憂国の志士総結集せよ

憂国の志士総結集せよ

【ゆうこくのししそうけっしゅうせよ】

池田先生第一部隊長であった時に烈々たる気迫で青年部第2回総会戸田先生のもとへ結集しようと師子吼された檄文。前月の「我が親愛なる同志諸君に告ぐ」が部隊員900余名であったのに対し、本文では1000余名とあるから、短期間で100名近くの部員増があったことが窺われる。尚、「憂国の志士総結集せよ」原文は手書き。

※当時の字体は古字体であるので現代漢字に訳し、また原文の内容を文意にそぐわない限りにおいて一部略します。


本文

檄して第一部隊一千有余名の勇士諸君に告ぐ

我等青年の憂うる所 天下国家に在り、明治維新革命青年の飛躍によって成し遂げられたものである。今又昭和革命も我等青年によって成就せらるべきものにあらずや。

諸君、創価学会男子青年部は宗教革命の兵を挙げて以来今日に及び、七百二年を迎えるにあたって第二回総会を開催するのである。

この総会こそ、広宣流布途上における厳粛なる仏法上の大儀式であり、且又総会の持つ意義は重且大である。

見よ!(※1)総会の内容を、我等青年の意気と情熱を、そして全勢力をここに結集せるものである。

諸君、我等青年の志は大ならんことを要し、そして意気は壮ならんことを要するものである。

宗教革命こそ人生最高の目的にあらずや。本尊流布の闘争こそ、我が出世の本懐にあらずや。我等青年の真の生命こそ、久遠の理想実現に驀進する時に発揮するのである。

諸君、若し、大総会の儀式に参加出来得なければ、時代の流れに乗り切れず、永遠落伍者として、その汚名をこうむるは必定である。

諸君、青年はよろしくその青年たるの本分を発揮すべし、世は一場の春の夢である。七百一年の時は流れ、最早や過ぎ去らんとしている。再び七百一年という時は来ないのである。

心して此の一身を※2本門戒壇建立の闘争に殉じて悔ざる底の意気志業に感奮することを望み、第一部隊諸君の奮起を促すものである。

昭和二十八年十二月七日

第一部隊長  池 田 大 作


※1.男子青年部第2回総会

※2.文義に即して本門戒壇と意訳した