三車火宅の譬え

三車火宅の譬え

【さんしゃかたくのたとえ】


七譬の一つ。出典は譬喩品第三。ある国の長者の家に火事が起こった際、中で遊んでいた子供たちに、長者が門外にある三車(羊車・鹿車・牛車)を与えると言って救出し、実際には三車に勝る大百牛車を与える。三車は三乗、大百牛車は一仏乗を譬え、更に長者は仏、子供は一切衆生を譬えている。