真言亡国

真言亡国

【しんごんぼうこく】

「四箇の格言」の一つ。大聖人がこれを提唱された当時は、真言・禅・律・念仏宗各派が儀式のみの有名無実で僧侶も真の民衆救済に立ち上がる者は皆無といってよかった。

また相次ぐ天変地夭、政治の混乱、他国の侵略の恐怖を目の当たりにされ、一番苦しむのは一体誰なのか、これらを根本的に解決する力をもつ真の宗教は何処にあるのか?を探求すべく岩本実相寺に於いて一切教を数度読破され、「立正安国論」「守護国家論」等を述作された。


この時の結論が、あらゆる経典から釈尊の予言に基づき、文上ではご自身が末法に於ける民衆救済を託された上行菩薩であり、その旗印として南無妙法蓮華経を全世界に弘通する先駆者であるとのご確信に至る。

破折の主眼が「立正安国論」では念仏宗であり「守護国家論」が真言宗であるように、立宗者の当然の道理として、最高の宗教が出現した瞬間から、一切の宗教は邪教と化し、正法に反すればその反作用として不幸の原因に直結するとのご覚悟は宗教改革を根底とした民衆救済断行の決意のあらわれであり、ドグマや排斥主義から他宗を邪宗と見下すものではない。


従って当時の時勢から、健気な民衆を騙し、結果として不幸にたたき落とす思想・哲学を邪宗とされたのが根本精神であり、律宗のように現今既に影響力が皆無となった宗派がほとんどであることから、民衆の側に立たない、民衆を幸福に出来ないものと断固闘う精神こそ、四箇の格言の根本精神であるといえる。


因に池田先生1968年当時、今日における「大悪」とは、核兵器に他ならないと言われた。

改めて説明するまでもなく、現在の極邪宗は阿部日顕を領袖とする宗門一派であり、大悪である。