須弥山

須弥山

【しゅみせん】

妙高または安明(あんみょう)と訳す。古代インド世界観で、世界の中央に位置するのが須弥山。その高さは水面より八万四千由旬(ゆじゅん)、水底また八万四千由旬、全体の高さは十六万八千由旬という高山があり、これを輪状に囲んで八つの山があり、おのおのの山と山とに囲まれた部分に海があり、そのいちばん外側の山に囲まれた海の中に四周(四つの大陸)がある。東方を弗婆提(ほつばだい)、南方を閻浮提(えんぶだい)、西方を瞿耶尼(くやに)、北方を欝単越(うったんのつ)という。月日もこの須弥山を中心として運行するとしている。現在インド北部のヒマラヤ山脈に同名の山が存在する。尚、須弥山をかたどったのが須弥壇(段)である。ヒマラヤにはエベレスト(8848m)を始めとする8000メートル級の山が9座あるが、単位は違えども「8」という数字が符号しているのが興味深い。

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