yasuyo-yoの求道辞典

2007-11-14

三昧

【さんまい】

梵語サマーディの音写で三摩提、三摩帝、三摩地とも書き、定、正定、禅定、等持、等念などと訳す。サマーディのもともとの意味は、心を一つの処に定めて動じないことをいう。心を一つの対象に集中して散乱させないこと。古来インドにおいて行われた解脱や悟りを達成する一つの精神統一の方法であるとともに、それによって達成された精神状態をも意味する。仏教においてもサマーディ(三昧)は、仏道修行の不可欠の方法とされ、それによって修得された精神状態もさした。そのことは仏教の諸経典に無数の三昧が説かれているところからも明らかである。法華経においては無量義処三昧、法華三昧などがある。末法今日、日蓮大聖人の仏法においては、一心に三大秘法のご本尊に唱題する境地が三昧となる。

2007-11-06

得勝童子・徳勝童子

【とくしょうどうじ】

釈尊が王舎城で乞食行をしていたとき、砂で作った餅を供養した童子。童子はその功徳によって、釈尊滅後百年に阿育大王として生まれた。

2007-11-05

声仏事を為す

【こえぶつじをなす】

仏が声をもって衆生を説法教化すること。仏事は仏の所作のことで、衆生を救済する振る舞いをいう。娑婆世界では、音声が説法の手段である。仏教では、香や光が手段である世界も想定している。

2007-11-03

十羅刹女

【じゅうらせつにょ】

十人の羅刹女、悪鬼の女人のこと。法華経陀羅尼品第二十六に説かれる。藍婆(らんば)・毘藍婆(びらんば)曲歯(こくし)・華歯(けし)・黒歯(こくし)・多髪(たほつ)・無厭足(むえんぞく)持瓔珞(じようらく)・皇諦(こうだい)・奪一切衆生精気の十女。爾前の諸経では悪鬼とされたが、法華経に至って成仏を許されて善鬼となり、鬼子母神とともに法華経の行者を守護する諸天善神に列さられる。

2007-11-01

自受法楽

【じじゅほうらく】

「自ら法楽を受く」と読む。自受用法楽のこと。法楽は世間的な欲望充足の幸福である欲楽に対する語で、仏の悟りを享受する最高絶対の幸福をいう。