第三代会長就任挨拶

第三代会長就任挨拶

第三代会長就任挨拶

【だいさんだいかいちょうしゅうにんあいさつ】

昭和35(1960)年5月3日、創価学会第22回春期本部総会を兼ねた会長就任式に於ける池田先生の挨拶。


当日は正午入場式、秋谷青年部長の先導で、男女青年部203部隊旗の行進、本部旗入場(この日より本部旗手は竹入となった)、そして池田先生の入場、森田理事の経過報告、小泉理事長の理事長辞任挨拶、原島理事の会長推戴の言葉、そして池田先生の就任挨拶となった。


尚、この日の本部人事で、小泉理事長は最高顧問となり、原島理事長、辻指導部長、政治部長に石田、文化部長に竜、新理事として、鈴木文化部長、牛田統監部長、白木関西総支部長、小平教学部長が新理事となり、北条氏(第4代会長)は副理事長に就任し、部局としては多田教授(男子部長、当時)が副教学部長、山浦副教学部副部長は本部事務局(部長級)、小泉副総婦人部長、和泉(みよ)庶務部長、神尾中野支部長が本部指導部長に就任。


就任挨拶(宗門外護の時期であったので、今日の指導性と相違する部分もあるがママ記述)

若輩ではございますが、本日より戸田門下生を代表して、化儀の広宣流布をめざし、一歩前進への指揮をとらさせていただきます。


申すまでもなく、わが創価学会は、日蓮正宗の信者の団体であります。したがって、私どもは大御本尊様にお仕え申し上げ、御法主上人猊下に御奉公申し上げることが学会の根本精神であると信じます。

初代会長・牧口常三郎先生、また第二代会長・恩師である戸田城聖先生の、総本山に忠誠を尽くされたその心を心として、今、私は全学会員を代表して、日達上人猊下に、より以上の御忠誠を誓うものでございます。


創価学会は全大衆の最大の味方であります。敵は邪宗教です。邪宗教は人々を地獄に落とす。正法は仏にする。そのあらゆる、一切の不幸の本源は邪宗邪義にありと、日蓮大聖人様の御金言がございますが、その御金言どおりに獅子吼なされだのが、恩師戸田城聖先生であります。

その恩師戸田城聖先生の邪宗撲滅の大精神を精神として、今、再び門下生一同は、邪宗撲滅に猛然と襲いかかっていきたいと思うのでございます。


私はあくまで、恩師戸田城聖先生の教え、思想をば実践していく会長でいきたいと信じております。会長先生の幾多の将来への指針、御遺訓がございますが、その一つに、昭和33年2月の10日、その朝に「あと7年間で300万世帯の折伏をしような」と仰せになられたことが、私の頭脳にこびりついております。300万世帯ということは、深い深い、また先生の御意図があると思いますが、今、先生の教えのなかの、御遺訓のなかの一つである300万世帯の達成、すなわち恩師戸田城聖先生の七回忌の其の年いっぱいまでに、断固として、楽しく、そして仲良く、たくましく、300万世帯の遂行を、成し遂げたいと思う次第なのでございます。


また、戸田城聖先生は、お亡くなりになる寸前まで、「世界各国の名産を集めて、総本山に大客殿を建立しなさい」ということを、常々申されておりました。今、先生のその御遺訓を、同じく先生の七回忌までに、世紀の大客殿を総本山に御寄進申し上げたいと思うものでございます。

どうか、人のため、我が身のため、国のため、護法のため、全衆生のために、御本尊様を根本として、しみじみと大御本尊様の有さを感じつつ、邁進していきたいものと思い、以上をもって就任の挨拶と致します。