輪廻

輪廻

【りんね】

輪廻転生のこと。仏教以前からインドにもギリシアにもあった思想。死んでは何かに生まれ、また死んでは生まれるといったサイクルを延々と繰り返すという考え方。インドでは紀元前1500年前後、アーリア人が侵入してくる以前からインドに住んでいた先住農耕民族が、いつの頃からか伝えてきたものが元になっているとされている。それが、本格的責任倫理として因果応報の原理は、アーリア人によって練り上げられた。文献に登場するのは紀元前8~7世紀頃。

古代ギリシアでは、ピュタゴラス(紀元前7世紀)やプラトンの言葉に輪廻思想を垣間見ることができる。

インドの輪廻説とギリシアの輪廻説とに影響があるかどうかは判ってない。

(『仏教誕生』宮元啓一/ちくま新書)

六道輪廻

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