第一法師功徳の事

第一法師功徳の事

【だいいちほっしくどくのこと】

『御義口伝下』(762頁)「法師功徳品四箇の大事」にある4つの大事(大聖人独自の法華経の読み方)のうちの1番目。法師とは末法に於いては一往は指導者の事であり、再往は大聖人の事である。通じては大聖人に連なる門下は法師であり、また御本尊を信受し折伏を行じ、一切衆生を幸福へと導く仏法指導者、庶民の味方の異名ともいえる。


第一法師功徳の事

 御義口伝に云く法師とは※1五種法師なり功徳とは六根清浄の果報なり、所詮今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は六根清浄なり、※2されば妙法蓮華経の法の師と成つて大なる徳有るなり、功は幸と云う事なり又は※3悪を滅するを功と云い善を生ずるを徳と云うなり、功徳とは即身成仏なり又六根清浄なり、法華経の説文の如く修行するを六根清浄(しょうじょう)と得意可きなり云云。


※1受持即観心の義から、末法に於いては御本尊受持に五種の修行は摂せられる。(日如御前御返事(1245頁)、御義口伝(743・772・783頁等))

※2指導者の持つ法が、如何なる法に依拠するかが大事であり、指導者の持つ法の高低浅深によって国家の幸不幸が決定する。

※3再往折伏行をさす。この原理は折伏を含んだ信心の功徳によって、瓦器が宝器になり六根が我が身の幸福へと働きだすという事。