yasuyo-yoの求道辞典

2007-12-01仏乗

【ぶつじょう】

一切衆生を成仏させるための乗り物のこと。大乗経、特に法華経を譬えた語。仏乗とは仏法を乗り物に譬えて、煩悩や、業苦に苦しんでいる衆生を成仏の境涯に載せ運ぶという意。一仏乗ともいう。釈尊の一代聖教のすべては、総じてはみな仏乗といえるが、別していえば仏乗法華経にかぎる。爾前経は声聞乗や縁覚乗、菩薩乗のように衆生の機根に応じて説法したもので、一仏乗の法ではなく、一仏乗法華経を説くための方便の乗法であるからである。一仏乗とは衆生救済という仏の慈悲を根幹にした出世の本懐であり、法華経のことをさす。