yasuyo-yoの求道辞典

2007-09-14闘諍堅固

闘諍堅固

【とうじょうけんご】

教義についての諍いが盛んに起きること。堅固とは、仏の予言が変動せず、固定していることをいう。釈尊滅後二千年の末法の初めの五百年で、釈尊の仏法の中において争いが絶えず起こり、そのために正しい教え(白法)が隠没する時代のこと。釈尊が、大乗経に滅後の時代を五百年ずつ五つに区切って仏法の移り変わりを予言したなかで、第五の五百歳として示したもの。大集経巻五十五に「我が滅後に於いて五百年中は、諸の比丘等猶お我が法に於いて、解脱堅固なり。次の五百年は、我が正法の禅定三昧堅固に住することを得。次の五百年は、読誦・多聞堅固に住することを得。次の五百年は我が法中に於いて、多くの塔寺を造りて、堅固に住することを得。次の五百年は我が法中に於いて、闘諍・言訟し、白法隠没し損減して堅固なり」とある。正・像・末の三時の中、末法の時代をいう。しかし、釈尊上行菩薩をはじめとする地涌の菩薩に対して、五濁悪世の末法に弘通することを付嘱している。

御書 上行菩薩結要付属口伝(542㌻)