小松原の法難

小松原の法難

【こまつばらのほうなん】


今年も十一月十一日安房の国東条の松原と申す大路にして、申酉の時数百人の念仏等にまちかけられて候いて、日蓮は唯一人十人ばかりものの要にあふものはわづかに三四人なり、いるやはふるあめのごとしうつたちはいなづまのごとし、弟子一人は当座にうちとられ二人は大事のてにて候、自身もきられ打たれ結句にて候いし程に、いかが候いけんうちもらされていままでいきてはべり、いよいよ法華経こそ信心まさり候へ(1498頁)

【「南条兵衛七郎殿御書」 文永元年12月】