三大秘法

三大秘法

【さんだいひほう】

三箇の秘法の意。

一大秘法である南無妙法蓮華経を本門に約し三義に開いたものをいう。

具体的には、「本門の題目」「本門の戒壇」「本門の本尊」の3つであり、更にこれをそれぞれ開けば「題目」については「読・誦」の二義があり、また「戒壇」については「義・事」の二義があり、また「本尊」については「人・法」の二義がある。これを「六大秘法」ということもある。

本門寿量品の経文に則してあてはめれば、本門の本尊は「時我(釈尊・仏界)及(菩薩界)衆僧(二乗)倶(六道)出」であり、本門の戒壇は「霊鷲山(法華行者の住所)」で、本門の題目は「一心欲見仏(信心) 不自惜身命(唱題行)」となる。

日蓮正宗では弘安2年10月12日に熱原の法難を契機として御図顕された「本門戒壇の大御本尊」に三大秘法が全て整足しているとして、この御本尊を(注)「三大秘法総在の御本尊」ということもある。

(注)五重玄義で説明すると、

名玄義:三大秘法総在の御本尊

用玄義:本門の戒壇

体玄義:本門の本尊

宗玄義:本門の題目

となる。

《開合の二義/正本堂/板本尊/日有/一念三千/如来寿量品/法本尊/御本尊/七箇相承》

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