舎衛の三億

舎衛の三億

【しゃえのさんおく】

仏法の聞き難いことをいう。仏の在世に生まれ合わせても尚、仏を見ず、仏について聞かない者が多いことを、舎衛国の実例によって示したもの。

釈尊在世に仏法の広宣流布した舎衛国(しゃえこく)の9億(古代インドの億は現在の10万に相当)家の内、3分の1の三億は釈尊の教えを目の当たりに聞き、3分の1の三億は仏のいることを耳にしたが見たことはなく、また3分の1の三億は見たことはおろか聞いたこともなかったという。したがって全体の3分の1が入会すれば広宣流布といえる。