流通分

流通分

【るつうぶん】

流れ通わす意。中心の教えに基いてその弘通を明かすもの。一般に仏教典は序分、正宗分、流通分の三段に分けられる。

序分とは、準備段階の教え。

正宗分とは、その最も中心となる教説の述べられた部分。

流通分とは正宗分の教えを弘めるにあたっての展開の方法を述べた部分を言う。

釈尊一代を序・正・流通に分けると、

爾前諸経が序分

法華経が正宗分

涅槃経が流通分

となる。