yasuyo-yoの求道辞典

2007-09-21

未曾暫廃

【みぞうざんぱい】

「未(いま)だ曾(かつ)て暫(しばら)くも廃(はい)せず」と読む。法華経如来寿量品第十六の文。仏が衆生を化導するために瞬時も説法を怠らないこと。法華文句巻九下に「虚もて引いて出づることを得るに、虚より出で而して実に入らざる者有ること無し・・・・・・皆な実にして虚ならず、仏事廃すること無しとは、即ち此の義なり」とあり、爾前の教説は方便権経(仮の教え)であるが、それは衆生の機根をととのえて法華経に帰依させる化導の方法であり、すべて真実であって虚偽ではないことになる。

御書 常忍抄(980㌻)

法華経 如来寿量品第十六(500㌻)