yasuyo-yoの求道辞典

2007-09-19

無慈詐親即是彼怨

【むじさしんそくぜひおん】

「慈無くして詐(いつわ)り親しむは即ち是れ彼が怨(あだ)なり」と読む。涅槃経疏(ねはんきょうしょ)巻七の文。相手に対して慈悲の心なくて詐り親しむことは、かえって怨の行為となるとの意。章安大師涅槃経疎巻七に「仏法を壊乱するは、仏法の中の怨なり。慈無くして詐り親しむは是れ彼の人怨なり。能く糾治する者は、是れ護法の声聞、真の我が弟子なり。彼の為めに悪を除くは、即ち是れ彼が親なり」とある。日蓮大聖人は諸抄においてこの文を引かれて慈悲の行為である折伏を勧められている。

御書 真言諸宗違目(140㌻)開目抄(236㌻)