三大秘法抄

三大秘法抄

【さんだいひほうしょう】

三大秘法禀承事 」のこと。「禀承」とは、相承のことで、冒頭、法華経『如来神力品第二十一』の結要付嘱の文を上げ、天台の五重玄義の依文を、大聖人は三大秘法の依文とされ、論を展開される。

本抄では、特に本門の戒壇についての言及があることから、王仏冥合論を論ずるにあたって重要な御書とされるが、戒壇建立の条件と時期をはき違えて、広宣流布達成の考え方についておよそ非現実的に解釈する門流もある。

創価学会においては、民衆の総意で建立された正本堂建立を以て実質的な「事」の戒法は達成したとし、もはやこれまでの大石寺教学に則った運動は昭和40~50年代に完成したことは『新・人間革命』第16巻「羽ばたき」の章等に明らかである。