三十二相

三十二相

【さんじゅうにそう】

衆生の機根に応じて出現する仏が具(そな)えるべき三十二の特別の相をいう。仏がこの三十二相を現わして、見る者をして愛好尊敬せしめ、それによって仏が人中の天尊であり、衆聖の主であることを知らしめるためのもので、八十種好と併せて仏の相好(そうごう)という。ただし、三十二相は総であり、八十種好は別である。三十二相も八十種好がないと円満ではない。