三障四魔

三障四魔

【さんしょうしま】

仏道修行の途上に生じる障害。三障は、1. 煩悩障=貪欲(とんよく)、瞋恚(しんに)、愚癡等の煩悩によって起こる障り。2. 業障=五逆罪や十悪等の業によって起こる障り。3. 報障=三悪道(地獄・餓鬼・畜生)等の苦報によって起こる障り。四魔は1.陰魔(おんま)=心身の構成要素とされる五陰(色・受・想・行・識)の上に現れる障魔。2.煩悩魔=煩悩によって仏道を妨げる魔。3.死魔=仏道修行者の死によって生ずる疑いや、若死(わかじに)によって仏道修行を妨げる魔。4.天子魔=第六天の魔王による働きで、他者の身に入り代わり、あらゆる働きかけをもって仏道修行を退転させようとする魔。