虚空会

虚空会

【こくうえ】

二処三会(にしょさんね)といって、法華経説法の儀式は、初めに霊鷲山(りょうじゅせん)、それから虚空会、最後にまた霊鷲山というように、霊山(りょうぜん)と虚空の二所で3回の説法の儀式が行われた。その一つが虚空会である。法華経の見宝塔品第十一の終わりから嘱累品第二十二の半ばまでは、仏も大衆もすべて虚空に在住する。これを虚空会と名づける。

宝塔品における宝塔の湧現、涌出品における地涌の菩薩の出現、寿量品における久遠の本地の開顕、神力品における滅後末法の妙法流布を地涌の菩薩へ付嘱したこと等が説かれる。

日蓮大聖人は、自ら悟られた南無妙法蓮華経という仏の生命を、虚空会儀式を借りて御本尊として図顕された。