yasuyo-yoの求道辞典

2007-09-25

月天

【がってん】

月天子ともいう。梵語チャンドラ(Candra)の訳で戦捺羅(せんなら)旃陀羅(せんだら)、戦達羅(せんだら)と音写する。名月月天子、宝吉祥天子、月神、月ともいう。インド神話では月すなわち太陰(たいいん)を神格化したもの。仏教では十二天の一つとされる。長阿含経巻二十二には月天子は月宮殿に住すとある。慈恩の法華玄賛巻二には「大勢至を宝吉祥と名づけ、月天子と作す。即ち此れの名月なり」とあり、その本地は勢至菩薩とされる。また法華経序品第一には釈提桓因の眷属として名月天子の名がでており、諸天善神の一つとされている。

御書 種種御振舞御書(915㌻)