼夜を過ごす」者が、この地獄に堕ちると仰せである。

 父母や師匠などの大恩を踏みにじる輩が、この地獄に堕ちることはまちがいない。

 「忘恩」の罪は、これほどまでに重い。

 まことに峻厳たる御文である。

 逆に、美しき「知恩(ちおん)」「報恩」の信心の人が、どれほど大きな福徳に包まれていくか。

 大聖人は、夫人への御手紙に、こう仰せである。

 「今、法華経に衣服を御供養たてまつる女性がおられます。

 その貴女は、後生(ごしょう)に八寒地獄の苦を免(まぬか)れられるだけでなく、今生には大難を除き、その功徳の余りを、男女の子どもたちに及ぼし、衣服に衣服を重ね、色に色を重ねるように、無量に福徳を積まれることでありましょう」(同1013ページ、通解)

 広宣流布のため、妙法のため、真心を尽くしゆく創価の同志の功徳は、生々世々、子々孫々にわたって、まさに無量無辺なのである。

 一、昭和19年(1944年)、61年前のきょう、午前6時過ぎ、私どもの創立の父・牧口先生は、昇りゆく夜明け太陽のなかで、崇高なる殉教のご生涯を終えられた。

 牧口先生は、「私の足跡の後に、必ず青年が続々と続く」と確信しておられた。

 牧口先生の後継たる私たちは、この「創立の日」「殉教の日」を迎えるたびに、昇りゆく旭日のように、生き生きと若々しく生命力を光り輝かせていきたい。

 そして牧口先生のごとく、背筋に金(きん)が貫かれたような毅然(きぜん)たる姿で、今世の使命の劇を威風堂々と飾っていくことだ。

 「軍(いくさ)やむ事なし」(同502ページ) ── この御聖訓を、わが生命に響かせながら、いよいよ朗らかに、いよいよ力強く前進してまいりたい。

 一、たゆみなく前進を続けたナポレオンの信条にこうある。

 「働くためには上機嫌でなければならない」(柳澤恭雄訳『戦争政治人間 ── ナポレオン言葉』河出書房)

 いつも、生き生きと仕事をしてまいりたい。

 すべてを味方に変えながら!

 さらに、名作『若草物語』の作者オルコットの一節を紹介したい。

 「わたしの武器、それは『弁舌』」(師岡愛子編著『ルイザ・メイ・オルコット ── 「若草物語」への道』から、表現社

 我らの武器も、言論である。声である。「声仏事を為す」(御書708ページ)である。

 さらにまた、「『希望をもって忙しく』というのがうちのモットーでしょう」(吉田勝江訳『着草物語角川文庫)と。

 安逸(あんいつ)に喜びなし!

 忙しい毎日のなかにこそ、充実があり、成長がある。それは皆さんが一番よくご存じであろう。

 どうか、ともどもに健康第一で、生命力豊かに、新たなる拡大の道を開いていきましょう!

 結びに、創立記念日を祝し、全国・全世界の同志に3首の和歌を贈り、私のスピーチといたします。

  晴ればれと

   光に包まれ

     皆様と

   創立記念日

      祝う朝かな

  千万の

    同志とともに

       この日をば

    勝ちて祝さむ

       万歳 叫びて

  晴れやかに

    創立記念日

       祝賀せむ

     君も私も

       勝利の王者と

 長時間、ありがとう

 風邪などひかれませんように。また、お会いしましよう! (大拍手

Demas Demas 2007/04/02 05:23Good site! Thanks. [url=http://useurl.us/34]teen sex[/url] <a href="http://useurl.us/34">teen sex</a> http://useurl.us/34 [url=http://useurl.us/35]free porno video[/url] <a href="http://useurl.us/35">free porno video</a> http://useurl.us/35 [url=http://useurl.us/36]free teen sex movie[/url] <a href="http://useurl.us/36">free teen sex movie</a> http://useurl.us/36 [url=http://useurl.us/37]free erotic video[/url] <a href="http://useurl.us/37">free erotic video</a> http://useurl.us/37

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2006-11-10女人成仏 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

女人成仏

【にょにんじょうぶつ】

女性の成仏。爾前経においては、二乗・悪人・女性は成仏が出来ないか禁じられていたが、法華経提婆達多品第十二・勧持品第十三)で、これらの衆生も成仏できることを明かした。このため(定説を覆した点で)重要な教典とされ、一時「提婆達多品」は中国の宮中に秘匿され、法華経は二十七品であった。

女人が不成仏とされたのは、当時のインド社会社会における身分・階級制によるところが大きく、また貪・愼・痴の三毒が強盛であると定義されるが、竜女即身成仏が実際は即身ではなく、男子に生まれ変わった点を考えれば、一念信解を以て衆生救済を誓って即身成仏とした事は、男性も妙法を心身共に行じなければ成仏出来ない事は当然の理である。

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2006-11-09五波羅蜜 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

五波羅蜜

【ごはらみつ】

布施・持戒・忍辱・精進・禅定(智慧を入れて六波羅蜜)の仏道修行根本

末法においては御本尊に対する「信」の一字に摂せられ、折伏に含まれる。

これら五つの修行をしないと成仏できない時期もあったが、あくまで仏法者としての最低の襟度を保ち民衆救済への自覚を促す為の自己規範として制定されたものであったが、後に五波羅蜜自体が目的化され、この形式さえ踏襲すれば、仏道修行であると誤解し、仏道修行から逸脱する者が後を絶たなくなった。

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2006-11-08分別功徳品 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

分別功徳品

【ふんべつくどくほん】

法華経分別功徳品第十七」のこと。

在世の弟子の四信、滅後の弟子の五品を説いている。四信・五品ともに、最初は、一念信解・初随喜品とあることから、修行根本はどこにあるかを考え信仰をしていかねばならない。

分別功徳品

【ふんべつくどくほん】

法華経分別功徳品第十七」のこと。

在世の弟子の四信、滅後の弟子の五品を説いている。四信・五品ともに、最初は、一念信解・初随喜品とあることから、修行根本はどこにあるかを考え信仰をしていかねばならない。

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2006-11-07四信五品 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

四信五品

【ししんごほん】

分別功徳品第十七にとかれる

四信:1.一念信解 2.略解言諏 3.広為他説 4.深信観成

五品:1.初随喜品 2.読誦品 3.説法品 4.兼行六度品 5.正行六度品 (六度=六波羅蜜の事)

のこと。

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2006-11-06開会 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

開会

【かいえ】

開顕会融(かいこんえにゅう)・開顕会帰とも。

「開」には、開徐、即ちそれまで覆われていた障害物が除去されて真相が見えるという意味があり、

「会」には、融会(ゆうえ)、即ち独立していたものが統一される意味を持つ。

この開会を法に約せば、爾前に於いて教法の円融等を説くものの、二乗の人を会して成仏することを許可しないが、人に約せば、法華(円)経のみ、一切衆生の成仏が可能となる。

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2006-11-05印真言 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

印真言

【いんしんごん】

真言宗・または真言師の用いた邪義。真言師大日経には、印(手指を組んで行う祈祷)と真言があるが、法華経にはないという理由で、法華経を下した(理同事勝)。実態は原始的な呪術の範疇を出ないものであり、涅槃経に、幽霊の類いは認めないという禁誡、また大聖人も「法門をもって邪正を判じるべきで、それ以外の判断基準によってはならない」(趣意)と仰せの如く、仏の悟り・慈悲とは関係ない外道修行法。

印真言

【いんしんごん】

真言宗・または真言師の用いた邪義。真言師大日経には、印(手指を組んで行う祈祷)と真言があるが、法華経にはないという理由で、法華経を下した(理同事勝)。実態は原始的な呪術の範疇を出ないものであり、涅槃経に、幽霊の類いは認めないという禁誡、また大聖人も「法門をもって邪正を判じるべきで、それ以外の判断基準によってはならない」(趣意)と仰せの如く、仏の悟り・慈悲とは関係ない外道修行法。

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2006-11-04大日如来 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

大日如来

【だいにちにょらい】

法身仏(宇宙万物の根源の法を象徴化)。実体は大日経にも明かされず。あくまでも釈尊の法身の面を表した分身仏。

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2006-11-03不飲酒戒 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

不飲酒戒

【ふおんじゅかい】

小乗戒の根本をなす戒の一つ。

大聖人・戸田先生お酒はたしなまれたので、末法において一概に禁じることは飛躍した論理であるが、殺害をし、物を盗み、淫愛に耽り、「飲酒」をすると、叫喚地獄に堕すと仏法上は定義されている。

これは、末法以前、あるとき、五戒を持っていた在家男性信者が、旧友の訪問を受け、酒を強くすすめられるも、仏の強い戒めがあるとの理由で一度は断ったものの、結局酒を飲んでしまい、正念を失ってしまい、隣家の鶏を食べ(殺生・肉食)、隣家の妻が訪ねてきたのをこれを姦し(邪淫)、結局全ての五戒を破ってしまった。このような事件が契機となって、仏道修行者にとっては飲酒修行を妨げる為に、不飲酒を罪とし、戒とした。

冒頭に述べたように、大聖人の仏法は、円教の故、小乗の五戒は包摂されるが、飲酒の結果がもたらすものが、人生を狂わす場合があることは今日も変わらない。また、それ自体罪ではないかせ、結果として犯罪に至る可能性があるものとの認識小乗戒は形成されるが、時と所に応じて、仏が定めた戒を、「遮戒」という。

因に一般の婦女子ではなく、持戒の比丘尼(=仏道修行に励む婦女子)を甘言等をつかいたぶらかしたり、邪淫を行うことは、五逆罪(無間地獄)の一歩手前の大焦熱地獄の業因となる。これは、淨戒の比丘尼を犯す事は、厳密にはその者を仏法から退転させ、信を不信にかえ、結果として地獄に堕とさせてしまう故に、間接的な破和合僧、仏法への反逆行為となるからである。

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2006-11-02似破・能破 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

似破・能破

【じは・のうは】

他宗の法華経批判を大まかに二種にわけたときの分類法。破とは破折の意。

「似破」とは、内心は法華経の正しさを知りながらも表向きは法華経を下すが、法華経正義をより分明にする為にあえて背いていると考えられる場合もある。

「能破」とは、法華経の正しさを知らず自義が正しいと思い込み、本心から法華経を破している状態。

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2006-11-01空仮中の三諦 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

空仮中の三諦

【くうけちゅうのさんたい】

空諦・仮諦・中諦のこと。天台の摩訶止観等に説かれる。あらゆる存在、現象を3つの観点から捉えたもの。

空諦:全ての現象の本質が本来、有無や同別という概念のどちらにも偏しない状態であり、

仮諦:因縁によってもろもろの現象が実際に存在することであり、

中諦:空でも仮でもなく、絶対的真理をさす。

天台は、法華経からこれら3つは相互に別々の関係ではなく、互いに相即し、円満の関係(相即・円満ともに仏法では完全無欠、非の打ち所がないという意味)であるとし、法華経を“円融(えんにゅう)の三諦(‘さんだい’とも)”とした。

尚、別して御本尊を、中諦の本尊ということもある。

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